実績報告
  • ケアプラス大洲 看護師便り~ヒートショックをご存じですか?~ 大洲だより 看護師だより 2021年12月09日

    皆さまこんにちは。ケアプラス大洲 看護師です。

    12月に入り一段と寒さが増しましたが皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?冬場は血圧の変動や不調を訴えられるご利用者様が多く、私たちも気を引き締めて日々お手伝いさせて頂いています。

     

    さて今回はこの時期に起こりやすいヒートショックについてお話したいと思います。

    『ヒートショック』あまり馴染みのない言葉かもしれません。ヒートショックとは?…気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こる事をいいます。では、どのような場面で起こるかご存じですか?それは、冬場に暖房の効いた部屋から脱衣場に移動し、浴槽に入る時などです。この時どのような変化が起こっているのかというと、暖房の効いた部屋から脱衣場へ移動した際には、寒さに対応する為血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ浴室へ入ると更に血圧は上昇します。その後浴槽に入ると急に体が温まる為血圧が下降します。特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており注意が必要です。トイレでヒートショックを起こす場合もあるのでお風呂以外でも温度差のある場所には要注意ですよ!

     

     

    血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などが起こり、リラックスタイムであるはずの入浴が一歩間違うと命の危険にさらされます。しっかりとヒートショック対策をし、安全に入浴を楽しみましょう。

    ではどのように対策すれば良いかみていきましょう。

     

    ■脱衣場と浴室を温める。

    シャワーを使って給湯したりマットやスノコを置く事も有効です。シャワー給湯では浴室の温度が15分間で10℃上昇しますので覚えておきたいですね。

    ■お風呂の温度は低めに設定。

    湯温が42℃を超えると心臓に負担を掛けてしまいます。41℃以上になると浴室での事故が増える傾向ですので38℃~40℃に設定するのが望ましいです。また入浴する際には手や足などの心臓から遠い場所にかけ湯をし、体をお湯に慣れさせましょう。また、お湯に浸かる時は心臓に負担がかからない様胸のライン程にする事が良いでしょう。

    ■ゆっくりとお風呂から出る。

    お湯に浸かっている時は身体が温められ、血管が弛緩して血圧が低下しています。その状態で急に立ち上がると脳まで血を運ぶ事が出来ず眩暈を起こしたり失神したりする事があります。出る時はゆっくりとを心掛けましょう。

     

    いかがでしたか?まずは知る事。そして対策する事。

    日々の生活に潜む危険を理解し、安全に過ごしていきたいですね。