実績報告
  • ケアプラス三津 看護師便り~心不全とうまく付き合おう~ 三津だより 看護師だより 2021年12月27日

    いよいよ令和4年の幕開けを迎える週になりましたね。

     

     

     

     

    寒さが一段と厳しくなり、冬が本気を出してきたと感じるようにもなりました。

    冬場は温かい室内と外気との温度差が大きくなり、それに影響されて血圧が上下することで心臓に負担がかかりやすくなります(←自覚が無くてもです)。

    また、風邪やインフルエンザなどの感染症は心不全を増悪させる危険因子です。

    一般的に、心臓に関わる疾患は冬に発症が増えると言われていますが、心不全も例外ではなく血圧の急上昇による悪化だけでなく、冬に多い感染症も悪化に関連していると言われています。

     

    心不全について簡単におさらいしておきますと・・・

    ■心不全の定義

    心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。

    ■心不全の症状

    初期に見られる症状に「むくみ」「息切れ」があります。その他に、「だるさ」や「疲れやすさ」という症状が出ることもあります。

    ■心臓が悪くなる原因

    ・血圧が高くなる病気(高血圧)

    ・心臓の筋肉自体の病気(心筋症)

    ・心臓を養っている血管の病気(心筋梗塞)

    ・心臓の中には血液の流れを正常に保つ弁があるが、その弁が狭くなったり、きっちり閉まらなくなったりする病気(弁膜症)

    ・脈が乱れる病気(不整脈)

    ・生まれつきの心臓病(先天性心疾患)

    ※心不全の予防と治療

    高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、心筋梗塞などにひそむ、「かくれ心不全」が増えています。心不全は一度発症すると、入退院をくり返し、だんだん悪くなり、生命を縮めます。心不全を発症させない・再発させない予防や治療が大切です。

     

    そこで、運動療法です。

    心臓病の再発を予防し、快適で質の良い生活を維持するために、非常に有効であることがわかっています。

     

    注意点として、無酸素運動(力を入れる・息が切れるような運動、例えば短距離走など・・)のような激しい運動を行なうと、運動療法の効果がないだけでかえって心臓に負担をかけてしまう為、ウォーキング、自転車走行、体操などの有酸素運動を行いましょう。

    その他、気を付けて頂きたいことは・・・

    体調不良や睡眠不足の場合には無理せず休む

    途中で胸の痛み・圧迫感・動悸・息切れ・めまい・冷や汗等みられたときは、すぐに運動を中止する

    必ず準備体操(運動前)と整理体操(運動後)を行なう

    食事の後や起床後は、1時間以上空ける

    夏は脱水に注意して水分補給を、冬は防寒を心がける

    とにかく無理はしないこと。過剰な運動は危険です(運動の強さが強いほど、良いわけではありません)

     

    病気になりたくてなる人などいません。

    徐々に進行する症状とうまく付き合いながら、少しでも質の良い・・そして楽しい気分で過ごせる日々を来年もお手伝いさせて下さいね。

     

    それでは次回もどうぞ宜しくお願い致します。