実績報告

体しっかりだより一覧

  • 皆さんこんにちは!ケアプラス今治の理学療法士の西田です!

    8月も終わり暑い夏のピークが過ぎましたが、まだまだ日中は暑い日が続きそうなので水分補給を忘れずに!!

     

    さて、ケアプラス今治には8月から専門職の作業療法士が1人新たに加わりました!

    新しく加わった作業療法士は大西君です!

     

     

    こちらは大西OTがご利用者様と一緒に機能訓練に取り組んでいる様子です。

     

     

     

     

    そもそも作業療法士とは、日常生活で行われるさまざまな「作業」を通して、日常生活(食事、料理、整容など)に必要な能力を高める職業です。

    一方理学療法士とは、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、自立した日常生活が送れるよう支援する職業です。

    新しく作業療法士が加わったことで今までは基本動作やマッサージが中心となっていた機能訓練に加えて、日常生活動作のリハビリをより強化して行えるようになりました!

    例えば比較的ご自身で動くことができるけど、料理や筆記や食事がしにくい、細かい作業がしにくいというご利用者様にも対して作業療法士が機能訓練を行うことで細かい作業ができるようになり、ご自身でできることが増えることにより生活の質が向上します。

     

    作業療法士が加わったことでケアプラス今治に来ていただいているご利用者様の健康をさらに支援していきますよ~!!

    そして、9月から育休で休んでいた理学療法士の女性セラピストも復帰するのでどんどんリハビリが充実し、皆様の健康とより良い生活を送れるように努めて参ります。

     

    ケアプラス今治では、ご利用者様の「出来ない」ことを減らし、日々の生活の中で「出来る」ことを増やすことを目的とした機能訓練を行っています。

    この記事を見て興味を持たれて見学・体験をしたいと思った方は、ケアプラス今治にご連絡下さい。

    以上、ケアプラス今治の理学療法士の西田でした。また次の機会にお会いしましょう!

  • みなさんこんにちは!

     

    9月号のリハビリNEWSは、歩行器歩行が在宅生活の必要事項となるため、姿勢調節や筋活動の誘発により歩容の改善が図れた事例です。

    安全で快適な在宅生活を継続するためにケアプラスのリハビリでは、できることを日々実践しております。

     

  • ケアプラス垣生 リハビリ便り ~姿勢評価をもとに~ 垣生だより AIチェックリハビリ 2024年08月30日

    皆さんこんにちは。

    ケアプラス垣生、柔道整復師の越智です。

    お盆が開け、8月が終わろうとしています。

    まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

    水分補給をしっかり行い熱中症対策をしましょう!

     

     

    今回は、ケアプラスでの機能訓練により姿勢評価に良い変化が見られた方をご紹介します。

    ご紹介する利用者様のI様ですが、5月の段階での姿勢評価の写真ではD判定45点。

    全身・下半身は右に傾いています。

    また、重心の位置は右前方にあり、右半身に負担が掛かりやすくなっています。

    I様は時折左半身の痺れがあると言われます。

    また歩行時のふらつきがあり重心移動が上手く行えず関節の動きの悪さや全身の筋力・バランスの低下が考えられます。

    特に腰部周辺の硬さも認めました。

     

     

     

     

     

    姿勢評価をもとに腰部周辺や下肢を中心とした全身のリラクゼーションを行いました。

    全身のバランス向上を図るためにスリングリハビリ、

    下半身をより鍛えるためにエアロバイク、

    腹筋やハムストリングスも硬いと考えられるため、

    ハムストリングスを中心としたストレッチや腹筋・背筋のトレーニングを無理のない範囲で行いました。

    歩行訓練では平行棒内での歩行練習や振り子運動、段差を使用し昇降練習を行いました。

    また鏡を利用し腰を起こした姿勢の意識付けの助言を続けました。

    このような訓練を3ヶ月行い再度姿勢測定しました。

     

     

    C判定60点と、15点向上しています。

    頭の傾きはありますが、全身・下半身の傾きが改善された姿勢になっています。

    重心の位置は正中に近い位置になっています。

    姿勢の歪みにより特に腰部周辺の硬さも認めたため、筋力強化など行い全身の筋力・バランス向上により柔軟性も見られ、姿勢評価の向上に繋がったと思います。

    さらに歩行時のふらつきも軽減し、安定した歩行が行えています。

     

     

     

     

     

    今後も、この姿勢評価を用いて、さらに良いリハビリが提供できるようご利用者様と情報共有を行い、経過を追っていきたいと思います。

    このようにケアプラスでは利用者1人1人の生活課題や姿勢など悩みにあったリハビリが提供できるようにスタッフ一丸となって取り組んでおります!

    気になるという方は是非見学や体験利用をお待ちしております!

  • 皆様こんにちは。ケアプラス三津 柔道整復師の蒲池です。

     

     

    立秋を前に、まだまだ暑さ厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

     

     

    【かわいいフリー素材集 いらすとやより引用】

     

     

    本日は先日行ったリハビリイベントの紹介をしたいと思います。

    八月も終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑い時期が続きます。

    そこで今一度、熱中症の対策のお話とリハビリ体操を行い軽く汗を流してもらいました。

    その一部を紹介したいと思います。

     

     

    【かわいいフリー素材集 いらすとやより引用】

     

     

    近年「夏の暑さが増している」と言われますが、気のせいではありません。

    暑い時には突然汗をかきます。

    汗をかくのはベタベタして不快ですが、発汗は体温調節に重要な役割を果たしています。

    熱中症とは体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をいいます。

    体内に熱がこもらないよう、熱を体から逃がす働きをするのが「発汗」です。

     

     

    汗は、体内の水分を材料に生み出されます。そのため、十分な水分が摂取されていなければ適切に汗をかけず、体内に熱がこもり熱中症になるリスクが上がります。

    熱中症予防でこまめな水分補給が必要とされるのは、これが理由です。

    これ以外にも、エアコンや扇風機、涼しい服装や日傘、帽子など暑さを避ける工夫や、日頃の体調管理も大切です。

    こういった事に気を付けながら暑い夏を乗り切りましょう。

     

     

    ケアプラスデイサービスセンターでは、より良い生活を送って頂けるよう機能訓練指導員によるリハビリを提供しております。

    元気で楽しく生活を送りたいと思っている方はぜひ体験利用してみませんか?

    職員一同、お待ちしております。

  • ケアプラスデイサービスセンター道後持田 作業療法士の平岡です。

     

    連日の猛暑で、体も心もバテ気味という方も多いのではないでしょうか。

     

    熱中症警戒アラートという言葉を見聞きした方も多いかと思いますが、熱中症警戒アラートとは「熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日」に発表されます。今年の夏は熱中症警戒アラートが毎日のように発令されております。外出は控え、エアコンを適切に使用する。また、こまめな水分補給により熱中症を予防し、残暑を乗り切っていきましょう!

     

    さて皆様、今年の夏は連日猛暑が続いておりますので、出歩くなど身体を動かしていく機会が少なくなっているのではないでしょうか?

     

    ちなみに東京都保健医療局によると、「健康づくりのための運動量の目安(18~64歳)は、息がはずみ、汗をかく程度の運動を週合計60分、毎週続けること」とあります。毎日運動するのが難しくても、例えば「1回20分程度を週3回」や「1回30分程度を週2回」、あるいは平日に時間が取れない場合は、「週末に1回60分の運動」でも効果が得られるとうたわれております。

     

    もちろん、それでもなかなか自分では運動することが難しい方もいらっしゃるかと思います。

     

    私どもケアプラスでは、一日の合間合間に水分を摂取し熱中症を予防すること。

     

     

    そして、適度な運動に取り組んでいただくことで、身体機能を維持し健康に過ごしていただけるよう支援しております。

     

     

     

    スポーツ庁が「スポーツの実施状況等に関する世論調査」を行っております。

    それによると、週1日以上運動・スポーツをする者の割合は、平均で52.1%、70代に限ると67.3%となり、3人に2人が運動に取り組まれておられることになります。グラフを見ると、年を経るごとに運動への取り組みが増していることがよくわかります。

    皆様も是非、継続的に運動に取り組んでいただき健康的な日々を過ごしていただければと思います。

     

     

    ケアプラスでは、様々な運動が可能となっておりますので、運動を始めようと思われたら是非ご相談ください。

    ケアプラスでは施設見学や体験利用についても承っております。

  • ケアプラス北宇和島 リハビリ便り 安全に楽しく歩きましょう! 北宇和島だより AIチェックリハビリ 2024年08月19日

    みなさんこんにちは。柔道整復師の浦田です。

    連日熱戦を繰り広げていたオリンピックも閉幕しましたね。

    今回私の中で感動したのは陸上競技やり投げで、フィールド種目では日本人初!

    金メダルを獲得した北口榛花選手の快挙です。私も陸上をやっていたのでとても感動しました。

    次のオリンピックの開催地はアメリカ・ロサンゼルス。また4年後のオリンピックを観戦するためにも日々元気に過ごしましょう。

     

    今回はM様のリハビリ内容を紹介したいと思います。

    M様は右半身に動かしにくさがあります。歩行時にふらつきがあり、転倒の危険性もあります。

    普段の歩行状態を観察・分析し、改善が図れるようリハビリを実施しました。

     

    まずは立位姿勢の安定。立位姿勢を安定させることで体重移動をスムーズにできるように訓練します。

    その次に体重移動の訓練です。体重・重心移動がスムーズに行えることで一歩が出しやすくなります。

     

     

    そして歩行訓練です。M様は歩行時の歩幅が小さいので、一歩を少し大きめに出すことと踵から地面につけて歩くようにアドバイスしました。

    これらを意識してもらうことでふらつきが少なくなり、足取りも訓練実施前よりスムーズになりました。

    またAIチェックリハビリにて姿勢を測定したところ、前回よりもスコアがアップしておりました。

     

     

    歩くという動作は日常生活の中でとても大切な動作です。

    また私たちは自分の足で歩きたいという気持ちに応え、支援していきたいと考えております。

    ケアプラス各事業所では1日の体験利用を随時受け付けております。

    その他気になることなどございましたらお気軽にお問い合わせください。

  • 皆様こんにちは。

    ケアプラス大洲 理学療法士の栁です。

    気温の高い日が続いておりますが、皆さん体調はどうでしょうか?

    熱中症には注意しつつ、しっかり水分補給も忘れない様にして下さい。

    また、コロナウイルスの感染者数も増えてきています。体調には気をつけて下さいね。

     

    さて、今回のご利用者様は下肢を骨折し、手術され、術後約1カ月経過したのちに自宅復帰をされました。

    その後リハビリ目的にてケアプラスのご利用を開始された方をご紹介します。

     

    自宅にて生活をされておりましたが、歩行困難にて自宅内では車椅子を使用されていました。

    1年間のご利用にて歩行動作自立まで改善し、先月ケアプラスを卒業されました。

     

    リハビリの様子ですが、術後の影響から膝関節に疼痛・可動域制限・筋力低下等が出現しており、最初は平行棒内を介助にて歩行していました。

     

     

    まずは、可動域訓練やリラクゼーションにて疼痛の軽減と可動域改善を図りました。

    疼痛の軽減と共に膝関節への負荷を考慮した筋力訓練を積極的に実施しました。

    平行棒・歩行器歩行・杖歩行・フリー歩行と歩行動作レベルも順に調整しながら経過を追っていきました。

    最終的には自宅内はフリー歩行、屋外は杖歩行まで動作レベルは改善しました。

     

     

     

     

    本人様もリハビリに対する意欲が高く「歩けるようになりたい」との意欲が非常に見られていました。

    自主訓練も積極的に実施して頂いたことで動作レベルが改善し歩行動作の獲得やQOLの向上に繋がりました。

    自主訓練では、ボールをお渡しして膝の運動や立位での動作訓練を自宅で実施して頂きました。

     

     

    自宅内でも一人で歩けるようになったことを物凄く喜ばれていました。

    ケアプラスでのリハビリは卒業になりますが、今後もご自宅リハビリは継続して頂き、いつまでもご自宅で旦那様と生活して頂きたいと思います。

     

    このようにケアプラスではご利用者様の要望に合わせ、生活動作の支援を行っております。

    生活を行う上で不安に思われることは、ぜひ相談して頂けたらと思います。

  • 皆様こんにちは、理学療法士の松本です。

     

    近年稀にみる暑い夏となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

     

    オリンピックも開幕し、それぞれの競技で次々とメダルを受賞されています。

    特に印象に残った試合は何でしたか?

    私は柔道女子52キロ級の阿部詩選手の2回戦目の試合です。

    ウズベキスタンの選手に1本を取られ号泣している中、フランス会場での「ウタ」コールに私は感銘を受けました。

    金メダル2連覇がかかっているという期待を胸に挑み、2回戦敗退の結果であったため、詩選手本人が一番期待を裏切ってしまったという気持ちでいっぱいだったと思います。

    そんな中、自国ではない会場での異例のコールは、選手にも柔道というスポーツにも敬意を表しているようで自分も心が暖まりました。

     

    開催国のフランスでは各国の選手が熾烈な闘いを繰り広げ頑張られている中、ケアプラスでも元気に来所され、頑張っておられるご利用者様がおられます。

    今回は、その様子をご紹介させていただきます。

     

    ご紹介させていただくご利用者様は、持病の影響にてADL(日常生活動作)の低下、活動性の低下があり、車椅子で来所されています。

    リハビリを繰り返していくうち機能も向上してきており、意欲も向上しています。

    本人様の希望として車椅子自走をしたいという希望がありますが、現時点では自走が難しい状態です。

    そこで、車椅子駆動訓練に着目したリハビリをケアプラスでは実施し、改善を試みています。

     

    現在の問題点として一番に挙げられることが、左上下肢の筋力低下と考えます。

    上肢の筋力訓練としては、座位姿勢にてゴムチューブを伸ばしていただく訓練にて改善を図りました。

     

     

    また下肢の筋力訓練では、膝屈筋群の筋力訓練を主に実施し、前方駆動の促進を図りました。

     

     

    これらの訓練を行い、現在では少しずつではありますが、自身で車椅子の駆動が可能な状態へ向上しています。

    また本人の車椅子を自走したいという目標に近づいているためか、以前よりリハビリに対しても意欲的に取り組まれております。

     

     

    このようにケアプラスでは、個々の目標に応じたリハビリをご利用者様1人1人に対してご提供させていただいております。

    リハビリだけでなく、相談員・看護師・介護職員と共に連携を図り、より良いデイサービスを目指しています。

     

    ケアプラスではこれからもご利用者様の心頭体のリハビリをしっかりとサポートさせていただきます。

    この記事を読んで興味を持たれた方は、体験も随時承っております。

    まだまだ暑い夏も続きますので、水分補給等しっかり行い元気で一緒に乗り越えていきましょう!

  • 皆さんこんにちは!ケアプラスデイサービスセンター新居浜の作業療法士の合田です。

     

    8月に入り、梅雨も明けていよいよ夏本番となってまいりました!皆さんいかがお過ごしでしょうか?厳しい暑さが続いていますので、皆さんくれぐれも熱中症には気をつけてください。

     

    さて、今回は「ご自宅リハビリパック」による自宅での運動の継続により歩行距離および下肢筋力の向上、膝の痛みの軽減につながった症例を紹介します。

     

    膝の痛みや息切れが強く、長い距離を歩くことができませんでした。また、自宅での運動習慣もなく、下肢筋力が低下し、活動量も少ない状況でした。移動する際は歩行器を使用している為、ご利用者様から「杖で歩きたい。でも膝も痛いし息切れもするし長い距離も歩けんからどうかならんかな。」とのお声がありました。そのため、杖で歩けるようになることを目標にリハビリを開始すると同時に、「ご自宅リハビリパック」を使用した自宅でも簡単に行える運動を説明いたしました。

     

     

     

    デイサービスでは、ご利用者様の訴えにより立ち上がりにくいとのことで立ち上がり動作の練習を中心にリハビリを行っています。また、ご自宅リハビリパックにより自宅でも継続して運動する習慣を身に付けて頂きました。

     

    すると、以前に比べて歩行距離が伸び、息切れすることなく歩けるようになりました。また、膝の痛みも軽減され、下肢筋力に向上がみられました。まだ杖で歩けるまでは至っておりませんが、少しずつ目標に近づいております。毎日継続して運動することは大変ですが、継続することで自身の力になります。まさに「継続は力なり」ですね!

     

    ケアプラスではご利用者様と一緒に目標設定を行い、それを共有し、ご利用者様と二人三脚となって日々のリハビリに励んでいます。また、ご自宅リハビリパックを使用した自主トレーニング指導を行い、運動を継続して頂くことで自宅での活動量の向上や目標達成に向けた取り組みも行っています。これからもご利用者様に寄り添い、目標を達成し満足いただけるよう全力でサポートを行ってまいります。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました!ケアプラスでのリハビリにご興味のある方は、ぜひご連絡ください。職員一同、心よりお待ちしております!

  • みなさん、こんにちは!ケアプラス今治の理学療法士の西田です!

     

    梅雨が明けたと思えば連日の猛暑!夏本番ですね!35℃以上の日が続いておりますが、体調を崩されていませんか??

     

    熱中症で運ばれたなんてニュースもよく耳にします。みなさん熱中症対策は欠かさずに!そうそうこの間のニュースでびっくりしたのですが、最近の小学生の中には水が味しないから嫌いという子が増えているとか!味のある飲み物が増えたからこそこういったことが増えているそうです。このニュースをきいてびっくりしました!これも時代ということですかね(笑)

     

    熱中症対策のためケアプラス今治では、エアコンでの室温管理、水分摂取の推奨を徹底しています!デイサービスはあくまでも生活の一部ですが、いわば自宅に帰ってから活かせる模擬生活となる場だと考えています。

     

    この時期の水分摂取ってとても大事ですよね?でも実際のところ高齢者の方はどのくらい水分を摂れているのでしょう?

     

    ほとんどのご利用者様が1日1ℓに満たない程度しか水分(コーヒーやアルコールは除く)を摂れていない状態です。ニュースやSNSを見ていても高齢者だけでなく、若者も1日の水分摂取量が少ないようです。

     

    人間の膀胱の尿量蓄積量は最大約500ml~800ml程、しかし250~300mlで尿意を催し、排尿します。仮に1回量250mlで午前3回、午後3回の計6回の排尿をしたとします。1.5Lの尿が排出されます。

     

    では1L程度しか水分摂取しないにも関わらず、1.5Lの排尿がある…

     

    これって大変なことだと思いませんか?ましてやこの時期は排尿だけでなく、発汗や会話による水分の蒸発など、水分は失われる一方ですよ!!!屋外にいれば汗や暑さで水分補給を行う人は多いでしょう。しかし、室内で過ごしやすい環境で生活しているとどうしても水分摂取がおろそかになってしまいます。

     

    高齢者の方が水分を摂らない理由でよく聞くことがいくつかあります。

    ・のどの渇きお感じにくい

    ・トイレが近くなる

    ・コーヒーやジュースなどを飲む

    ・そもそも水分を取りたくない

    など様々な理由があるようです。

     

    これに対する対策としては、

     

    1に対しては、乾いたと感じてからでは遅い(その時点で脱水状態)ので、時間を決めて水分を摂るようにする。(例:自宅では自分の手の届くところに水分を置いておく)理想では20分~30分に1口飲むようにするだけで体内の血管や臓器の働きを整えることが出来ます。

     

    2に対しては、ただでさえ暑さで活動量・意欲が落ちていているので、トイレへの移動も運動の1つと捉えることが出来ますよね?私が利用者様に運動をお勧めする際に気を付けていることは、生活の一部に取り込むこと!!トイレに行くことは生活の一部です。新しい水分を取り入れることで、体内の古い水分と入れ替える。これは、健康にとても大事なことですよね!!毎日のお薬を飲むこともさることながら、それ以上に水分!!

     

    3に対しては、理想はカフェインの入っていないお茶か水か白湯がいいのですが、スポーツドリンクなどで代用してみるのもいいですね!しかし、スポーツドリンクも高齢者の方には糖分が高かったり、余計に喉が渇きやすくなるのであまりスポーツドリンクだけで水分補給をするのはおすすめしません。なのであくまで1日コップ1杯・2杯程度にしておきましょう!

     

    4に対しては、そもそも水分を取りなくないという人は1回の水分量は1口・2口でいいので回数を増やして飲む、水ではなくお茶や白湯にするなど飲み物を変えてみるなどしてみてはいかがでしょうか?

     

    さて、前置きが長くなりましたが、このような時期にあってもケアプラス今治のご利用者様は元気に来所しリハビリに取り組んでおられます。その中で今回紹介させて頂きます。

     

    今回ご紹介するご利用者様は交通事故で右肩と右手首を負傷、来所当時は右上肢を挙げられず、右手の巧緻運動が思うように出来ない状態でした。しかし、ご自宅でも簡単に出来るリハビリグッズをプレゼントさせてもらい、定期的に経過観察を入れながら継続的にリハビリを続けて頂いておりました。

     

     

     

    まずはゴムボールを用いた握力強化です。段階的にボールの固さを変えて行って頂いたところ、測定で当初5~6キロだった握力が、現在は10~12キロにまで向上しました!これにより、少し重い箱などの荷物や、調理の際に使用される包丁を不安なく握れるようになったとのことです!

     

     

    もう一つは、ヘッドスパを使用することによる上肢挙上訓練です。見ての通り、しっかりと頭まで届かせることか出来ています!上肢が挙がるようになって、高い所の物に手が届くようになったとのことです!

     

    今回のご利用者様はリハビリへの意欲が高く、提案したリハビリを次々に実行し、目に見える成果を出されました。

     

    ケアプラス今治では、ご利用者様の「出来る」ことを増やし、日々の生活の中で「出来る」ことを増やすことを目的としたリハビリを行っています。この記事を見て興味を持たれて見学・体験をしたいと思った方は、ケアプラス今治にご連絡下さい。

     

    以上、ケアプラス今治の理学療法士の西田でした。また次の機会にお会いしましょう!