実績報告
  • ケアプラス垣生 看護師便り~誤嚥性肺炎予防~ 垣生だより 看護師だより 2020年01月17日

    皆様、こんにちは。

    年が明けて寒い日が続いていましたがここ数日過ごしやすい天気ですね!今年は2020東京オリンピックが開かれ心もウキウキする楽しい一年になりそうですね。

     

    早速ですが、今回は『誤嚥性肺炎』について、高齢者に多い理由、症状、対策方法等紹介して参りたいと思います。

    まず、高齢者に多い理由のとして、以下のものが挙げられます。

    1 高齢になると上手く飲み込みができない嚥下障害がおこりやすい。

    2 咳反射が弱い。高齢者や脳卒中を起こした人は咳反射が上手く出来ず睡眠中に唾液等と一諸に気管に入っていきやすい。

    3 口の中が清潔に保たれていない。歯磨きが不十分であり食物残渣が残っている事が多い。

    4 高齢者は体力や免疫力が低下している。

    誤嚥性肺炎の治療、対策として医療機関を受診し正しく輸液や抗菌薬を使用し悪化や再発を防ぐ事です。

    発熱、咳、痰などが代表的な症状ですが、以下の症状が見られる時もあります。

    1 ハアハアと呼吸が荒くなる。

    2 何となく元気がない。

    3 体がだるく食欲がない。

    4 話す言葉や振る舞い等、意識に混乱がみられる(せん妄状態)。

    これは、睡眠中に肺に唾液が入っていく『不顕性誤嚥』になっている時に、原因がハッキリ分からず、重症感も無いため見落とさないように注意が必要です。

    そして対策としては、トロミをつける、嚥下しやすい食材にする、食事前の口腔体操を行う、等があります。

    食後の口腔ケアは勿論、食事の際のポジショニングにも気を配る事が大切です。

    上の二つの写真は悪い見本です。この様な姿勢だと、ムセ込みが強くなり誤嚥の危険性が高くなります。

    【自力で座位を保てる方の場合】

    ・なるべく椅子や車椅子に座って食事をしてもらうようにします。
    ・椅子の高さは、深く腰掛けた状態で足が床にしっかりとつき、膝が90度に曲がるくらいの位置がベスト。

    ・テーブルの高さは、軽い前傾姿勢の状態で腕を乗せた際に、肘が90度に曲がるくらいが適切です。

    ・前傾姿勢を保ち、椅子から落ちないようにするために、背中や頭の後ろなどにクッションを入れて支えるのもおすすめです。

    その他、食事の前には排泄を済ませておくことや、部屋をリラックスできる環境にしておくことなども大切ですね。

     

    最後になりましたが、今年も利用者様が健康で安心な在宅生活が送れるよう、精一杯サポートさせて頂きます!

    今年は椿さんが早く、キラキラとした陽光に春の気配を感じる日もあります。

    私達スタッフもキラキラした気持ちで頑張っていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。