皆様こんにちは。看護師の細谷です。
私が一番好きな5月が終わり、6月に入りました。梅雨時期は気分が憂鬱になったり、一時的な気温低下から衣服の調整が必要になるので、体調に気を付けながらお過ごしくださいね。
本日のテーマは、ケアプラスデイサービスセンターで行っている「口腔体操」についてです。
ケアプラスデイサービスセンターでの昼食は、食事の際に起こる可能性のあるリスクを下げるために、食事形態について配慮しております。そして、御利用者様には食事前に「口腔体操」を実施頂いております。
「口腔体操」がなぜ必要なのか、また「口腔体操」とは一体どのようなものなのか、少しお話していきますね。
年齢を重ねていくと、以下のようなことが起こりやすいという特徴があります。
・組織の保湿能力や水分量の低下などから口腔内が乾燥しやすい
・舌の圧力が低下しやすい
・咀嚼機能が低下しやすい
・嚥下機能が低下しやすい
これら口腔機能の低下を、出来る限り現状維持するために行うのが、口腔体操です。
口腔体操では、肩や首の体操、舌の体操、発声訓練、唾液腺のマッサージ、唾液飲み込み体操などがあります。これらの体操を行うことによって、食べ物を飲み込む力を保つことが目的です。また、口腔機能低下から誤嚥が起こると肺炎になりやすくなる為、それらの予防にも繋がります。
デイサービスだけで行うのではなく、自宅生活でも習慣化すると更にいいと思います。
加齢による機能低下は、避けられない現象で平等に訪れますが、機能の維持・向上の為に
今出来ることに取り組むことはとても重要です。私たちは、そのような関わりを通して、ご利用者様が、ご利用者様らしく過ごせるようにサポートさせて頂いております。
機能低下の理解と、必要な取り組みを行う。このセットがとても大切ですね☺
今回の写真紹介は、先月行われたイベントの様子です。
「ケアプラス新居浜!球技大会」と題したイベントでした。とても楽しまれておりました。
皆様、今月も健やかにお過ごしください。