実績報告

看護師だより一覧

  • ケアプラス今治 看護師便り ~夏バテしない睡眠~ 今治だより 看護師だより 2026年07月26日

    皆様こんにちは、ケアプラス今治看護師です。本格的な夏をむかえ寝苦しい夜が増えるこの季節、「夜中に何度も目が覚める」「朝起きた時に体がだるい」といったことはありませんか?

    高齢者の方は体温調節機能や暑さを感知するセンサーが低下しやすいため、自覚がないまま夜間に熱中症をおこしてしまうリスクがあります。夏を元気に乗り切るためには何よりも「質の良い睡眠」が欠かせません。

    今回は夏の夜を快適に、そして安全に眠るためのポイントをお届けいたします。

    • エアコンは朝までつけっぱなしで寝る。

    身体に悪そうだから、冷えるからといってエアコンをタイマーにして寝ていませんか?タイマーが切れた後で室温が上がり、寝ている間に熱中症になるケースが増えています。

    ・おすすめ温度は26~28℃

    ・設定のコツは風が直接当たらないよう、風向きを上向きにするか、微風に設定しましょう

    どうしても冷えが気になるという方は、長袖の薄手のパジャマの着用や、タオルケットを上手に使ってみてください。

     

    • 寝る前にコップ1杯の水分補給

    人は寝ている間にも約200ml以上の汗をかいています。特に高齢者の方は喉の渇きを感じにくいため、脱水状態に陥りやすいのです。

    ・枕元にペットボトルや蓋つきのコップを用意しておきましょう。目が覚めた時にすぐに1口飲めるようにしておくと安心です。

    ・コーヒーや緑茶は利尿作用があり、かえって水分を排出してしまう為、水か麦茶がベストです。

     

    • 夕方の軽い運動とぬるめのお風呂

    ・夕方や涼しい時間帯に軽いストレッチや体操を行いましょう。

    ・入浴は寝る1~2時間前に38~40℃程度のぬるま湯に浸かるのがオススメです。

    一度身体を温めることで、布団に入る頃には自然と体温が下がり心地よい眠りに入りやすくなります。

     

    最後に、寝不足が続くと免疫力の低下がみられ、日中のふらつきや転倒の原因にも、

    つながります。

    エアコンと水分補給を上手に味方につけて、この夏を元気に笑顔で乗り切りましょう。

  • ケアプラス垣生 看護師便り ~免疫力~ 垣生だより 看護師だより 2026年07月22日

    みなさん、こんにちは。ケアプラス垣生、看護ブログです。

     

    みなさんは一年のうちで最も免疫力が低下する季節が「夏」ということをご存知ですか?

    四季のある地域に生きる動物や私たち人間は、秋に免疫力が最も高くなり、冬、春と過ごし、夏に免疫力が最も低くなります。秋は冬の寒さに備え、栄養を体内に貯め込み、免疫細胞の働きを維持・活性化させることができるため、最も免疫力が高くなるといわれています。一方、春から夏にかけては、それまで体内に貯めていたエネルギーを使って活動するため、エネルギーも免疫力も消費されていく一方となり、体内機能も低下しやすい状態になります。暑い夏を乗りきるには免疫力の維持を心がけることが大事です。

    そこで、先月ケアプラス垣生で開催された看護イベントの免疫に関する○✕クイズを一部ご紹介します。一緒にお勉強しましょう!

     

    問題1 睡眠時間は10時間以上とるのが望ましい。○か✕か?

    問題2 体が冷えると免疫力は低下する。○か✕か?

    問題3 免疫力の7割は肝臓で作られる。○か✕か?

    問題4 作り笑いでも免疫力は上がる。○か✕か?

    問題5 免疫には2種類ある。○か✕か?

     

    みなさん解りましたか?答え合わせしていきますね!

    問題1 答え✕

    睡眠時間は短すぎても長すぎても自律神経が乱れて免疫力の低下を招いてしまいます。7〜8時間を目安に質の良い睡眠をとることが大事です!

    問題2 答え○

    体温が1℃下がると免疫力は30%低下します。生活の中で食事やストレスなど体を冷やす原因を見直し体温を維持することが大切です!

    問題3 答え✕

    体内の免疫細胞の70%が腸粘膜に存在します。免疫細胞を活性化させるのが腸内細菌です。

    問題4 答え○

    口角を上げることで笑っている時と同じ効果が得られます。幸せホルモンが出て体温も上がり、免疫力upに繋がります。

    問題5 答え○

    体内に病原体が入ってくると真っ先に発動して病原体に立ち向かう自然免疫とより詳細な情報を元にきめ細やかな対応をする獲得免疫があり、互いに協力し合って働いています。

     

    いかがでしたか?四国地方も梅雨明けし、暑い日が続いています。免疫力を維持して、元気に楽しく夏を過ごしましょう!

  • ケアプラス三津 看護師便り ~熱中症予防について~ 三津だより 看護師だより 2026年07月18日

    皆様こんにちは、三津の看護師です。
    最近、リハビリを兼ねた折り鶴を作成されている方がおられ、ついに千羽鶴が完成し、自分の事のように嬉しく思いました。

    完成した事が意欲、活力になり、またその後も違う作品も完成させ、達成感から来る嬉しそうな表情が私たちの励みにもなります。

    しかしながら、デイでの嬉しい出来事とは裏腹に、

    急に気温も上昇し過ごしにくい日常生活の始まりか?と感じる今日この頃です。

    近年、最高気温も異常値を示し、屋外に出て作業は危険なレベルになる事もしばしば。

    そしてこれから、注意すべきは「脱水、熱中症」になってきます。
    症状悪化すると重症化に繋がるケースに繋がる恐れもあることから、十分な対策が必要となってきます。

    まず体内の水分、ナトリウム(塩分)が不足すると脱水症状を起こします。
    ・汗を多くかいたりし、水分を失う事で喉が渇いたり、めまい、怠さ、発熱、痙攣等の脱水。
    ・塩分の含まれる飲料は飲まず水のみを飲んだ場合も血中のナトリウムが不足となり、頭痛、吐き気などの場合もあります。
    ・風邪などで体調悪くなった時も、食欲低下、下痢などを発症し水分不足の状態となり脱水を招きます。
    ・脱水が重症化すると熱中症につながります。

     

    では熱中症とは?
    (軽度)めまい、立ちくらみ、筋肉が攣る
    (中度)頭痛、吐き気、倦怠感
    (重度)発熱(40℃以上)、意識レベル低下、痙攣
    といった分類に分けられます。

    熱中症にならないためには
    1.日頃から水分を摂る習慣を持つ。

    特に高齢の方は喉の渇きを感じ難くなったり、トイレに行く億劫さから水分不足になる傾向にあります。少しずつをこまめに摂るようにしましょう。
    大量に汗をかいたら、塩分も失われてしまいます。同時に適度な塩分補給も忘れずに。
    食事も塩分の摂れる物を食べましょう。*また塩分制限のある方は主治医と相談し調整してください。
    2.気温の高い日、特に熱中症警戒アラート発令時は不要な外出は避ける。

    冷房を適切に使用し、涼しい環境でお過ごしください。暑い日に長時間外にいる事で、熱中症になるリスクが高まります。また、家の中でも、自然の風だけに頼らず冷房も適切に使用し適温を保ちましょう。高齢者は特に熱中症の発生場所が室内が多いと報告があります。
    暑さ、寒さを感じにくい、冷房の苦手意識から高温、多湿の環境で過ごしがちとなり、しかも喉の渇きも感じにくい事から水分補給も十分に行えていないといった事が理由となります。気温が高い日はまず室内の温度を適温に保ち喉の渇きを感じなくても少量ずつ水分を摂るよう心がけましょう。

    どうか体調には気をつけて安全にお過ごしください。

  • ケアプラス道後持田 看護師だより ~熱中症にご注意を~ 道後持田だより 看護師だより 2026年07月14日

    皆様こんにちは、ケアプラス道後持田 看護師です。だんだんと暑い日が増えていき、夏の訪れを感じる今日この頃。梅雨の晴れ間や、梅雨明けの蒸し暑くなった時期に熱中症は多く見られます。熱中症は、毎年多くの人が発症する夏の代表的な健康トラブルです。近年は気温の上昇により、そのリスクはさらに高くなります。今回は熱中症対策についてお伝えしていきたいと思います。

     

     

    熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分のバランスがくずれたり、体内の調整機能が正常に働かなくなることで、体温調節ができず、体内に熱がこもった状態のことをいいます。

     

    熱中症の症状

    • めまい、立ちくらみ
    • 倦怠感
    • 吐き気
    • 頭痛
    • 筋肉のけいれん

     

    めまい、立ちくらみ

    体温を下げようと血管が広がり、全身の血液が皮膚に集まることで、脳への血液の供給が一時的に減少します。これにより、脳の酸素が不足してめまいや立ちくらみが起きます。

     

    多量の発汗

    熱中症時の多量の発汗は、体温を下げようとする自然な反応です。体温調節するために多量の汗が出て、その蒸発によって身体を冷やそうとします。しかし、多量の発汗により、体内の水分と塩分が失われるため、脱水状態に陥る危険性があります。

     

     

    熱中症予防

    こまめな水分補給

    喉が渇いていなくてもこまめに水分をとりましょう。(1日あたり1.2L)

    汗をかくことで、水分だけでなく、塩分も失われます。スポーツドリンクや塩あめなどで、水分と併せて塩分補給もしましょう。また、高血圧や腎臓病などで塩分制限がある方は、自己判断で塩分を多くとることは避けましょう。

     

    暑さを避ける

    エアコンなどで室温28℃以下、湿度50~60%に調整しましょう。外出時には、帽子や日傘を使い、直射日光を避けましょう。保冷材や氷、冷たいタオルなどで身体を冷やしましょう。

     

    服装の工夫

    衣服は麻や綿等の通気性の良い生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性に優れた素材を選んだりするとよいでしょう。

     

    熱中症の症状が現れたら、すぐに涼しい場所に移動し、保冷材などで体を冷やしましょう。熱中症は、重症化すると命にかかわることもあります。日常生活の中でできる熱中症予防を知り、暑い季節を安全に乗り切りましょう。

     

  • ケアプラス北宇和島 看護師だより ~夏バテ予防~ 北宇和島だより 看護師だより 2026年07月10日

    皆様、こんにちは!!    ケアプラス北宇和島 看護師です。

    7月は本格的な夏の始まり、30℃近くなる日も続き、湿度も高いため蒸し暑く感じますね。

    この時期は熱中症や、夏の暑さによる自律神経系の乱れに起因して起きる夏バテにも注意が必要となります。

    早目の対応が予防につながるので、夏バテ防止についてご紹介させて頂きます、

    夏バテが起こりやすい理由

    暑さやのどの渇きを感じにくく、水分不足になりやすい。体温調節機能が低下し、熱が体にこもりやすい。持病や服薬の影響で、脱水や食欲低下が起こりやすいなどがあります。

     

    夏バテ防止のポイントは

    室温28℃以下、湿度50~60%を目安に、エアコンや扇風機を我慢せず使用する。

    日中の外出は避け、朝夕の涼しい時間帯に行動する。入浴はぬるめの湯に短時間つかり、長風呂を避けるなどです。また水分・食事の工夫も必要となります

    喉が渇く前から、1日を通してこまめに水分をとりましょう。目安として、1日6~8回くらい、コップ半分~1杯を分けて飲みましょう。汗を多くかく日は、経口補水液やみそ汁などで塩分を補給し、アルコールやカフェインはとり過ぎないようにしましょう。

    主食・主菜・副菜をそろえ、タンパク質・ビタミン・ミネラルを意識する食事量が少ない時は、ヨーグルト、バナナ、プリンなど食べやすいものを間食すると良いでしょう。

    生活リズムと運動も大切です。睡眠不足も夏バテの大きな原因です。就寝・起床時間をそろえ、睡眠時間を十分に確保しましょう。室内でのストレッチや散歩など、無理のない運動を習慣にし、こまめに休憩し、疲れを貯めないようにしましょう。

     

    皆様このような症状がみられたらどうしますか?

    ・だるさや食欲低下が数日以上続く

    ・いつもよりぼんやりして会話がかみ合わない

    ・熱っぽい、ふらつく、尿の回数や量が少ない

    こんな症状があれば「夏バテかな」で放置せず、早めに受診することが勧められています。

    暑さに負けずに、健康な体で楽しい毎日を送りましょう。

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    皆さまこんにちは。ケアプラス西条、看護師です。

    梅雨空が続く季節です。湿度も高くなんとなく憂鬱な季節ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

     

    7月に入りもうすぐ七夕を迎えますね。

    七夕は、織姫と彦星が一年に一度会える日として親しまれ、短冊に願い事を書いて笹に飾る日本の大切な行事です。

    実は、この「願い事を書く」という活動は、認知症予防や心の健康づくりにもつながると考えられています。

     

    「何をお願いしようかな」「家族の健康を願おうかな」「昔はどんな願い事を書いたかな」と考えることは、記憶を呼び起こし、脳を活性化させる機会になります。また、文字を書くことは手指を使う細かな動作となり、脳への良い刺激にもなります。

     

    さらに、願い事を考える時間は、「これからやってみたいこと」「元気になったら行きたい場所」など、自分の未来を思い描くきっかけにもなります。前向きな気持ちを持つことは、毎日の生活に楽しみや張り合いを生み、生きがいづくりにもつながります。

     

    また、季節の行事を楽しみ、「もう7月になったね」「子どもの頃は笹を飾ったね」と話をすることは、季節や年月を意識する力(見当識)を保ち、過去の思い出を振り返る機会にもなります。季節を感じることは五感を刺激し、感情や記憶を呼び覚ますため、脳や認知機能への良い働きかけになると考えられています。

     

    ご家族やお友達と願い事を話したり、「そんなお願いもいいね」と笑い合ったりすることで、自然と会話が増えます。笑うことは心を明るくし、ストレスを和らげるだけでなく、免疫力を高める効果も期待されています。笑顔で過ごす時間が増えることは、心身の健康維持にも役立つと言われています。

     

    ケアプラス西条では、先日皆さまに風鈴を作っていただき、短冊へ願い事を書いていただきました。

     

     

    「元気で長生きできますように」

    「家族みんなが健康でありますように」

    「おいしいものをたくさん食べたい」

    「旅行に行けますように」

    「毎日笑顔で過ごせますように」

     

    季節の移ろいを感じ、行事を楽しむことは、心を豊かにし、脳を元気に保つ大切な習慣です。願い事を書いたり、笑い合ったりする時間を大切にしながら、これからもみなさまの心も体も健やかに過ごせることを願います。

    皆さまの願いが、星空へ届きますように。

     

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

  • ケアプラス大洲八幡浜 看護師だより ~食中毒予防~ 大洲八幡浜だより 看護師だより 2026年07月02日

    皆様こんにちは。

    大洲八幡浜看護師チームです。

    気温、湿度、天候の変化が大きく体調を崩しやすい時期ではありますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。気圧の変化から体が重だるく感じる方も少なくないと思います。

    軽いストレッチや規則正しい睡眠で快適に過ごしましょう。

     

    さて、今回の看護ブログではこれからの時期に気を付けたい食中毒についてお話していきます。

    梅雨は気温や湿度が高く、最近が最も増えやすい条件が揃う季節です。

    気温20~30℃が最近の繁殖に最適で、湿度80%前後で細菌が爆発的に増えます。

    また、調理後の放置で菌が1時間で何十倍になることもあります。

    では、どう保存すれば良いのか一緒に見ていきましょう。

     

    ・常温放置はNG

    梅雨は室温が高いので、食卓に置きっぱなしは危険です。30分~1時間以内に冷蔵しましょう。

    ・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下を維持

    物を詰めすぎると冷気が回りません。食味期限の確認など庫内の管理も行ってみましょう。

    ・作り置きは小分けにして急冷

    大きな鍋のまま冷蔵庫に入れると中心が温かいまま菌が増殖します。面倒でも容器に小分けにするのが望ましいですね。

    ・賞味期限より開封後の日数を重視

    開封した食品は菌が入りやすいので早めに使いきりましょう。

     

    高齢者においては食中毒になっても、症状が軽く見える頃があります。

    免疫力が低く重症化しやすい傾向にあり、下痢や嘔吐で脱水を併発しやすいのも特徴ですので、少しでも「変だな…。」と感じた時は早めの受診をし、この時期も元気に乗り切っていきましょう!

  • こんにちは。ケアプラス宇和島の看護師です。

    皆さんは「骨粗しょう症」という病気をご存じでしょうか。

    骨粗しょう症とは、骨の量や質が低下し、骨がもろくなってしまう病気です。転倒した際に骨折しやすくなり、特に高齢者では寝たきりや要介護状態につながる原因の一つとなっています。

     

    実は、愛媛県でも骨粗しょう症による骨折は問題となっています。県内の調査では、1年間に約1,200人もの方が大腿骨近位部骨折の手術を受けていることが報告されています。

     

    骨粗しょう症は、年齢を重ねると誰にでも起こる可能性がありますが、予防することもできます。

    骨を丈夫にするためには、

    ・カルシウムをしっかり摂る

    ・魚やきのこ類などからビタミンDを摂る

    ・適度に日光に当たる

    ・散歩や体操などで体を動かす

    また、転倒を防ぐことも重要です。家の中の段差に気を付けたり、足元を明るくしたりすることで骨折のリスクを減らすことができます。

     

    骨は目に見えないため、普段は意識することが少ないかもしれません。しかし、骨の健康は「自分の足で歩く力」を支えています。

     

    いつまでも、元気に好きな場所に出かけたり、大切な人と楽しい時間を過ごしたりするために、今から骨を大切にしていきましょう。

     

    暑い日が続きます。水分補給を忘れず、無理のない範囲で体を動かしながら、骨の健康づくりを続けていきましょう

     

     

  • 皆様こんにちは。ケアプラス新居浜、看護師の藤田です。

    梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

    今回は、梅雨の季節が到来中の今、湿度の影響で熱中症のリスクが高まる「梅雨型熱中症」についてです。

     

    「梅雨型熱中症」については、聞いたことがないという方がほとんどだと思いますが、真夏ほどの気温でなくても、湿度が高ければ熱中症は起きやすく、風が弱い日にはさらに発症しやすくなるとされています。そのメカニズムについては、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもり体温が上がりやすくなります。そこで、身体は体温を下げようと発汗する為、脱水が起こります。湿度が高いと喉の渇きを感じにくい為、水分補給がおろそかになり、脱水症状がさらに進みます。こういった過程を繰り返すと、しだいに体温の調整機能が弱まり熱を下げられなくなります。

     

    • 梅雨型熱中症の予防

    1 適切な温度と湿度(目安は室温25〜28℃、湿度50〜60%)

    2 こまめな水分補給

     

    が挙げられます。大手電機メーカーの調査によりますと、実際に熱中症対策をするのは7月以降という方が多いようですが、エアコンを上手に使って、今から熱中症対策を意識することが大切です。

     

    また、梅雨型熱中症は、体が暑さに慣れていない時期に発症しやすいため、一般的な熱中症よりも重症化しやすいという特徴もあります。気温と様々な病気の罹患率との関連を調べた研究では、熱ストレスは、心血管疾患、呼吸器疾患、代謝性疾患、腎臓疾患、精神神経疾患など、幅広い健康問題と関連していることが明らかになっています。

    梅雨型熱中症の治療の基本は、一般的な熱中症と同様です。涼しい場所に移動し、衣服を緩めて体を冷やし、水分と塩分を補給することが重要です。しかし、重症度によって適切な治療法が異なる為、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。

     

    いかがでしたでしょうか。梅雨型熱中症は、適切な予防と早期対応によって、重症化を防ぐことができます。梅雨の時期でも、こまめな水分補給や適切な室温管理を心掛け、健康に過ごしましょう。最後に、先月行われたイベントの様子をお届けします。チーム戦でのゲームは、皆様が協力され、真剣に取り組まれていました。

     

    季節の変わり目でございますので、どうぞご自愛のうえ、健やかにお過ごしください。

  • ケアプラス今治 看護師便り ~6月の食中毒について~ 今治だより 看護師だより 2026年06月20日

    皆様こんにちは ケアプラス今治の看護師です。早いものでもう6月ですね。アジサイの花が綺麗に咲く一方で、ジメジメやムシムシとした毎日に体調を崩されてはいませんか?

    今回はこの時期の多い「食中毒」について考えてみましょう。

     

    食中毒=真夏というイメージがあるかもしれませんが、実は5月から6月の梅雨時期は、細菌が大好きな「湿度」と「温度」がそろうため、1年の中でも特に食中毒が発生しやすいい時期となります。

     

    若い人よりも高齢になると、以下の理由から食中毒になるリスクが高くなり、重症化しやすくなります。

    ・胃酸分泌低下:胃の中に入ってきた菌を殺菌する力が弱まります。

    ・免疫力の低下:菌と戦う力が弱いため、少しの菌でも発症しやすくなります。

    ・味覚・嗅覚の変化:食べ物が傷んでいることに気づきにくくなります。

    少しくらい大丈夫が大きな体調不良につながることがあるため、周囲のサポートと予防がとても大切になってきます。

     

     

    今日からできる食中毒予防の3大原則

     

    食中毒予防の基本は「つけない」「増やさない」「やっつける」の3つです。

    1 菌をつけない事の基本は手洗いです。

    ・調理前、食事前、トイレの後、帰宅時は必ず石鹸で手洗いしましょう。

    ・手のひらだけでなく、指先や指の間手首までしっかり洗いよく拭き取りましょう。

    2 菌を増やさない早めの冷蔵・消費

    ・食事後に余った料理は放置せずに冷蔵庫に入れましょう。梅雨時の室内は菌にとって

    最高の繫殖場所です。

    3 菌をやっつける。

    ・ほとんどの菌は熱に弱いです。加熱は中心部までしっかり行いましょう。

    75℃で1分以上が目安です。

     

    万が一食中毒の症状(激しい腹痛、下痢、嘔吐など)が出た場合は医療機関の受診をするようにしてください。下痢止めなどの市販薬を自己判断で内服すると、菌を体内に留めてしまい

    かえって症状が悪化することがあります。

     

    最後にジメジメした梅雨を元気に乗り越え、本格的な夏を迎える準備をしていきましょう。

     

     

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。