皆さま、こんにちは。
機能訓練指導員の長谷部です。
段々と朝と晩が寒くなってきて寒暖差が激しくなってきましたね。
今年はインフルエンザの流行が早まっていますので皆様も体調を崩さないように気をつけてください。
さて今回紹介するI様は左手の機能低下により握力が5kg程度になり、各種運動動作が困難な状態でした。
食事の際もお椀を把持することができず顔をお椀に近づけて食べていたので食べこぼしも多くなっておりました。
そこで最初に行ったのがIVESの外部サポート機能を使用した反復動作訓練です。前腕の背屈動作筋向上を目的として手指の握る動作を補助できるようにアプローチしました。
IVES使用開始時は左手の反応が若干鈍かったですが、反復運動を繰り返すことで左手の反応が段々と良くなりました。

次に拘縮や可動域制限を予防できるようにベッドの徒手訓練にて手首や手指関節の他動訓練を実施しました。痛みの無い範囲でゆっくり筋緊張をほぐすことで可動域も向上し、指を動かしやすくすることが出来ました。

段々と動きに改善が見られてきたので、指の筋力も向上できるように重さ1kgのメディシンボールを上から握って持ち上げてもらうことで、握力の向上を図りました。I様は最初「これは重たいなぁ」とおっしゃられておりましたが、握力が向上するにつれて持ち上げる回数が増えていきました。

手の感覚にも刺激を与えることで、血の巡りが良くなり運動機能の向上を図ることができるので、凹凸がある棒状の器具を用いて手を握る動作と離す動作を繰り返し行って頂きました。

上記の運動を継続して実施して頂いたことで左手の運動機能の改善が見られ、握力も27kgまで回復しました。食事の際も左手でお椀を持って食事を摂ることができようになり、食べこぼしを軽減することが出来ました。I様からも「また左手を使えるようになれてうれしい。」と喜びのお言葉を頂きました。

これから少しずつ寒くなり身体にも変化が見られやすい時期になりますので皆様も何かお困りごとがあればお気軽にリハビリスタッフにご相談ください。
























