実績報告

看護師だより一覧

  • 皆さま、こんにちは。

    少しずつ落ち着いてきた新型コロナも、第2波とも取れる状況が全国的なニュースとなっています。

    感染しないよう引き続き、手洗い、消毒等の対策は徹底しましょう。

     

    7月も後半に入りましたが、未だ梅雨明けのニュースは聞くことができず。

    気温だけが夏を感じさせています。

     

    さて、今回の看護ブログはこの時期に耳にすることが多い食中毒についてです。

    梅雨時から夏にかけて心配なものに「食中毒」があります。

    夏の食中毒は菌が体内に入り、その菌が体内で毒素を作り出すことで発生するものが多いです。

    主な原因菌としてサルモネラ菌、カンピロバクター、病原性大腸菌などが挙げられます。

     

    サルモネラ菌は鶏肉や鶏卵に付着していることが多い細菌です。

    少量のサルモネラ菌を摂取しても食中毒になることはなく、卵1個や少量の鶏肉で発症することはまれです。

    理論上は1gほど鶏のフンを食べなければ発症しません。

    しかし、高温・高湿度では、爆発的に増殖するため、サルモネラ菌のついた食品を、夏の室温で放置しておくと危険です。

    6時間程度で発症レベルにまで増殖するといわれています。

    ちなみにサルモネラ菌は、低温に強く、冷凍保存しても死滅はしません。

     

    カンピロバクターは動物のフンにいる菌です。比較的少ない菌量(100個程度)で発症するといわれています。

    こちらも低温に強く、4℃でも長期間生存します。冷蔵庫の温度では死滅しません。

    近年、細菌性食中毒の中では発生件数が最も多く、年間300件、患者数にして2,000人程度おられるようです。

    またお肉だけではなく、魚介類を生で食べた場合にも発症する可能性があります。

     

    病原性大腸菌は、様々な種類があるのですが、最も注意しなければならないのが、腸管出血性大腸菌です。

    代表的なものにO-157があり、ニュースなどで見聞きしたことがあるかと思います。

    こちらも少量の菌(100個程度)で発症します。

    ベロ毒素という強い毒素を出し、溶血性尿毒症症候群というものを引き起こす場合があります。

    毒素によって赤血球が破壊され溶血がおき、腎不全を引き起こし、尿毒症を発症します。

    最近では、冷蔵・冷凍技術が上がり、夏の食中毒は少なくなってきています。

    とはいえ、油断は禁物です。どの菌が引き起こす食中毒も、生食や加熱不足による感染が多くなっています。

    夏場はしっかりと食品に火を通して食べるようにしましょう。

     

    食中毒に陥ると体力の低下も懸念されます。

    暑い夏を乗り切るには何より体力が必要ですので、安全に食し体力作りに努めましょう。

    また、ケアプラスで『心・頭・体』のリハビリにしっかり取り組みましょう。

  • ケアプラス宇和島 看護師便り~夏血栓~ 宇和島だより 看護師だより 2020年07月21日

    皆様こんにちは^^  ケアプラス宇和島 看護師の田村です。

    涼しい朝を迎える時もありますが日中は蒸し暑いですね。感染予防の為、欠かさずマスクを着用しているのでマスクの中は蒸し風呂状態・・・マスクを着けていることで、ついつい水分補給を忘れがちにも・・・^^;

    皆さんは、水分をしっかり摂っていますか?汗をかくことで体の水分が奪われ、血液の濃度が高くなって血の固まり「血栓」が出来ます。夏は知らぬまに血管が詰まりやすくなるとの事で、気温32℃を超えるとできやすく、猛暑日が増えるこれからが特に危険みたいですよ。

    そしてこれが「夏血栓」。耳にしたことないでしょうか?原因は日頃の何気ない行動による大きな落とし穴があるので、一緒に振り返ってみましょう(^o^)

    ・マスクを付けていると喉の渇きが感じにくいですか?

    ・お酒を飲みますか?

    ・椅子に座っている時間が長いですか?

    どうでしょう。当てはまる事はありましたか?

     

    血栓症の予防として大きく二つに分けてみました。

    1 定期的な運動(下肢を積極的に動かし、血液を滞らせない)

    座って出来る簡単な足の運動です。

    足先を上下に5~10回動かします。

    足首を回します。

    ふくらはぎを下から上に向かってマッサージしてみて下さい。

     

    下半身の血流はふくらはぎやふとももの大きな筋肉が収縮する事によりポンプの様な役割をし、下肢の血流を心臓までポンプの様に運んでくれます。そういえばふくらはぎは「第2の心臓」とも言われますね。

     

    2 次に食生活に気を付け、水分をこまめに摂る。

    味噌汁は味噌の塩分も入っているため脱水予防に最適なメニューです。食事に味噌汁一品追加するだけでも脱水症予防につながるでしょう。また、水はキンキンに冷えたものは体には吸収されずに尿として体外に排出されるため、人肌程度のぬるめの物をこまめに摂る事が良いでしょうね。

     

    今日は利用者様と足の体操をして頂きましたが、今度は皆さまも一緒に参加してくださいね。お待ちしています<(_ _)>

  • ケアプラス道後持田 看護師便り~夏型過敏性肺炎について~ 道後持田だより 看護師だより 2020年07月15日

    皆様こんにちは、道後持田の看護師です。

    ここ連日で豪雨に見舞われ、多大な被害に遭われた方もおられると思います。また今年はコロナ対策も併用にて大変な避難状況かと考えられ、心が痛みながら一日も早く状況が回復することを願うばかりです。

     

    さて、今回は「夏型過敏性肺炎」についてお話させて下さい。

    夏になるとよく風邪をひく、咳がなかなか治らない等の症状がある。そんな症状があったら、夏型肺炎(夏型過敏性肺炎)の可能性があります。
    「肺炎」と言えば何となく寒い冬のイメージですが、近年増加傾向にあるのが夏型肺炎と言われております。

    【症状】

    ・咳・発熱、倦怠感等があります。症状的にも風邪によく似ているため、精査せず様子を見ることも多く、これを何年も繰り返すと慢性化し、肺機能の低下に繋がり動作時の肺症状(息切れ、動機など)が現れ、さらに悪化すると肺交換が上手くいかなくなり息苦しくなり、呼吸不全を起こすこともあるようです。

    【原因と特徴】

    普通の風邪と違って、夏型肺炎はアレルギーによる過敏性肺炎の一つです。過敏性肺炎には何十種類ものタイプがありますが、その4分の3を占めるのが夏型肺炎で、原因は室内のカビの一種なのです。発症すると、このカビの胞子を吸い込むたびに、咳などの症状がくり返し起こるのです。急性期の肺炎では発熱があったりしますが、慢性期になると熱はそれほど上がらず、咳のみの症状といった状態が多くなります。

    夏型肺炎は風邪と症状がよく似ていますが原因がカビという事で、カビのある環境から離れると症状が改善されるというのが特徴でもあります。よって外出先では症状が治まるが自宅に戻ると症状が出る等の状態はもしかした夏型肺炎の可能性が考えられます。カビは高温、多湿状態(温度20度以上、湿度60%以上)で活動し繁殖します。夏場は高温多湿状態になりやすく注意を必要と言われております。

    【予防策】

    今年はコロナ対策もあり、充分に換気を行っていると思いますが換気が重要となってきます。エアコン使用中は換気を行わない事がありますが、時々窓をあけ換気を行いましょう。浴槽、日当たりの悪い箇所、エアコンはカビが繁殖しやすいと思いますので、こまめに掃除をする等行いカビの繁殖を防ぎましょう。

    風邪の症状が長引くな・・と思われたら早めの受診をするのも良いでしょう。

    まだまだ梅雨明けとは言わず過ごし難い日々が続きますが、身体に気を付け、コロナに気を付け笑顔で過ごしましょう。

     

  • ケアプラス大洲 看護師だより~この時期の感染症~ 大洲八幡浜だより 看護師だより 2020年07月09日

    皆様こんにちは。ケアプラス大洲の看護師です。

    あっという間に7月に入り、半年が過ぎました。まだ雨の日が続き、ジメジメして過ごしにくい状態です。水分補給をしっかりとしながら、ケアプラスでの入浴・リハビリに取り組んでいきましょう!

     

    先日、送迎の際にきれいなお花を見つけました。

    お天気が悪いこの時期の、ちょっとした楽しみでもあります♪

     

    さて、今回は今の時期にかかりやすい感染症について紹介致します。

    ・プール熱(咽頭結膜熱)

    夏風邪の一種です。

    プールで感染することも多いので、プール熱と呼ばれています。

    主な感染時期は6月から流行り始め、7月から8月がピークです。

     

    ・手足口病

    口の中や手足に経2‐3mmの水泡性の発疹が出ます。

    発熱する人もいますが、あまり熱は上がりません。

    乳幼児に多い夏風邪の一種です。

    主な感染時期は夏が中心・7月下旬がピークです。

     

    ・りんご病

    5~9歳の幼児がかかりやすい病気です。

    りんごの様に頬が真っ赤になるのが特徴です。

    主な流行時期は通年、7月上旬がピークです。

     

    ・感染性胃腸炎(食中毒)

    О‐157(腸管出血性大腸菌)、サルモネラなどの細菌、ロタウイルスやノロウイルスなどのウイルスが原因です。

    病原体により症状も変わります。

    主な流行時期は細菌による感染は夏、ウイルスによる感染は冬が多いです。

     

     

    4つ例を挙げましたが、他にも年中流行するものや今の時期に流行する感染症は他にもあります。そして、小さな子供が罹りやすい感染症でも、大人が感染する場合もありますので注意しておいて下さいね。

     

    現在は、まだまだ多くの方が新型コロナウイルスへの感染予防策を徹底されていますので

    その他の感染症予防効果もでていると思います。

    それでは、ケアプラスでリハビリをすることで強い体を作り、感染を予防し、ジメジメした梅雨も暑い夏も乗り切っていきましょう!

    次回も宜しくお願いします^^

  • ケアプラス今治 看護師便り~高齢者の熱中症~ 今治だより 看護師だより 2020年07月05日

    皆様こんにちは、ケアプラス今治の看護師です。

    ケアプラス今治では、日々賑やかに楽しく過ごしております。コロナウイルスも全国的に減少してきてはいますが、まだまだ予断を許さない状況です。

    日々暑くなってまいりましたが、コロナウイルスの影響でマスク着用での予防対策がまだまだ欠かせません。前回は、マスク熱中症についてお話させていただきましたが、今回室内での熱中症について、お話しさせて頂きたいと思います。

    《室内でも発生する熱中症。重症化すると死に至ることも》

    熱中症患者は増加傾向にあります。近年、地球の温暖化の影響と見られる気温の上昇により、熱中症患者が増えてきています。総務省消防庁のデータによると、1993年以前の熱中症患者は年平均73人でしたが、1994年以降は年平均490人に増加してきています。特に2010年以降は増加の割合が大きく、2017年には50,000人以上が熱中症で病院に搬送されているようです。熱中症でなくなられた方の9割が、屋内で亡くなられています。

    熱中症は室内でも起こる危険性があります。夏の屋外で起こりやすい熱中症ですが、室内での発症も決して少なくはありません。外気温が高くなれば、当然室内の温度も上昇するからです。環境庁の調べによると、高齢者の熱中症は家庭内での発症が多く、死亡例の38.8%を占めています。もちろん、高齢者のみならず若い人でも室内での熱中症は起こりえます。出かけるときだけでなく、室内にいるときも熱中症対策に気を配りましょう。

    《室内でも熱気や湿気がこもりやすいところは》

    家の中のお風呂場、洗面所は洗濯機や乾燥機の熱がこもりやすく湿気もあります。このような場所で長時間過ごすときには注意が必要です。また、家の二階(最上階)は昼間に上がった気温や湿度により熱がこもっていますので、二階(最上階)に寝室がある場合等は、窓を開け換気を行い、冷房をつけるなどして、熱気や湿気がこもらないようにする必要があります。

    《入浴後の脱水に注意》

    入浴により約800mlの水分が失われてしまうと言われています。その為、(41℃の風呂に15分入浴後30分安静時)
    脱水により熱中症を引き起こす危険性がありますので、入浴前後の水分補給が必要になります。

    《気付かない内に脱水していることも》

    人間は発汗以外にも皮膚及び呼気から水分を失っています。これは「不感蒸泄」と呼ばれ、意識しなくても起こることですので、汗をかいていなくても水分補給は必要となります。

    例えば、体重60kgの人が平熱で、室温28℃の環境で1日に約900ml。体温が1度上昇すると約15%増加すると言われています。

    《室内でもこまめな水分補給が必要》

    室内だと、のどの渇きを感じにくくなったりすることもあります。喉が渇いたと感じていなくても、こまめな水分補給を心がけましょう。とくに、高齢者はトイレの回数を気にし、水分摂取を控えてしまうこともあるので、積極的な対応が必要になります。

    《睡眠不足や寝汗も影響する》

    寝ている間にも汗をかいており、一晩でコップ一杯分もの水分が身体から失われています。また、暑さのため眠れないと体力が奪われます、その為睡眠不足自体も熱中症のリスクになります。

    《カフェインやアルコールでは水分補給にはなりません》

    お茶やコーヒー、ビール等には利尿作用があり、身体の中の水分を外に出してしまうため、水分の補給に適していません。また、汗には塩分(ナトリウム)などの電解質(イオン)が多く含まれているため、水だけ補給しても熱中症の予防にはなりません。0.1%~0.2%の食塩水やイオン飲料、経口補水液を摂るようにしましょう。

    室内での熱中症予防対策にエアコンや扇風機などが上げられますが、適切な温度や湿度はどれ位なのかお話していきたいと思います。

    お部屋が暑いからといって涼しくしても、湿度が60%以上になってしまうと、あまり涼しく感じなくなります。温度だけでなく、湿度にも気をつけていただきたいと思います。またエアコンの温度は24度を下回らないように、部屋が冷えすぎてしまうと、皮膚表面の血管が収縮して、体の熱を出しにくくなってしまいます。温度は25~27℃、湿度は50~60%くらいに保つようエアコン等を使用して、夏を乗り切っていただきたいと思います。

     

    これから暑い日が続いていきますが、ケアプラス今治ではエアコンを活用し、適切な温度・湿度を保って、快適にリハビリ、レクリエーションを楽しんでいます。適時水分補給を行い、熱中症対策に努めています。また、引き続きコロナウィルスへの対策も徹底して行っており、スタッフと一緒に安全に楽しむことができます。お試しで一日の体験利用も出来ますので、是非とも皆様のお越しをお待ちしております。

    では次回のブログもお楽しみにしてください!どうぞ宜しくお願い致します。

  • ケアプラス垣生 看護師便り~熱中症?脳梗塞?~ 垣生だより 看護師だより 2020年07月03日

    皆さま こんにちは。ケアプラス垣生 看護師です。

    年々と気温が高くなる暑い夏がやってきますが、体調はいかがですか?昨年、日本では熱中症で医療機関に救急搬送された人の半数以上が、65歳以上の世代だったようです。これから頻繁に耳にする『熱中症』暑さや、喉の渇きを感じにくくなる高齢者は特に注意が必要ですね。

    暑い時期に《ちょっと変?》と感じると熱中症と思ってしまう人は多いですが、実は症状が似ているために、【夏に起こる脳梗塞】は見逃されやすいのです。脳梗塞は、動脈硬化や心臓に原因があるとされていますが、水分補給が充分でないと脱水を起こしてしまいます。

    ☆脱水状態になると…

    血液濃度が上がるため 、首や脳内の動脈、心臓などで血栓ができやすくなります。

    ☆血圧が低下すると…

    脳内の細い血管に血液を 送る力が低下するため、 動脈硬化で血流ができず   詰まってしまいます。

    脳梗塞と聞くと、よくテレビドラマで見る〔急に激しい症状が起こり、救急車で運ばれる〕といったイメージですが、〔夏の軽度の脳梗塞〕を見逃さないためにも、チェックする【FASTチェック】があります。

    ●Face/顔…口や顔の片側が歪んだり、下がったりする。

    ●Arm/腕…目を閉じて、手のひらを上に向けて、両腕を前に伸ばす。

      

    〇 片方の腕が下がったり、 手のひらが内側に向いたりする。

    ●Speech/言葉…ろれつが回らない、言葉が出ないなど。

    これらのサインが1つでも見られたら…

    ●Time/時間…症状が起こった時刻を確認して、すぐに救急車を呼ぶ。

    ※脳梗塞を発症した直後は、血圧が上がることが多い。

    ※熱中症の場面は、血管が拡張するので、血圧は普段より低くなることが多い。

    7月に入り、これから益々暑い日が続きますが、ケアプラス垣生の利用者様はみなさんお元気に過ごされていらっしゃいます。

    屋外では《暑さ指数》を確認して、できるだけ暑い時間帯の外出は避けましょう!また、屋内でも熱中症は起こるので、こまめな水分補給を心掛けて血圧の変動も注意してみましょう!

     

    では、また次回も宜しくお願いします。

  • 梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、皆様蒸し暑さにバテずにお過ごしになられていますか?

    先日、砂浜にいると片手ほどの大きさのサワガニが溺れて(?)いたので助けようとしましたが、海原へ流されていってしまいました・・・多分、大丈夫でしょうけど。

    海にすむ生物は、やっぱり夏が好きなんでしょうか。水の中は気持ちよさそうですね^^

    地上にいる私たちとしては、この灼熱のような暑さは身体へのダメージになりますが・・・

    「暑い」というだけで、疲労度が一気に違ってきますよね。

    その影響もあるのか、この頃「傾眠」の傾向が見られるご利用者がいらっしゃいます。

    傾眠傾向は意識障害の一種ですが、意識障害には意識清明(正常)・傾眠・混迷・昏睡の4段階があります。それぞれについて少しご説明します。

    1 意識清明(正常)

    意識がはっきりしていて、状況判断や意思疎通が問題なくできます。いわゆる「正常」の状態です。何らかの理由で意識清明でなくなったときに、意識障害が認められます。

    2 傾眠

    うとうとと浅く眠っている状態です。軽い刺激で意識を取り戻し、呼びかけにも反応しますが、そのまましばらく放置しているとまた眠ってしまいます。

    3 昏迷

    強い刺激(大きい声での呼びかけや強めの痛みなど)を与えないと意識を戻さない状態です。手で払ったり、叫んだりなど、物理的な刺激による不快感を嫌がる行動を見せることがあります。

    4 昏睡

    外部から強い刺激を与えても覚醒せず、刺激に対する反応や不快感を避けようとする素振りも現れない状態です。ただし脊髄反射と排泄行為はあるので、一切の反応が見られない「脳死」とは異なります。

    傾眠傾向の症状が見られる人の中には、外部からの刺激で覚醒した後も「注意力が欠けている」「無気力である」などの状態が続く人もいます。

    傾眠は、周りの人から見れば「うたた寝」しているように見えるので、そのままにしてしまいがちです。

    が、食事をとらないで脱水症状や栄養不足に陥ったり、運動不足が筋力低下を引き起こしたりするおそれがありますので実際はとても危険です。

    「また居眠りしているな」と捉えてそのままにせず、普段から周囲が気にかけてあげることが大切です。

    • 話しかける・散歩などに連れ出す

    まずは、すぐにできる対処法を試してみましょう。外部からの弱い刺激でも気が付くようであれば、積極的に話しかけ、会話の機会を増やして眠る隙を与えないようにすることが効果的です。

    ただ話すだけにとどめず、外気に触れながら散歩をするのも良いですよ。

    適度な運動で身体能力の向上を期待できるだけでなく、日中活発に動き回ることで、夜ぐっすり眠れるようになるはずです。

    • 薬の量を調整する

    認知症などの薬が原因の場合は、医師に相談して服薬量を調整してもらう必要があります。

    • 短時間の昼寝をさせる

    眠気がひどい場合は、時間を決めて昼寝をさせるのも良いでしょう。30分ほどの昼寝が効果的で、日中の眠気を取り、夜の睡眠にもそれほど影響を与えないとされています。

    • 医師に相談する

    傾眠傾向の原因として病気が考えられるようであれば、かかりつけの医師に相談することをおすすめします。

    利用者様に対処するポイントは一つではありません。

    ケアプラスデイサービスセンターでは色々なご相談に対応できるよう、ご家族様との連携も大切にさせて頂いております。いつでもお気軽にご連絡、ご相談いただければと思います^^

    では、次回もどうぞ宜しくお願い致します。

  • ケアプラス北宇和島 ~看護便り~ 『室温、湿度…そして』 北宇和島だより 看護師だより 2020年06月27日

    皆さま こんにちは。

    梅雨入り後、暑い日が続いています。と思えば雨が降り、すこしひんやりする日も。

    からっとする日もあれば、じめじめする日も…、暑い日もあれば、肌寒く感じる日も…

    日本には四季があり、変化が楽しめるのもすばらしいところです。

     

    が、体には少し負担がかかる場合もあります。

    梅雨、夏と気候による体への影響を減らすために室内環境を保つことが大切です。

    そこで今回の看護ブログは、介護生活で大切な「温度」と「湿度」、そして「明るさ」の3つの環境についてご紹介いたします。

    ● 介護生活における「温度」「湿度」管理の重要性
    年齢を重ねると、気温の変化に体がついていけなくなります。
    体温調節機能や温度変化への適応能力が衰えるため、熱中症や気温差によるヒートショックを起こしやすくなるのです。

    また、湿度も体への影響が大きい要素です。
    湿度が低いと、肌が乾燥してかゆみや発疹が出たり、痰(たん)がねばねばと固くなって出しにくくなったりします。

    特に呼吸器の疾患がある方や、ベッドで寝ている時間が長い方は、乾燥によって鼻や喉の粘膜を痛めたり、痰が出せないことで呼吸困難や肺炎などを引き起こしたりする可能性があります。

    ● 介護生活で適切な「温度」と「湿度」とは?
    介護における適切な「温度」「湿度」の目安をご紹介します。

    ・冬 ... 温度20~22℃ 湿度45~55%
    ・春秋 ... 温度18~20℃ 湿度55~70%
    ・夏 ... 温度24~28℃ 湿度45~55%

    湿度については、加湿器を置いたり、濡らして絞ったバスタオルをかけたりして加湿するのがおすすめです。

    体感に頼ると個人差が出てしまいます。できるだけ温湿度計を準備して、客観的な数値で管理できるようにしましょう。
    また介護を受ける方ご本人にとって適した温度と湿度があるようでしたら、温湿度計を使って保ちましょう。

    ● 自然な生活リズムをつくる「明るさ」にも配慮を
    介護がはじまると家で過ごす時間が増えますので、採光や照明など「明るさ」の管理が欠かせなくなります。
    朝は少しずつ陽の光が強まって明るくなり、夕方は少しずつ暗くなっていく...

    この自然の明るさのサイクルは、実は人間の体にとても大きな影響力を持っているそうです。

    ゆっくり眠れるようにと、夜が明けてからも遮光カーテンを閉めて部屋を暗くしたままでいたり、

    夜就寝時に照明をつけて明るくしたままでいたりすると、睡眠の質が低下して、昼夜が逆転してしまうことがあるそうです。
    なるべく自然の明るさのサイクルを感じられるよう、家の中の採光や照明を調節しましょう。

    その意味でも、ベッドのある部屋のカーテンは、自然光をよく通すものがおすすめです。
    朝はしっかり陽の光を感じることで、体の目覚めを促すことができます。
    日中もなるべく自然の明るさを感じられる環境で過ごしましょう。

    いつどのように過ごすのかをよく考慮して、明るさを調節することが、活動と休息のバランスをとるためには重要です。

    室温、湿度、明るさを調整して快適な生活を送り、これからの夏を乗り切りましょう。

    勿論、水分補給は忘れずに。

  • ケアプラス宇和島 看護師便り ~快適なⅠ日を~ 宇和島だより 看護師だより 2020年06月23日

    こんにちは。ケアプラス宇和島 看護師田村です。

    蒸し暑い日が続きますが如何お過ごしでしょうか?青やピンク色に色づいた花を咲かせる「アジサイ」もあちらこちらで見られるようになりました。300品種近くあるアジサイですが最近では母の日に送られる方も多いみたいです。花言葉は「辛抱強い愛」だとか。 ドイツ人医師シーボルトと日本人妻のお滝さんにまつわる秘話があるそうで、江戸時代に起きたエピソードが花言葉の由来だそうです。

    利用者様が持ってきてくださったアジサイの花です。四季折々の花を飾っていただき周りが華やかになります。

    こちらのアジサイは皆さまが色紙を細かくちぎって貼って下さったものです。

    どんなに美しい花でもかないませんね。

     

    今にも動き出しそうな「てるてる坊主!」

    「笑顔のてるてる坊主」「悲しい顔のてるてる坊主」全員が何かを訴えているかのようです。私たちの生活の中と一緒ですね。

    ♪あーしたてんきにしておくれ♪

     

    さて皆様、この時期快適な温・湿度のコントロールが出来ているでしょうか?湿度が低すぎると、肌や粘膜が乾燥して喉の痛み等、時期的にインフルエンザに感染しやすくなりウイルスが活発になる危険性があります。逆に湿度が高すぎて、食中毒の原因になる菌やカビが繁殖しやすい環境になります。快適かつ健康的な環境を維持するには、1年間を通じて50%~60%の湿度を維持するのを目指す事が大切ですね。

    温・湿度コントロールの目安は夏季:温度2528℃  湿度5565

    湿った空気を外に出して、空気がよどまないようにすることが大切。エアコン、除湿機、扇風機を活用する事効能的だしこまめに換気を行って、空気を循環させましょう。しかし雨が降っている日に窓を開けるのは禁物です。蒸すのでつい窓を開けたくなりますが、雨の水分が室内に充満して一層湿度が上昇してしまいます。

     

    ケアプラスでは暑く感じる時にはエアコンや扇風機を上手に活用してこのような素晴らしい笑顔にして頂けるように対応させて頂いております。

    皆さまもスマイルな1日を!

     

  • ケアプラス道後持田 看護師便り~今年の夏、マスクの夏?~ 道後持田だより 看護師だより 2020年06月17日

    皆様こんにちは、道後持田の看護師です。

    ここ最近雨降りの日もありますが、日中気温も上がり汗ばむ季節となりました。今年は異例のマスク着用の夏となりそうで、暑さも倍増。より一層の水分補給が重要となってきますね。気温も高くなるとコロナ対策に加え「夏バテ」を注意する必要があります。

     

    「夏バテ」とは・・・

    夏にばてることを総称して「夏バテ」と言われています。夏になると高温、多湿の状態が長く続きますが、その状態に身体が上手についていくことができず、様々な症状を来してしまいます。

    主な原因として、体内の水分またはミネラル不足による脱水症状。気温上昇から食欲が低下し栄養不足となる。室温管理でエアコンを使用しますが、体温調節がうまくコントロール出来ないことによる自律神経の乱れなどがあるようです。自律神経が乱れると多岐にわたり症状が現れ、体調不調に陥りいわゆる夏バテといわれる状態になります。

    症状として、以下の内容が代表的にあげられます。

    ・全身の怠さ、疲労感

    ・イライラする

    ・無気力

    ・食欲不振

    ・胃腸症状(便秘、下痢等)

    では今年の夏、マスクの夏をどう過ごしましょう?

    まずは規則正しい生活を心がけましょう。

    食事:どこかで食事を抜かず3食きちんと摂取しましょう。栄養分も偏らないように色々な物を適度に召し上がりましょう。

    水分:夏の時期は汗もたくさん出るので、こまめに水分補給、塩分摂取を行って下さい。特に今年はコロナ対策をしながらの生活になると思いますので、例年よりより気を付けて水分摂取を行う必要がありそうですね。

    運動:暑さから身体を動かすのが億劫になりがちですが、適度に身体を動かすことも夏バテ予防に繋がります。ただ気温が高い日は無理して屋外等に出ての運動せず、涼しい場所での運動を心がけて下さい。ここでも重要なのが水分補給です。喉が渇く前に補給することを習慣づけましょう。

    入浴:高温浴は避け温めのお湯にゆっくり入る事で、自律神経を整え心身ともにリラックスし、体調改善に繋がります。

    よく耳にするのは「エアコンは体に悪い」という事を聞きますが、エアコンもうまく使い室温をコントロールすることが大事で、自然の風にだけ頼らず、エアコン、扇風機なども稼働し、外気との温度差が無いようにして下さい。

    どうしても食欲のわかない日はうどん、そうめんなどのど越しの良い物を食べ、低栄養にならないようにしましょう。

    発熱、著しい食欲の低下等みられる時は無理せず安静にし、適宜病院受診をするのも良いでしょう。

     

    さあ、今年の夏、コロナ対策の夏! 元気に乗り切りましょう!!!!