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  • ケアプラス三津 看護師便り~こもり熱に注意して下さい~ 三津だより 看護師だより 2021年11月29日

    日中の風も冷たくなり、樹木も紅葉が綺麗な時期に入りました。

    日没も早くなったので、太陽が出ている時間は十分に活動して寒さに備えていきましょう。

     

    ところで、ご高齢の方の体温を測ると、具合が悪い訳でもないのに37度台の微熱が出ているということがあります。

    「朝、家で計ったらなんともなかったのに・・おかしいね」

    と言われる方には、厚着をされていて熱がこもっていることがよくあります。

    室内に適した着衣に調整し、再度計りなおすと平熱で何事もなかった・ということで安心するのですが・・

     

    今回は『こもり熱』についてお話ししたいと思います。

    高齢者は体温調節機能の低下により、厚着や布団の掛けすぎ、暖房の効きすぎ等によって、身体に熱がこもり微熱が出ることがあります。

    ※室温などの環境を改善しても平熱より1 ℃ 以上高い場合は「発熱」と考え、ほかの症状がないか確認しましょう

    体が熱くなると熱は体外に放散されます。それでも追いつかないと汗をかきます。

    これは体内の熱を汗に乗せて体外に捨てるだけではなく、かいた汗が蒸発する時に体から大量の熱を奪っていってくれます。

     

    と、このように・・身体は暑いと判断すると『汗をかく』事で体温を調節します。

    しかし、体内から水分が減ってしまうと汗の出る量が少なくなり、熱の放出が抑制されてしまい、熱が体内にこもってしまうのです。
    年齢を重ねると徐々に体内の水分量が減って行きます。
    そのため、軽い脱水でも汗の出る量が減ってしまい結果的に熱がこもってしまうのです。

     

    暖房が効いた室内、入浴後、運動時・・・体温が上がります。

    脳は、体の内側に溜まった熱を放散して通常の体温を保とうとしますが、『厚着』をしている方は(脱水傾向の方も)、この上がり過ぎた熱を放散することができません。

    気付かぬうちに頭痛やめまい、吐き気、意識障害等の症状を引き起こす原因となりますので、普段から重ね着を習慣づけないよう、「高齢者の方自身は暑さ寒さに対しての感覚が弱まっている」ことに気付いて、周りの方が声を掛けて注意してあげるようにしましょう。

     

    こちらのデイでも、室内に入ってからも上着を脱ごうとされない方、肌着を何枚も重ねて着ている方、ニットやダウン素材の重ね着など、様々なパターンの厚着の方がいらっしゃいます。

    「寒いから」と思い込んでる方が多く、声を掛けていざ脱いで頂くと「寒くないことに気付く」・・という感じです。

     

    これは高齢者だけに限らず、子供や、心臓病、糖尿病、高血圧、腎臓病、精神神経疾患、皮膚疾患などの持病を持っている方も体温調節機能の乱れの原因となることがありますので注意して頂ければと思います。

     

    みなさん、これからの寒い時期、風邪やインフルエンザにも十分注意して過ごして下さいね。

    それでは次回もどうぞ宜しくお願い致します。

     

  • ケアプラス北宇和島 ~看護便り~ 『看護師走る』 北宇和島だより 看護師だより 2021年11月27日

    みなさま、こんにちは。

    11月も下旬を迎え、12月までもうすぐです。今年も残り僅かとなりました。

    年の初めがつい先日だったように思いますが、改めて1年の早さを痛感するこの頃。

     

    さて、ケアプラスもおかげさまをもちまして、開設から8年目を迎えようとしています。

    オープン当初とはうって変わり、現在毎日40名以上のご利用者様にご愛顧いただいております。これもひとえに皆様のおかげに他なりません。

     

    日々、大勢の方にご利用いただいている中、北宇和島の看護師3名は毎日奮闘中です。

    12月は師走とよく言ったもので、まさにケアプラス北宇和島では看護師走って皆さまの健康管理に努めています。

     

    そこで、今回のブログは、ケアプラス北宇和島で奮闘中の看護師3名をご紹介いたします。

     

    ■岡松です

    いつも元気いっぱい、ご利用者様に元気のおすそ分けをするスタッフです。

     

     

    ■田中です。

    とにかく丁寧。落ち着いた雰囲気でご利用者様の健康管理に努めています。

    ■和田です

    実は入社して間もないのですが、経験豊富。

    優しく朗らかなスタッフです。

     

     

    これからも3人の看護師が、デイサービス利用中の健康管理を行い、安心安全に過ごしていただけるようがんばります。

  • ケアプラス宇和島 看護師便り~冷え性~ 宇和島だより 看護師だより 2021年11月23日

    皆さまこんにちは。ケアプラス宇和島 看護師田村です。

    布団から出るのが辛くなる季節となりましたが、お変わりなくお過ごしですか?

     

    「冷えしょう」という言葉をよく耳にしますが、「冷え症」「冷え性」と分類されているそうです。

    今回は「冷え性」についてお話をさせていただきます。

    女性は8割、男性は4割以上の人が、冷え性の自覚があるそうです。その理由は大きく分けて4つあるそうです。

    先ず一つは「筋肉量が少ない」

    筋肉が伸縮する事でポンプのように血液を送り出すので、体のすみずみまで血液を循環させて体を温めるそうです。女性は男性に比べて筋肉量が少ない為、手足が冷えやすくなると言われています。

    次に「ホルモンバランスが乱れやすい」

    三つ目には「ストレスの影響」

    最後の四つ目には「生活習慣の乱れ」といわれています。

    乱れた生活習慣は自律神経のバランスを乱し、体温調節機能が乱れて冷え性を招くことになります。また、ファッション性が優先され、寒い日でも薄着をし、手首・足首・首といった冷えやすいポイントをカバーしていないのも冷え性を悪化させる原因とも言われています。 とは言ってもおしゃれしたいですもんね(^_-)

    皆さまは、便秘や下痢・肌荒れ・くすみ・頭痛・腰痛・じんましん・アトピー・膀胱炎・トイレが近い等の症状はありませんか?特に女性には心当たりがいくつかあるのではないでしょうか?冷えは血流の流れが悪くなる為に起こるので気を付けないといけませんね(>_<)

     

    冷え性の改善策として

    ・栄養をバランスよく摂る。飲み物は常温以上の物が良いでしょう。

     

     

    糖質を摂りすぎて、血中の血糖値や中性脂肪が増えると血管は詰まりやすくなるので、糖質コントロールをしながら、熱を産生するタンパク質や質の良い脂質を摂りましょう。

    ・体の熱を作るのは筋肉ですから、エスカレーターやエレベーターを使わず、日常でもなるべく階段を利用しましょう。

    体の中で一番大きな筋肉は「太もも」。

    また、ふくらはぎは、末端の血液を心臓に戻すポンプ作用をになっています。足先が特に冷える人は、かかとの上下運動を心がけすると良いそうです。

     

    ケアプラス宇和島でも頑張っておられますよ(^o^)

    ほんの一部の方ですがご紹介します。

    ミニバイクのペダルを漕ぎ、下肢筋力強化で足を鍛えておられます。

     

     

    そしてパワーリハビリの方では、重りを両足で持ち上げ、ふくらはぎや太ももを鍛えておられます。重さ等、その方に合わせて行っていただいてます。

     

     

    そしてその後は「足浴」

     

     

    ゆっくりしてくださいね♪

    即効性のある方法は無いので、生活習慣の改善から始まる事ですね。皆さまも一緒にこれらのことを取り組んでみませんか?いつでもお待ちしております。

     

    では次回よろしくお願いいたします<(_ _)>

     

  • ケアプラス道後持田 看護師便り~ツインデミックの恐れ~ 道後持田だより 看護師だより 2021年11月17日

    皆様こんにちは、道後持田の看護師です。

     

    11月ももう後半、そして今年もあと僅かになりました。本来なら寒い日が当たり前の日常ですが、急に気温が上がったり下がったりと寒暖の差が激しい日がありますね。

    コロナウイルスも、ワクチン接種のお陰か、感染対策の徹底か全国的にも激減しております。しかしながらこれからクリスマス、お正月とイベント目白押しで人の往来も増えると思います。もしかしたら恐れていた第6波がやってくるかもわかりません。

    コロナウイルスが猛威を振るっている期間はインフルエンザの感染者が減少しておりましたが、今後はインフルエンザにも注意が必要だと言われております。

    感染対策はコロナウイルスと同じなのですが、今後も引き続き対策は続ける必要があります。

     

    インフルエンザの症状としてコロナ同様突然の発熱、頭痛、関節痛等の症状がみられます。

     

     

    どちらのウイルスか判別が難しい時もあると思いますので適切に病院受診をお勧めします。

     

    予防策は聞き飽きたかもわかりませんが

    ・手指の手洗い、消毒

    ・こまめな換気(2回/時程度)

    ・人混みを避ける

    ・室温、湿度の管理(乾燥状態は避けましょう)

    ・かかりつけ医と相談しながらインフルエンザもワクチン接種を行いましょう。

    ・体調不良時は無理をせず、休養しましょう。

    ・充分な睡眠、栄養十分な食事の摂取を心がけましょう。

    ・マスクの着用を実施し咳エチケットを保ちましょう。

     

     

    結局のところ、これまで言ってる事と同じことのような気がしますが・・・要は同時流行に備えるとともにウイルスに感染することなく元気に過ごしましょうという事ですね。

     

    このままコロナウイルも減少し、通常の生活に戻ってき始めた今、収束に向かう事を願っております。

     

  • 「木犀やしきりに匂ふ宵の程」

     

    みなさんこんにちは、ケアプラス今治の看護師・川下です。

    夏が過ぎ、朝夕の寒さを感じますと、もう冬の足音がそこまで来ているかのようですね。急いで衣替えをした方も多いのではないでしょうか。秋の装いで公園を散策しておりますと、ふと甘い匂いが漂ってきます。そう、これこれ。金木犀(キンモクセイ)の甘い香りを嗅ぐともう秋が来たんだなぁとしみじみ感じますよね。デイの中にも利用者様から頂いた金木犀の花が咲き誇り、甘い香りで満たされています。

     

     

    さて、冒頭の俳句を詠んだのは愛媛県人なら知らない人はいないであろう明治を代表する文学者、正岡子規です。

    「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」は秋の俳句としてはあまりにも有名ですね。そんな正岡子規ですが、若くして病床に伏し35歳で早くもこの世を去ってしまいます。なぜそのような運命になってしまったのか。今回は子規を蝕んだ病気「脊椎カリエス」について紹介したいと思います。

     

     

    子規は若くして結核を患い、さらに骨結核と呼ばれる「脊椎カリエス」に掛かってしまいます。脊椎カリエスは脊椎骨が犯され破壊され変形します。さらに膿が溜まり漏れだします。そして叩打痛、圧痛、神経痛、体動時痛が現れ、進んでくると、亀背、脊髄麻痺、冷腫瘍などを伴い、想像するだけであまりにも苦しい闘病生活を送ることとなります。脊椎カリエスは結核菌をきっかけとして発症し、免疫力低下から悪化します。

     

    原因は子規の甘党ぶりにあったと考えられます。

     

    柿食えば~の句の解説によると、子規は大変な果物好きだったそうです。どれほどかというと本人の記録により「一度に柿を11個も食べた」「ブドウを一度に何房も平らげた」などと記してあったほどです。いくら果物が大好物だといってもこれは度がすぎる量ですよね。柿は栄養価が高い、「百果の王」と呼ばれる果物ですから、病人にはありがたいと思われたかもしれません。

     

    しかしどんなに栄養価の高いものであっても大量に食べれば毒になります。

     

    日記に残されている彼の食事の内容をもう少し紹介すると、朝におかゆを4杯、昼におかゆを4杯、夜に奈良茶飯という炊き込みご飯を4杯、さらに牛乳を1合、せんべい、菓子パンを10個、昼ごはんの後に梨を2つ、夜ご飯の後に梨を1つと間食の量も糖質の摂取がかなり多いです。

    近年の栄養学で白砂糖は「エンプティカロリー(空の熱量)」と呼ばれます。この栄養のない熱量が燃やされると大量の酸化物が体内に生成され血液リンパ液などの体液が酸性に傾いてしまいます。これをアシドーシスと呼び、身体は様々な症状に襲われることになります。体液の酸性化が進行すると死に至るため、体はその酸性を中和することで何とか解消しようとします。中和のためにはカルシウムイオンが必要なのですが、使われるカルシウムは骨から溶け出して血液に供給されることになります。その状態が続くと全身の骨格はスカスカに脆くなってしまい、病原菌に侵されてしまうのです。これがカリエスです。カリエスが最悪の所まで進むと脊椎骨までも犯されてしまい、身体を支えることが不可能になり寝たきりの生活になってしまいます。

     

     

    子規はあまりにもひどい偏食と糖質の過剰摂取により、なるべくして脊椎カリエスとなってしまったのです。医療の進んだ現在では結核はほぼ完治する病気となっていますが、糖質の取り過ぎが糖尿病など、他の様々な病気の原因となっている事は否めません。

     

    皆さんは甘い誘惑に惑わさないよう血糖値を上げない生活を心掛け、いつまでも健康で長生きを続けていただきたいと思います。

    それではまた次回のブログでお目にかかりましょう。

     

  • ケアプラス垣生 看護師便り~いつもと違う風邪!!~ 垣生だより 看護師だより 2021年11月05日

    皆さま こんにちは。ケアプラス垣生 看護師の山中です。

     

     

    ついこの間まで日中暑い日もありましたが、気が付けば急に寒くなり、また秋を感じる事なく冬がやってきそうな感じですね。気温の変化で体調を崩したりしてませんか?これからの季節、まだまだ寒くなり風邪症状も出てきますから、今回は心筋炎と不整脈についてお話させていだだきます。

     

     

    【心筋炎】は、風邪の様な症状が出たあとに、心不全や不整脈が起こる病気で、心臓の筋肉である心筋に炎症が起こる病気です。年齢や性別を問わず、健康な人にでも突然発症する可能性があります。軽症の場合は、発症しても気付かないうちに自然に治ることもありますが、心筋炎の約30%が3年以内に慢性化するというデ―タもあるそうです。

    《原因》

    一般的な風邪の原因にもなるエンテロウイルスなどの病原体に感染することで起こることが多いとされてますが…

    ✸ウイルス

    ✽インフルエンザウィルス

    ✽コクサッキ―B群ウイルス (手足口病やヘルパンギーナの原因になるウイルスで子供が感染することが多い)

    ✽アデノウイルス  (プ―ル熱の原因になるウイルス)

    ✽C型肝炎ウィルス

    ✽新型コロナウィルス

    ✸細菌

    ✸薬

    ✸関節リウマチなどの膠原病

    ✸免疫異常

     

    《症状》

    心筋炎の多くは〔悪寒や発熱〕〔頭痛〕〔筋肉痛〕〔全身の倦怠感〕〔吐き気〕〔嘔吐〕〔下痢〕などの風邪の様な症状をきっかけに起こります。その後、数時間から数日経って、心不全や不整脈が現れるのが特徴です。

    ❋不整脈があるかどうかは、人差し指、中指、薬指の3本の指の腹で、手首の親指側に触れて、10秒間脈拍を数えてそれを6倍すると、1分間当たりの脈拍数になるので、自分の普段の脈拍を知ることも大切だと思います。

    【一般的に、正常な脈拍数は1分間当たり60〜100回とされています】

    脈拍は、加齢や高血圧、糖尿病、生活習慣が原因で変化することもあり、スポーツなどで体を鍛えていることや、使っている薬が原因で遅くなる場合もあります。また、ストレスや睡眠不足、過労、喫煙、アルコール、カフェインの取り過ぎなどが不整脈の原因になることもあります。不整脈が起こったときに、めまいやだるさ、動悸、息切れ、胸の痛みや不快感などの症状がある場合は注意が必要ですから、早めに循環器内科への受診をお勧めします。

     

    それでは また次回。よろしくお願いします。

     

  • ケアプラス三津 看護師便り~高齢者の呼吸器疾患~ 三津だより 看護師だより 2021年11月01日

    11月に入り、一段と涼しく(?)なりました。

    先日、近場にコスモスが綺麗に咲いている場所があると聞いて見に行って来ましたので写真で紹介しますね↓

     

     

    体に感じる風も冷たくなってきましたので、体調を崩さないように今一度自分の生活リズムや栄養バランス面を見直してみないといけませんね。

    今や、社会人として『自分の健康管理』には積極的に向き合わないと・・・

     

    さて今回は、高齢期に特に多い肺炎、誤嚥性肺炎、慢性閉塞性肺疾患の3つの呼吸器疾患についてお伝えしたいと思います。

     

    肺は胸郭と横隔膜という筋肉を使って呼吸運動をしています。

    が、高齢になるとこれらの筋肉の働きが低下して呼吸運動は低下しはじめます。

    また、肺の中で呼吸をする時に使われている空気の袋(肺胞)の数が減り弾力性を失い、肺胞を囲んでいる毛細血管の数も減るため、空気から酸素を取り込む量が減る傾向にあります。

    このように肺は老化しますが、元気でいる限りは日常生活の妨げになることはほとんど無いそうです。

     

    しかし、肺の老化が実際の年齢以上に進行していると、風邪をひいたり、喫煙をしたときに呼吸困難になったりして健康に障害を起こす可能性があります。

     

    【肺炎】

    肺炎は、発熱・咳・痰・・・など風邪とよく似た症状で始まることが多いですが、まったく違う病気です。風邪はのどや鼻などにウイルスが感染して起こります。

    一方、肺炎はさらに奥の気管支や肺の中に細菌が侵入、酸素を交換する袋である肺胞が炎症を起こすことで、発熱、咳、汚い色のたんなどの症状が現れます。重症化すると呼吸が早くなり、呼吸困難を引き起こします。

    高齢者の場合は高熱が出にくく、肺炎に特徴的な症状が現れにくいという場合があるため、気付いた時点では重症化していて手遅れになるケースが多く見られます。

    食欲がない、元気がない、意識がはっきりしないなど、普段と違う様子が見られたら早めに病院を受診するようにしましょう。

     

    【誤嚥性肺炎】

    誤嚥性肺炎も肺炎と同様に肺の中に細菌が入り気管支や肺胞が炎症を起こすことで発症する病気です。

    通常の肺炎と異なり、特に食事中にむせるなどの嚥下機能が低下した高齢者に多く見られるのが誤嚥性肺炎の特徴です。

    誤嚥性肺炎は唾液や食べ物の一部が気管から肺に入ることで起きます。高齢になると、気管に水や食べ物が入らないようにするための蓋である「喉頭蓋」の働きが低下し、気管に異物が入りやすい状態になります。

    通常は、異物が気管に入っても咳嗽反射と呼ばれる反射が働いて、咳をすることで無意識に異物を外に出すことができます。しかし高齢になると咳嗽反射も低下するため、気管に異物が入っても咳をして外に出すことができなくなります。特に脳卒中後や寝たきりの高齢者に発生しやすくなります。

    誤嚥性肺炎は食事中に起きるだけではなく、眠っているときでも、唾液が気管に垂れ込めば雑菌が肺に侵入して発症します。

    誤嚥性肺炎を起こさないためには、全身の健康状態を良くし、さらに口の中、入れ歯などを清潔に保つことが予防となります。

     

    【慢性閉塞性肺疾患(COPD)】

    40歳以上人口の8.6%である約530万人がCOPDの患者と推定されています。全体の死因では第9位、男性では第7位の死因となる病気です。

    原因のほとんどは『タバコの煙』といわれ、喫煙者の15~20%が慢性閉塞性肺疾患を発症します。

    風邪をひいていないのに咳、痰、ちょっと動いただけで呼吸が苦しくなるなどの症状が表れます。このような自覚症状が出ても、風邪による症状と誤解されることが多いのがこの病気の特徴です。そのため、症状が現れても喫煙を続ける人が多くいます。

     

    タバコの煙で肺への空気の通り道である気道に炎症をおこし、空気の通り道が狭くなります。また煙が、酸素の出し入れをしている袋の肺胞に入ることで肺胞は破壊されて、酸素を取り入れることができなくなってしまいます。

     

    慢性閉塞性肺疾患の予防法はすぐに喫煙をやめること。本数を減らすのではなく、完全に禁煙することが必要です。またタバコを長期間吸っていた方は症状が悪化する前に、肺機能検査を受けて早期に発見し、適切な治療を開始することでその後の悪化を防ぐことが重要です。

     

    ----呼吸器疾患の予防に必要なこと----

    〇禁煙する

    タバコはCOPDの原因となるだけでなく、喫煙者は肺炎にもなりやすいという報告もあります。

    〇身体活動の低下を予防する

    体の活動能力が低下するとあらゆる生活習慣病の発生率が増えます。日常生活で散歩など簡単な運動時間を増やし、座りっぱなしの生活を避けることが重要です。

    さらに嚥下機能の維持のためにも、全身的に動ける能力を高めることが必要です。大病後にリハビリが必要なのは、このような活動能力の低下を予防し寝たきりにならないためです。

    〇体重を維持する

    高齢者は体重が落ちるほど免疫力も低下しやすく、呼吸器の感染症を繰り返し起こしやすくなります。

    身長に見合った適切な体重を維持することが大切で、若い人と違ってできれば少し多めの体重になるのが理想的です。

    〇ワクチン接種で予防する

    インフルエンザ・ワクチンは毎年接種しましょう。

    肺炎球菌ワクチンは現在2種類利用できますが、できれば両方受けたほうが良いでしょう。

    特にCOPDなどの肺の基礎疾患がある場合には、肺炎の重症化を避けるためにも予防接種は重要です。

     

    身体機能の低下とともに、予防や努力は必要なものとなってきます。

    一人で不安な時や根負けしそうな時には、是非ケアプラスでのリハビリを体験してみて下さいね。

     

    では次回もどうぞ宜しくお願い致します^^

  • ケアプラス宇和島 看護師だより~健康のツボ~ 宇和島だより 看護師だより 2021年10月26日

    皆さまこんにちは。ケアプラス宇和島 看護師田村です。

    朝晩、少し寒く感じるようになり、日中の風も少しずつ寒さを運んできている感じですね。暖かな秋の日差しに誘われて、つい長めの散歩やジョキングで、ひと汗、ふた汗、リフレッシュされていますか?気分は最高でも、ほどなくすると無理して、足や股関節にだるさを感じたり、腰に痛みが走ったりするようなことはありませんか?

     

    今回は「押しツボ」について進めていきたいと思います。

    足の疲れからくる腰痛や、坐骨神経痛のような違和感があったらひと押し、ふた押し。

     

    【腰痛対策】

    合陽(ごうよう)

    足の疲れからくる腰痛や坐骨神経痛などにも効果があります。

    ツボの場所:膝裏の真ん中から踵に向かって、指3本分下の所。

     

     

    押し方:ふくらはぎを両手で包むようにして親指を重ねて垂直に、ゆっくり押してゆっくり離します。

    押す時:10秒ぐらい数を数えながら押していき、10秒くらいかけてゆっくり離します。片足ずつ4~5回繰り返します。

     

    環跳(かんちょう)

    腰の痛みからくる足や股関節のだるさにも効果があります。

    ツボの場所:膝を深く曲げた時に出来る、太もものシワの外側の先端のくぼんだ所。

     

    座った状態

     

     

    押し方と時間

    親指をツボにあてて、中に押し込むようにゆっくり押してゆっくり離します。

    10秒くらい数を数えながら、片側ずつ3~4回押します。

     

    どうでしょう。

    出来ましたか?

    空いている時間にちょっとずつ試してみて下さい(^o^)

    では、次回お会いしましょう。

     

  • ケアプラス道後持田 看護師便り~寒暖差疲労について~ 道後持田だより 看護師だより 2021年10月20日

    皆様こんにちは、道後持田の看護師です。

    通勤路のイチョウ並木も綺麗に紅葉しつつ秋の訪れを感じる今日この頃です。

     

    最近では朝、夕寒さを感じる事はありませんか?

    これからの時期気を付けて頂きたいのが、寒暖差による体調不良です。気温が高いと体温も上昇し、対応を下げよう逆に低いと対応を上げようと自律神経が活発に働きます。それによって体が過剰にエネルギーを消費し疲労に繋がる可能性があると言われております。

     

     

    急激な温度の差に身体がついていくことが出来ず、肉体面では倦怠感、食欲の低下、頭痛、めまい精神面では気分が落ち込んだり、イライラしたりと症状が現れる事もあるようです。受診され特に異常が無い時は寒暖疲労の可能性が大いに考えられます。そのまま放っておくと症状が慢性化することもあるようなので予防策が必要となってきます。

     

    対策としては

    ・寒暖差を最小限にする

    寒暖差疲労を防止するため、適切にエアコンなどを使用し一定の温度のなかで過ごす事が大切になってきます。これから迎える冬ですが18℃以下にならないよう心がけも大切になってきます。

    外気と室温の差も重要で差が7℃以上になると身体に負担がかかるといわれておりますので、外出時は羽織るものを持参する等差を無くす工夫も行いましょう。

    ・バランスの良い食事を摂る

    身体のエネルギー源になるたんぱく質や疲労回復に繋がるビタミンBを積極的に取る事も重要です。

    ・充分な睡眠を心がける

    自律神経には交感神経と副交感神経があり特に睡眠時は副交感神経が優位に働きます。副交感愼家が優位に働くという事は脳はリラックスモードになり疲労が取れやすくなります。

    ・適度な運動

    しんどいからと休みがちになると逆に症状が良くならない事もありますので無理のない範囲で運動を行うと良いでしょう。

    運動が習慣づくと疲労がたまらない身体に繋がると言われてます。

    ・入浴はゆっくり浴槽につかりましょう

    湯船につかることで身体の溜まった疲労感がとるのに効果的と言われております。

    シャワー浴で済まさず、ぬるま湯にゆっくり浸かる事を心がけましょう。

     

     

    寒暖差で身体にとって良い事はひとつもありません。

    充分に対策を行いながらこれからの時期を健康にお過ごしください。

  • ケアプラス大洲 看護師便り~冬に向けた体調管理~ 大洲だより 看護師だより 2021年10月14日

    皆様こんにちは。ケアプラス大洲看護チームです。

    朝晩の冷え込みから何となく体が重いなぁと感じるようになりました。気温差により体調を崩しやすい季節ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか?これからの時期はコロナウイルス感染症に加えインフルエンザにも注意が必要となり油断できません。

     

    そこで、今回は冬に向けた体調管理のポイントを看護ブログでお伝えしてまいります。

    冬季は先にお伝えした様に、風邪やインフルエンザ等の感染症への予防が重要です。予防としては手洗い・うがいが基本です。咳やくしゃみだけでなく、手に付着したウイルスが口や鼻に入る事での感染も多く、こまめな手洗いは本当に大切です。石鹸をよく泡立て、指の間や手首、手の甲、指先まで洗ったら流水でよく洗い流しましょう。親指を忘れがちですから入念に洗ってくださいね。コロナウイルス感染症対策として、アルコール消毒もお忘れなく(^_-)-☆

    そしてうがい。口や喉へのウイルス付着を防ぎます。うがい薬がなくても塩水で行う事でも十分に効果がありますので、外から帰って来たときだけでなく日に数回は行う様にしましょう!

    咳やくしゃみについては、現在コロナウイルス感染拡大の影響から外出時のマスク着用が当たり前となっていますが、ご自宅内ではどうですか?マスクを外している方が多いと思います。油断しがちな自宅内。ここでもしっかりと予防しましょう♪

    咳やくしゃみをする時はティッシュやハンカチで口を塞ぎます。しかし自宅内でハンカチを持ち歩いている方は殆どおられないのではないでしょうか?そんな時は肘の内側の部分で口を塞ぐと良いでしょう。手で口を塞ぐ光景をよく目にしますが、手は他人に触れたり色々な物に触れますから、一番ウイルスが付着しやすい部位です。手を使った場合は都度手洗いする事が大切ですよ!

    そして適度な運動です。定期的な運動は免疫機能を維持する効果があります。代謝の低下による体重増加も予防できますので『面倒くさい…』と言わず是非積極的に行ってみてはいかがでしょう(*^-^*)

    そして冬といえば空気の乾燥。粘膜や皮膚なども乾燥しやすくなりトラブルが起こりがちです。保湿クリームを使用したり、加湿器などで湿度を上げる事で様々なトラブルを予防しましょう。

     

    その他健康面としてはまだまだ注意すべきポイントはありますが今回はこの辺で…

    また次回のケアプラス大洲 看護ブログをご覧くださいませ(^^♪