皆さんこんにちは。ケアプラス垣生、機能訓練士の福田です。
今回のH様、日課である運動や温泉に行く事は継続できておりますが、外出時に腰背部痛と下肢のだるさが出現するとの訴えがありました。その後3ヶ月リハ実施ことによって姿勢改善図ることがで、腰背部痛や下肢のだるさが軽減することができたため報告させていただきます。
初期評価
前から見た写真では頭部・頚部・胸部は右へ偏位、腰部は左へ偏位している状態でした。
横から見た写真では上半身が後方に偏位、下半身前方へ偏位状態でした。
訓練内容として、腰背部の痛み等に対して全身的なリラクゼーション
体幹・下肢のマシンによる筋力強化訓練、バランスパットを利用したバランス訓練を実施しました。
このような訓練を3ヶ月継続し、再度姿勢測定を行いました。
3か月後評価
前から見た写真では上半身と肩の高さがずれあるが、頭部・頚部・胸部・腰部のずれは改善を認めます。
横から見た写真では上半身の傾き改善傾向、猫背度合いや腰の位置等も改善を認めます。
腰背部の筋緊張は軽減傾向だが姿勢の影響もあり痛みが出現していました。また下肢のだるさは長距離の外出による疲労性によるものだと考えられました。その為筋緊張等に対しリラクゼーションやストレッチ実施し、筋の柔軟性と筋力向上させることで痛みの軽減を図ることが出来ましたと考えます。痛みの軽減することで活動性の向上図ることで歩行姿勢の改善に繋がったと考えられる。
今回の症例は、リハビリを継続し姿勢改善等図ることで長距離外出の痛みや疲労感の軽減に繋がりました。
ケアプラスでは利用者一人一人の生活課題や姿勢の問題点に対してリハビリテーションが提供できるようにスタッフ一丸となって取り組んでおります。