実績報告

看護師だより一覧

  • ケアプラス垣生 看護師便り~血圧のおはなし~ 垣生だより 看護師だより 2019年12月20日

    ジングルベルの鈴の音色が聞こえるる時期となりましたが、皆さまの体調は如何ですか?

    ケアプラス垣生 看護師の山中です^^

    早いもので、今年もあと10日程ですね。「ちょっとだけ猛進して…(猪突猛進)」などと挨拶したのが、ついこの間のように感じますが、来年は「明けましておめでとうございます(マウス)。」と言う声が聞こえてきそうですね。

    さて、今回は寒いこの時期、利用者様から「何で血圧が高いんかな?」と聞かれる事が多いので、血管の状態と血圧の関係についてお話させていただきます。

    そもそも血圧とは…

    【心臓が血液を全身に押し出す時、血管にかかる圧力のことです。】

    つまり…
    ●血流を作る心臓がポンプのように収縮して、溜まった血液を押し出す時・・・収縮期血圧(上の血圧値)

    • その後すぐ心臓が広がって、新しい血液を溜め込み、収縮期血圧よりも低い・・・拡張期血圧(下の血圧値)

    血圧は血管の5つのポイントから決まります。

    • 心臓からの血液の多さ

    ・心臓から送られる血液が多いと血圧↑

    2 血管の広さ

    ・血管が狭いと血圧↑

    ・血管が広いと血圧↓

    3 体内の血液量の多さ

    ・体内の血液量が多いと血圧↑

    ・体内の血液量が少ないと血圧↓

    4 血液の濃さ

    ・ 血液がドロドロしていると血圧↑

    5 血管の硬さ

    ・血管がもろくて伸びないと血圧↑

     

    血圧は朝起きてから徐々に上昇し始め、活動する日中に高くなります。そして、夜になるにつれて下降していき、睡眠中は更に下降します。この一日の変動を【日内変動】といいます。実は【日内変動】には自律神経と深い関わりがあるのです。この自律神経には、交感神経と副交感神経があり、交感神経が活発な時は血圧が上昇し、副交感神経が活発な夜中に下降します。分かりやすく言えば・・・

    ・交感神経が活発な時は狩りをしている時。

    緊張しているので瞳孔散大し、心臓も抹消血管が収縮して、心拍数も増加します。

    逆に

    ・副交感神経はリラックスした状態。

    瞳孔縮小し、心臓の抹消血管が拡張し、心拍数は減少します。

    血流も良くなり、眠気が出てきたりして、血圧も下降します。

    食事の最中は血圧が上がりますが、食後しばらくすると下がります。高血圧を放置しておくとどのような状態になるかというと、血管が硬くなっていき(動脈硬化)、 血管が破れたり詰まってしまいます。これが、脳で破れたり詰まったりすると脳卒中を引き起し、心臓で詰まり気味だと狭心症を引き起します。

    完全に詰まって壊死してしまうと心筋梗塞を発症します。気付かぬうちに血管がダメージを受けてしまう高血圧・・・日頃から決まった時間に血圧測定をして、自分の状態を知っておくことが大切ですね。

    何かと気忙しい年末ですが、朝起きた時や夜寝る前など、リラックスしている時に、手首の内側を3本の指で(人差し指 ・中指・薬指)少し強めに押さえて、脈を打つ回数やリズムの乱れを確認することもお勧めします。

     

    では、今年も残りわずか・・・良い年越しが出来ますように。ちょっと早いですが、今年もありがとうございました。

    来年もどうぞ宜しくお願い致します。

  • ケアプラス三津 看護師便り~運動不足だとどうなるの?~ 三津だより 看護師だより 2019年12月16日

    来週にはXmasを迎える時期になりましたが、この冬は暖冬だそうで。・・スキー場では雪が降らず困っているそうですね。寒い冬でもウインタースポーツに興じる人達には少し残念な感じでしょうか・・。

    先日、以前に何かで見た『UFOライン』に行きたくて連れて行ってもらったんですが、残念ながら寒い時期は閉鎖されてました(路面凍結や積雪で危険な為)どんなところか画像でお伝えします。

    ※いの町観光協会HPより

    私が撮ってきた風景はこちら ↓

    残念ではありましたが、人生初の自然生息しているお猿さんに遭遇出来たりもして(子ザルさん)、楽しい冬山でした。

    ところで、寒い時期の運動、みなさんはどんなことをされていますか?デイでは毎日、周りの方々と楽しそうにご利用者が運動を頑張られている姿を見ることが出来るので、なんとなく私も運動した気にはなっていますが。

    運動の効果は後に紹介しますが、今回は逆に運動不足だとどういうことになるか、そういう内容で書いていこうと思います・・

    ★運動不足からくる身体への影響

    ■運動不足であると体力や全身持久力が低下し、身体活動量が減少します。

    ■身体活動量の減少はさらに体力や全身持久力の低下、筋力や筋持久力の低下も招きます。

    ■筋力が低下すると立つ、歩くなどの移動能力が低下し、仕事や家事に励んだり、外出や趣味を楽しむなどの活動機会が減少して生活の質が低下します。それに加え、家に閉じこもりがちとなると気持ちもふさぎ込みやすくなってしまうものです。

    運動不足は、耐糖能異常、脂質異常、高血圧、肥満などの生活習慣病の発症リスクを増大させ、心筋梗塞や脳卒中などの疾患にもかかりやすくなり、日本では運動不足による死亡者数は、喫煙、高血圧に次ぐ第3位でその数は年間約5万人であるということが発表されています。

    また、運動、禁煙、節酒、減塩、適正体重の5つの健康習慣の中で実践している習慣の数が多いほど、がんの発症リスクが低くなることがわかっており、運動不足ががんの発症リスクを高くするひとつの要因となっています。

    ・・・それでは、ここから運動の効果についてご紹介していきます。

    生活活動や運動を行うことで得られる効果は将来的な疾病予防だけではなく、日常生活においても気分転換やストレス解消につながり、メンタルヘルス不調の一次予防としても有効であることが言われています。

    ストレッチや筋力トレーニングでは、腰痛や膝痛が改善する可能性が期待できること、中強度の運動によって風邪に罹患しにくくなること、健康的な体型を維持することで自己効力感が高まることも言われています。 運動は身体面だけでなく精神的、心理的、社会的効用などは幅広い効用が期待できます。

    ★運動が全身にもたらす効果

    ■動脈硬化性の病気、特に心筋梗塞の危険性を減少

    ■体脂肪を減らし体重のコントロールに有効

    ■脂質異常症(低HDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症)の予防・改善に有効

    ■高血圧の予防・改善に有効

    ■糖尿病やメタボリックシンドロームの予防・改善に有効

    ■骨粗鬆症による骨折の危険性を減少

    ■筋力を増し、色々な身体活動の予備力が向上

    ■筋力とバランス力を増やし、転倒の危険性を減少

    ■乳がんと結腸がんの危険性を減少

    ■男女とも、身体活動量が高い人ほど、何らかのがんになるリスクが低下します。がんの部位別では、男性では、結腸がん、肝がん、膵がん、女性では胃がんにおいて、身体活動量が高い人ほど、リスクが低下することがわかっています7)

    ■認知症の予防・改善に有効

    ■睡眠障害の改善

    ■ストレスの解消、うつ病の予防・改善に有効

    ■シェイプアップし、自己イメージが改善

    ■家族や友人と身体活動の時間を共有

    ■良い生活習慣が身につき、悪い生活習慣を止めるのに有効

    ■老化の進行を防ぎ、QOL(生活の質)の改善に有効

     

    びっくりするくらいの効果の数々・・これは運動をしましょう!ですね^^

    そして寒さに負けず、楽しく年末年始が迎えられるように・・

    ケアプラスは、年内28日(土)まで営業しています(新年は1月4日から)。お時間のある方、お近くにお越しの方、気になることがある方、みなさまお気軽にお問合せ、見学されてみて下さい。

    ではまた次回もどうぞ宜しくお願い致します。

  • ケアプラス北宇和島 看護師便り~うがいでしっかり感染予防~ 北宇和島だより 看護師だより 2019年12月14日

    みなさまこんにちは!ケアプラス北宇和島の看護師、山本です。

    朝、晩の冷え込みも厳しくなりこれから冬本番という感じですが、みなさま体調はお変わりありませんか?風邪やインフルエンザも流行っておりますので予防対策もしっかりとお願いします。

    さて今回は、その予防対策の一つである「うがい」について少しお話をさせてもらったらと思います。

    感染症を予防する方法で手洗いと共に励行されているのが「うがい」です。

    この「うがい」にも正しい方法があることを、みなさまご存知でしょうか?

    また「緑茶や紅茶でうがいをすると良い」とか「イソジンでうがいをすれば良い」とよく聞きますが、それって本当でしょうか?

    今回は、感染症を予防する「正しいうがい方法」についてご紹介いたします。

    ◆うがいにはどれくらい「感染症予防の効果」があるの?

    うがいは、本当に感染症予防に効果があるのでしょうか?

    人の喉には、細かい繊毛と呼ばれる毛と粘膜があります。口から入ってきたチリやホコリ、病原性の微生物をまず粘膜がキャッチしてくれます。そのあと、この繊毛の運動で体の外に微生物を追い出します。喉がイガイガして咳をする時も、この繊毛が働いています。うがいをすることで、繊毛や粘膜についたチリやホコリ、微生物を体外に出す効果があります。また、うがいによる刺激で血行を促進したり、喉に潤いをもたらす効果が期待できます。

    ◆うがいの前にまず口だけをゆすぐのがコツ。正しいうがいのポイント3つ!

    ◇うがいをする前に口だけをブクブクとゆすぐ

    外から帰った後は口の中にもチリやホコリ、感染性の菌がいる可能性があります。

    まずは、口のみをブクブクとゆすぎましょう。

    ◇最低でも3回はうがいをする

    口をゆすいだら、ここでうがいをします。うがいは一度では効果が薄いとされているため、最低でも3回は行いましょう。

    うがいをする時間は特に決まっていませんので、自分が良いかなと思うタイミングで大丈夫です。うがいをする時には「おー」や「ガラガラ」と発音しながら行うとより一層、効果が得られるとも言われています。

    ◇コップは常に清潔に!

    当然のことですが、うがいが終わったらきちんと洗い、家族間でのコップの共有も避けましょう。

     

    お茶、塩、うがい薬・・・。うがいにプラスするもの、これってOK?

    うがいをする時は、もちろん水のみでも十分効果を発揮します。でも「緑茶でうがいをすると良い」とか「うがい薬でうがいをすれば良い」などとよく聞きますよね。

    予防のためにプラスすると良いもの、そうでないものってなんでしょう?

    ◆風邪予防のうがいに効果的なのは緑茶と紅茶

    風邪の予防には、緑茶や紅茶でうがいをすることは効果的です。

    まずは、緑茶。

    日本だけでなく世界でも緑茶と医療に関係する研究が行われており、それによると緑茶に含まれるカテキンはウイルス粒子を凝集させる作用があり、それによって感染力を失わせる効果があるようです。もちろん風邪をひいてしまうと効果がないのですが、予防としての使用はおすすめとのことです。

    次は、紅茶。

    紅茶に含まれるテアフラビンも、緑茶のカテキンと同じ効果があるとのことで、うがいへの使用は効果的とされています。

    ◆塩水でのうがいは予防だけでなく発症時にも効果的

    緑茶や紅茶と同じく感染予防のうがいに効果的なのが、塩水でのうがい。また、塩水は症状を発症した後でも効果があります。

    塩には抗菌作用、脱水作用があるため、緑茶や紅茶と同様にウイルスに対する抗菌作用があるのはもちろんのこと、炎症を起こしている喉に対してはこの脱水作用を利用してウイルスを炎症部から取り除く働きがあります。そのため、炎症を起こして痛みがある喉にも効果があります。塩水でうがいをする時は、500ミリリットルのぬるま湯に対して小さじ一杯程度の塩が適量です。

    ◆殺菌作用のあるうがい薬は予防としての使用はおすすめできない?

    イソジンなどのうがい薬は市販薬としては有名で、幼少のころから馴染み深い人が多いと思います。病院でもらえるイソジンやアズレンといったうがい薬は、医薬品であるため強い殺菌作用を持っています。口や喉にはもともと常在細菌といって体外からの菌から体を守るための菌がいます。

    イソジンやアズレンを使用してうがいをすることで、この常在細菌のバランスを壊してしまうため、予防としての使用はおすすめできないというわけです。

    ただし、風邪の症状を発症し、医師から処方がでているのであれば風邪が治るまではしっかりと使用するようにしましょう。

    いかがでしたか?うがいと一口で言っても意外と奥が深いものですね。

    今日から、感染予防を意識したうがいを始めてみてはいかがでしょうか。

    それではみなさま、次回も宜しくお願いします。

  • ケアプラス宇和島 看護師便り~医者いらずのアロエについて~ 宇和島だより 看護師だより 2019年12月10日

    皆さまこんにちは(^o^) ケアプラス宇和島 看護師の田村です。

    前回ブログを投稿してから、はや一か月が経ちました。その間に冬がパタパタと駆け足で訪れた感じがします。

    道路沿いに立ち並ぶ、数本の大きな銀杏の木から黄色い葉が落ちています。まるで黄色の絨毯の様です。皆様も目にしたのでは?綺麗な景色には和まされますが、風邪やインフルエンザ流行に要注意な時期にもなっていますね。

    急な気温の変化だけでも体がビックリしているかもしれませんが、お変わりはありませんか?風邪予防のために、外出する時には防寒用に上着を一枚余分に持っていた方が良いかもしれません。そして、帰った時にはマスク、そして上着の埃をパンパンと払い落としてくださいね。マスクも玄関先で処分された方が良いかと思います。手洗い、うがいはもはや常識ですね。

    マスクの着用は予防だけではなく、喉の潤いにも欠かせませんので喉が弱い方にはお勧めです。

     

    ところで、これは何の花だかご存じですか?

    正解はアロエの花です。アロエは、トゲのある肉厚の葉を付ける、多肉植物です。そして「医者いらず」とも言われます。

    大絹分けた「食用・薬用に適した品種」と「美しい斑のある鑑賞用の品種」があります。健胃作用や便秘解消などの働きがあります。保温や抗菌、消炎効果があるとされ、傷や火傷、虫刺され外用薬としても使われています。しかし、全てのアロエにこの効果があるわけではなく、観賞用の種類にはほぼ薬効はないと言われています。

    食用のアロエは、皮をむくと、ゼラチン質の葉肉があり、シロップ漬けやヨーグルトに加えて食べられます。育てるのも簡単なので、お部屋に1つ飾ってみてはどうでしょうか?

     

    冬の本番は今からです。今年は「暖冬」と言われていますが寒さは身に沁みます。ケアプラスのご利用者は・・・というと寒さに負けずお元気に過ごされていらっしゃいます^^ 元気に体を動かされたり・・・

    作業レクリエーションを楽しまれたり・・・

    寒くて出掛けるのは億劫だな、と思われている方こそケアプラスでの一日を体験していただきたいと思いますので、是非お問い合わせ下さいませ。

     

    私の投稿ブログは、今回が今年最後となりそうです・・良い新年をお迎えください。

    また来年もよろしくお願いいたします<(_ _)>

  • ケアプラス道後持田 看護師便り~ドライアイのはなし~ 道後持田だより 看護師だより 2019年12月04日

    皆さま、こんにちは。道後持田の看護師です。

    朝夕の気温は低下するばかりで、お布団からなかなか出られない季節がやってきました。私もあと5分、5分と起きるのに苦戦してます・・・。

    気温の低下に伴い、湿度も低下しインフルエンザも毎年恒例着実に流行してます。より一層の予防対策が必要ですね!手洗い、手指の消毒忘れず行って頂ければと思います。

    さて、寒いと暖房機器を使用すると思いますが、目の乾燥をお話しされる方がおられます。一番の原因であげられるのが「ドライアイ」です。

    ドライアイとは、涙の分泌量が減り角膜を傷つけたり不快な症状をきたす病気です。涙の役割とは、角膜への酸素、栄養補給を行ったり、目の乾燥防ぐ、細菌などの侵入を防ぐ。角膜、粘膜に付いたゴミやホコリを洗い流す等の役割があります。

    症状として目がかすむ、目が重い、眩しい、目やにが出る、目が乾く、異物感、涙がでる、痒いなどがあげられます。ドライアイの原因としては環境、疾患からといろいろありますが、環境の原因としては室内の乾燥、エアコンの使用、ストレス、パソコン作業があるようです。

    対策として、とにかく乾燥を防ぐ事が大事です。加湿器を使用する、エアコンの風が直接あたらないようにするなど工夫する事が大切です。パソコン作業をされる方は、集中すると瞬きの回数も減少しますので瞬きをするよう心がけましょう。

    加湿をするということはインフルエンザ予防にも繋がって一石二鳥ですね!

     

    インフルエンザにもドライアイにも負けない身体づくりを。

  • 皆様こんにちは。

     

     

     

    いよいよ12月に入りますね。

    クリスマス、年末、年越し等色々な行事があり、楽しみです♪

     

    ケアプラス大洲では「クリスマス会」や「忘年会」を企画しております。

    この季節ならではのイベント。皆様で盛り上がっていきましょう!!

     

     

     

    しかし、この楽しみな季節に体調を崩しがちではないでしょうか?

     

     

    今回は体調を崩さないよう予防する方法、『換気』についてです。

     

     

    まず『換気』とは、特定の空間の空気環境を維持、改善するために外気を取り入れて内部の空気を排出する事です。

     

    風邪・インフルエンザなどが流行る時期や掃除をするときに窓を開けて喚起をしませんか?

    『換気』をする目的としては、

    ・呼吸に必要な空気と取り入れる事

    ・有毒ガスや病原体の除去・拡散防止

    ・湿気を外に出す

    ・熱を逃がす

    等あります。

     

    内部にある空気を排出し、外気を取り入れる事で病原体やほこりを外に出す事ができます。

     

     

    この時期になると外の空気が冷たく、窓を開けたくないと思いがちになります。

    換気をする事で風邪やインフルエンザなどを予防でき、元気に過ごすことが出来ます。

     

     

    今年も残り約1ヵ月。元気に過ごせる様予防をしていきましょう!

  • 皆様こんにちは、ケアプラス今治の看護師です。

    ケアプラス今治も早いもので4月19日のオープンから7ヶ月が経ち、ご利用者様も35名近くになり、日々賑やかに楽しく過ごしております。11月になり、朝晩寒くなり、朝起きることが辛く感じてきました。寒くなってきたこの季節に、気を付けておきたいヒートショックについてのお話をさせて頂きます

    冬の早朝トイレやお風呂場が危険?

    気温差によるヒートショックに注意!

    寒い季節がやってくると欠かせないのが暖房です。暖房のおかげで快適に過ごすことができますが、暖かい部屋と寒い部屋との温度差による事故には気をつけなければいけません。いわゆるヒートショックといわれるものです。今回は、ヒートショックについてその原因と対策を紹介します。

    冬場に多いヒートショックとは?

    ヒートショックは冬場に起こりやすい特徴があります。日本の冬は寒く、暖房が欠かせませんが、多くの場合、お風呂場やトイレは家の北側に位置していて暖房もなく、冷え込むことが少なくありません。暖房によって温まっている部屋と暖房のない寒い部屋との気温差が大きくなってしまい、高齢者の体には負担になるのです。

    体が温まっている寝床から早朝にトイレに行ったり、温かい部屋からお風呂場に移動したりすると、体はその気温差に対応しようと血管を収縮させて、血圧をあげなければいけません。また、それから温かいお風呂のお湯につかることで、逆に血圧はさがります。こうしたことが血管や心臓には大きな負担で、一時的に意識が消失することもあります。特に、高血圧や糖尿病などの持病がある人は気をつけた方がよいでしょう。

    入浴を好むという日本の文化的な背景もあり、冬場に集中していて、事故全体のおよそ半数が12月から2月に起こっているのです。

    家庭で実践!ヒートショックの予防対策

    ヒートショックは自宅で起きることが多く、各家庭が意識的に予防に努めることが重要です。そこで、入浴の仕方を意識することが大事です。少しの工夫でヒートショックのリスクを下げることができるので参考にしてみてはいかがでしょうか。

    1 入浴前にあらかじめ浴室を暖める

    ・お風呂に入る前にしばらく浴槽のフタを開けておく

    ・浴槽にお湯をためる時、シャワーを使って給湯する。

    (効率よく浴室温度を上昇させることができる。)

    ・入浴時、シャワーの湯で洗い場を流すと、湯気で浴室内が暖まる。

    2 かかり湯で体を慣れさせる

    ・かかり湯でお湯を体になじませ、血圧の急激な上昇を防ぎましょう。

    急に“ドボン”では体がおどろきます。

    3 安全な浴槽へのつかり方

    ・長すぎる入浴は避けて、できるだけ20分以内に。

    ・肩まで湯につからず、下半身だけお湯につかる。(半身浴のほうが体の負担が少ない)

    ・湯温は38~40℃程度の、少しぬるめのお湯に。

    4 入浴の前後に水を飲む

    ・お風呂に入るとたくさんの汗をかきます。水分が失われると血液の粘性が上がり流れが悪くなるので、水分補給のため入浴の前後に水を飲むと効果的です。

    5 高齢者は一番風呂を避ける

    ・高齢者は、浴室が暖まった2番風呂以降に。間隔を空けず続けて入る。

     

    暖かいお風呂に正しく入り、しっかり疲れをとって翌日からの生活を楽しく送りましょう!ヒートショックは65歳以上の人が9割以上を占めていて、高齢者のいる家庭では対策が欠かせません。

    暖房の使用によって各部屋に気温差が生じやすい冬場は要注意です。特に、お風呂場や早朝のトイレに気をつけましょう。お風呂に入る前には事前に脱衣所や浴室を温めたり、長湯を控えたり、お風呂からはゆっくり立ちあがることを意識してください。

    もともと血圧が高い人は特に注意が必要です。食後すぐの入浴は血圧が不安定になりやすいので控えたほうが無難ですし、自分で血圧をモニターするのも良いでしょう。

    家族同士で意識しあうことで、万が一のときに、早期発見が可能になります。お風呂に入る前や、入浴中、お互いに声を掛け合う習慣をもつことも大切なことです。

     

    ケアプラス今治では、ヒートショック対策も万全で快適空間で入浴ことができます。お試しで一日の体験利用も出来ますので、是非とも皆様のお越しをお待ちしております。

    では、次回のブログもお楽しみにしてください!どうぞ宜しくお願い致します。

  • ケアプラス垣生 看護師便り~冬のかゆみ対策~ 垣生だより 看護師だより 2019年11月22日

    皆様こんにちは。

     

    朝晩冷え込みが強くなりインフルエンザ等の感染症に注意しなくてはいけない時期になりました。又この時期になると体のあちこちが痒くなってくることはありませんか。年齢を重ねる毎に皮脂の分泌量が減ってくる為と言われています。

    かゆみを感じてかき始めるとかく事が刺激になりかゆみがドンドン拡がりひどくなったりします。起きてしまったかゆみを抑えるには早急の対処法として冷たいオシボリやハンカチ等で包んだ保冷剤を当てると冷たさでかゆみをごまかす方法が有効です。

    生活上の注意として、衣類は肌に直接触れる下着などは綿.絹などの天然素材のものがおすすめです。

    食事は油分.水分を多く摂取したからといって乾燥が改善されることはありません。食事は全身の健康の為にもバランス良く摂るのが基本です。

    住環境は湿度が50%を下回ると皮膚からの水分の蒸発がはじまると言われています。加湿器などを使い室内の湿度を肌に良いと言われる50%~60%程度に保ちましょう。

    室温を上げ過ぎないことも大切です

    強いかゆみの場合はステロイド薬が配合されたかゆみ止めを皮膚科で処方してもらう他 市販もされているので常備しておくと安心です。

     

    最後になりましたが、私達も手袋を使用したり手洗いを頻回に行ったりする習慣がついていますのでハンドクリームでバリアー機能を支えていかなければと思います。

    これから冬本番、ケアプラスでは風邪を寄せ付けないくらいの熱気で冬の寒さを乗り切れる様に利用者様をサポートさせていただきます。

    116日はさくらの会イベントで盛り上がりました。

    又、124日にはこのみっ子のクリスマス会を予定しています。一人でも多くの利用者様に参加していただきたいと計画しています。

    それではみなさん!くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。

  • ケアプラス三津 看護師便り~寒い季節が来ましたね~ 三津だより 看護師だより 2019年11月18日

    皆様こんにちは。

    この頃、さらに気温差を感じるようになりましたが体調管理に余念なく過ごされてますか?

    先日、海に行くと風が強かったもので寒くて寒くて。子供の頃の毎日の遊び場が海だったせいか、気分はすごく癒されるんですけど・・歳ですね^^;

    今回は、気温差と言えば「『ヒートショック』に注意!」ということで、ブログを投稿させていただきます。

    以下、参考になさって下さい。

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    暖まった部屋を出てトイレに行こうとした時、室温差に思わず震えてしまうことがあったりしませんか?この気温差が、高齢者に『ヒートショック』を引き起こす原因にもなります。

    ※『ヒートショック』とは、屋内での急激な温度差によって血圧が大きく変動し、それによって失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす等、身体へ悪影響を及ぼすことです。

    消費者庁の資料によると、『ヒートショック』が原因での事故は高齢者(65 歳以上)が約9割を占めているそうです。特に 75 歳以上の年齢層で、10年前よりも大きく増加しています。事故の内容としては、入浴中の『ヒートショック』によって意識障害により浴槽に倒れ、沈み込んでの事故、というパターンが多いといわれています。

    ヒートショックが起こるしくみ

    『ヒートショック』は、おもに家の中の温度差により起こる症状です。暖房をつけている暖かい部屋と、暖房をつけていない浴室やトイレの温度差は、10℃を超えているそうです(家の中でかなり差がありますね)。暖かい所から寒い所に移動すると、体は気温の急激な変化から体温を調節するためにブルブルと筋肉を震わせます(これは熱を作り出す為)。同時に血管を細くして、皮膚の下に流れる血液の量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。血管が縮むと、血液が流れにくくなるので、血圧は急上昇します。しかし、浴槽の温かい湯につかることで、血管は拡張し、急上昇した血圧が、今度は急激に低下してしまうのです。そして、浴槽から出て体を洗ったり、寒い脱衣所に移動するなど、これら一連の入浴行動の中で血圧は急激に大きく変動します。健康な若い人なら、血圧の急上昇や急下降にも耐えられるかもしれませんが、高血圧や糖尿病、脂質異常症など動脈硬化が進行した高齢者では、血圧の上昇による心筋梗塞、致命的な不整脈、脳梗塞や脳出血などを引き起こしやすくなっています。反対に、血圧が低下することでめまいやふらつきが起き、または意識を失って、転倒や事故という結果を引き起こすこともあるのです。

    それでは、家の中でも『ヒートショック』を起こしやすい入浴、そしてトイレについてどのような対策ができるか、調べてみましたので以下に挙げておきます。

    入浴についての注意点

    ★入浴前と入浴後に水分を補給する

    入浴すると汗をかき、体内の水分が減って、血液がドロドロになります。その状態では血栓ができやすく血圧が上がると脳梗塞や心筋梗塞になりやすいため、入浴前と後で水を飲むことで、血圧や血流の変動による脳疾患などを引き起こさない状態を作っておきましょう。

    ★食後1時間以上空けてから入浴する

    食後は消化器官に血液が集まり、血圧はやや低くなっています。そこに入浴をするなど血圧を上げる行動をすると、血管内の変動がより大きくなり、ヒートショックを引き起こしやすくなります。

    ★お酒を飲むなら入浴後に

    飲酒すると、血管が拡張し血圧低下を起こしたり、体の反応も低下して転倒しやすくなります。危険性が高まるので、飲酒後の入浴は避けたいものです。人の体温が一番安定する時間帯は16~19時といわれており、この時間帯に入浴が推奨されています。ご高齢でお酒が飲みたい方は、夕方入浴して、その後晩酌にしてはいかがでしょうか。

    ★部屋間の温度差をなくす

    脱衣所や浴室に暖房器具を設置するなどして暖かくしておくことが最も重要です。浴室内に暖房器具がなくても、浴槽にお湯を溜めるときにシャワーを使って高い位置から浴槽に注いだり、お湯を張った浴槽のフタを開けておくなどすれば、浴室内は暖まります。また、1番風呂は避けて2番目以降に続けて入ることにより浴室内が暖まっているときに入浴することができます。

    ★ゆっくり温まる

    入浴時にはいきなり浴槽に入らず、心臓に遠い手や足からかけ湯をするなど、お湯の温度に体を十分に慣らしてから浴槽に入るようにすることで、急激な血圧の変化を防げます。

    ★浴槽の湯温を低めにする

    浴槽の湯温が高いと心臓に負担がかかります。38℃~40℃程度のぬるめのお湯から入り、熱いお湯を足して徐々に温めるようにしましょう。

    ★長湯をしない

    長湯をすると、心臓に負担がかかり、疲労感が増し、転倒しやすくなります。また、血圧が下がりすぎてしまい、入浴後に血圧が急上昇すると、そのショックで症状が発生しやすくなります。

    ★浴槽から急に立ち上がらない

    浴槽から出るとき、急に立ち上がると血圧は急激に下がります。立ちくらみを起こし、転倒のリスクが高まります。

    ★浴室に手すりをつける

    手すりがあれば、万一めまいが起きても、倒れる途中でつかむことができ、転倒を防げます。

    ★他の人が声かけする

    入浴中にヒートショックが起きても、他の人がすぐ発見して処置をすれば、重篤な状態にまでは至らないことが多くあります。実際、公衆浴場では事例が少ないのです。家族やヘルパーなどが入浴時に声がけをし、安否確認をすることも大切です。

    トイレでの注意点

    ★寝室はトイレの近くにする

    高齢者は夜間頻繁にトイレに行くことが多くあります。寒い廊下を経てトイレに行くだけでも、心臓に負担がかかります。可能であれば、寝室はトイレに近い部屋に設定しましょう。

    ★トイレに暖房器具を置く

    浴室や脱衣室と同様、トイレも小さな個室であり、寒い空間であるのが通常です。現在は、人感センサー付き電気温風器や、ヒーター一体型の天井照明など、場所を取らない暖房器具も販売されています。それらを活用して、トイレに暖房設備を設置しましょう。

    ★いきみすぎない

    排便の際にいきみすぎると心臓への負担が高くなります。また、排便後は急激に血圧が下がり、血圧の乱高下が激しくなります。普段からの便秘対策も重要です。

     

    いつものことだから・・・私は大丈夫、などと考えずに、先ずはご自身、そしてご家族が『ヒートショック』を理解して対策をして頂ければと思います。『ヒートショック』に対する認識があるのとないのでは、危険性は大きく異なりますので、安全・安心のためにも寒い時期の入浴、トイレには気を付けて過ごして下さいね。

     

    それではまた次回も宜しくお願い致します。

  • ケアプラス北宇和島 看護師便り~高齢者の味覚について~ 北宇和島だより 看護師だより 2019年11月16日

    みなさまこんにちは!ケアプラス北宇和島の看護師の山本です。

    朝方の気温が10度以下になったりと「冬もそこまで」と感じる今日、この頃ですがお変わりなくお過ごしでしょうか?

    さて、今回は高齢者の味覚について、少しお話をさせてもらったらと思います。

     

    おいしく食べることは、人が生きていく上での楽しみでもあり、健康増進への糸口となります。しかし個人差こそあるものの高齢者の多くに味覚の低下が報告されています。

    味覚には、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5種類の基本の味があり、味覚に対する反応は、舌の表面につぶつぶの小さな突起が多数集まっていて、ここで味を感知するセンサーが働いて脳へ伝え、味の判断をしているのです。

    味を感知するセンサーは、新陳代謝を繰り返し約10日間で新しい細胞に生まれ変わります。

    ◆味覚からからだへ伝える役割とは?

    5種類の基本の味は、「味」としての分類だけでなくからだに対して栄養素をバランスよくとり入れる、安全な食をとり入れるための役割も持ち合わせています。

    ■栄養素を取り入れる。

    たとえば甘味は、エネルギー源として元気に活動するもとになり高齢者の低栄養を防ぐために必要です。

    塩味のあるものは、ミネラル分として補給し、十分な水分と一緒にとることで脱水症状を防ぐ役割を持ち合わせています。

    旨味はたんぱく源として筋肉を作るもとになり、塩分を抑えても食材のおいしさを引き立てると同時に食欲の増進、および消化を促進させる役割があります。

    ■安全な食を取り入れる。

    酸味や苦味は、栄養素というよりも腐ったものや害のあるものを口にしないよう、万一、口にした場合であっても味の異常に気付き、からだの中に取り入れることのないよう味覚を通して安全への判断材料としてきたといわれています。

    高齢者の場合、酸味や苦味を活かした食事とは別に味覚の低下などが原因で危険を伴う酸味や苦味を察知できず間違って口にして食中毒になってしまうことがないよう安全な食への配慮は気を抜くことができません。

    ◆味覚の低下について!

    味の感じ方が変わったかな?と思ったら!

    味を感じにくくなっていませんか。味の感じ方は体調や気温、空腹感の度合いによっても変化します。少しずつの変化は気づきにくいもの。

    しかし、今までおいしいと思っていた味付けが薄いと感じる、おいしいと感じないなど味覚低下により食欲が落ちていないでしょうか。

    以前より痩せていないでしょうか。低栄養は命にかかわることがありますので食欲が減った、おいしく感じないと思ったら早めに医師や家族、周囲の方に相談してみましょう。

     

    味覚低下の主な要因とは?

    • 加齢によるもの
    • 食欲低下による栄養不足
    • 唾液分泌量の減少により口が乾いてしまう
    • 薬による副作用

    高齢者に多い高血圧や生活習慣病の治療薬が亜鉛の吸収を妨げ、排泄されることもあります。

    ・食事開始時間を決めておこう
    ・積極的にからだを動かそう
    ・食事は見た目やおいしそうな匂いで食欲を刺激しよう

     

    味覚の低下をサポートする食事のポイント!

    ■食欲を促すような工夫をしよう。

    高齢者に見られる味覚低下は、食欲が減ることによる栄養不足がかかわっています。味覚が下がれば食事が進まず悪循環となります。空腹感を感じなくても食事時間がきたら少しでも口に運んで栄養を確保しましょう。
    ■唾液の分泌を促そう。

    高齢者の唾液分泌量は減少しやすく口の中が渇いてしまうことで味がわかりにくくなる場合があります。

    よく噛むことや梅干し、レモンなど酸味のあるものを使用することで唾液分泌を促します。

    また水分を含んだ煮物、蒸し物、汁物などの料理を組み合わせることで食べやすく口の中の水分を補い、味覚低下をサポートします。

    ■味のセンサーを元気にさせるミネラルを摂ろう。

    味を感知するセンサーは、新陳代謝を繰り返し新しい細胞に生まれ変わります。

    そのために欠かせないミネラル成分として重要な役割を持つ亜鉛は肉類やごまなどに多く含まれます。

    身近な食品に多く含まれいますので動物性食品、植物性食品のいずれか一方に偏らず様々な食品から積極的にとり入れるようにしたいものです。

    *亜鉛を多く含む食品:牛肉・豚肉の赤身、チーズ、大豆、納豆、牡蠣、しじみ、種実類(ごま、ナッツ類)など

    まとめ!

    元気でいるために、おいしいものをおいしいと感じることのできる味覚はとても大切です。しかしやむを得ず、味覚が感じにくくなってしまうことで、食が減るとぐんっと体力も衰えてしまいます。

    原因が年齢的なものだけではないため、おいしく食べ心身ともに豊かに過ごすための工夫にも取り組んでいきましょう。

    それではみなさま、インフルエンザも流行気に入っておりますので手洗い、うがい等、予防対策もしっかり行いましょう。次回も、宜しくお願いします。