実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り 活動を通したリハビリ 大洲だより 2015年10月14日

    こんにちは。ケアプラス大洲、作業療法士の新人職員、神野です。

    10月に入り朝晩がいっそう寒くなり、秋を感じさせられる季節となってまいりました。

    秋と言えば、食欲の秋・読書の秋・運動の秋!!

    ケアプラス大洲では皆様しっかりとリハビリを行ってもらっています。その様子を少しご紹介させて頂きたいと思います。

     

    M様は自宅で生活をされていますが、歩行時はすり足で、ふらつきを認めていました。その為、リハビリでは下肢筋力・立位バランス向上を図り、転倒予防を目的として行っていました。しかし、活動意欲の低下があり積極的な活動はあまり行われておりませんでした。

     

    そんなM様とお話をさせて頂いていると、

    「若いときは身体を動かすことが好きやったよ。何でもスポーツはしよったな。でも今はもうできんわい。」とのこと。スポーツの中でも特に球技と剣道が得意だったそうです。

     

    そこで、活動のきっかけとして、柔らかいボールを使用し立位にてキャッチボールを実施してみました。開始当初は「できんわい。」と言われていましたが、何回か行っているとM様自ら「ほいっ」「それっ」との掛け声や回数を一緒に数えるなど自発的発言が見られました。「疲れた。」と言われながらも笑顔を見ることができました。

    写真1 写真2

    続いてM様が得意であった剣道を実施してみました。大きいバランスボールと新聞を丸めた棒を用意し、その棒を竹刀のように持ちバランスボールを叩くというものです。実際に行ってみると、自ら一歩一歩、前進し「よいっ」「面っ」など勢い良く行っていました。終了後は、職員や利用者様からも賞賛を受けM様からも「楽しかった。なんでもできらい。」と満面の笑みを拝見することができました。

    写真3

    この二つの活動における目的として、

    ①なじみある活動を行うことにより活動性のきっかけを作る

    ②空間認知(物との距離や方向を瞬時に判断する)能力向上

    ③立位におけるリーチを促しバランス能力向上

    ④腹筋、背筋向上

    ⑤ストレス発散効果

    を図っています。

    今回、活動意欲向上のきっかけで作業療法士が介入し、道具や物を使用し活動を行って頂く事でご本人様の持つ能力や自分らしさを表現されました。他の方から賞賛を受けることによりご本人様の意欲向上と自信の回復に繋がったと考えられます。

    ケアプラス大洲では理学療法士と新たに作業療法士も加わり、活動を通したリハビリを実施しております。皆様も一緒に心うきうきしながら体しっかりリハビリを行っていきませんか。