みなさん、こんにちは。ケアプラス宇和島、音楽療法士の坂本です。
お盆も過ぎて、朝晩がだんだんと涼しくなってきましたね。しかし、まだまだ昼の日差しは油断大敵です。気温の差が激しくなる時期こそ、体調をしっかり整えていきましょう。
さて、ケアプラス宇和島では去る8月14日に音楽療法のイベントを行いました。今回は高校野球・甲子園に因んだ内容がもりだくさんです。
まずは、歌をスムーズに歌えるように発声練習から始まります。前回も歌った、「兔のダンス」で舌の動きを滑らかにする練習を行ってから、水戸黄門でもお馴染みの「ああ、人生に涙あり」で低い声を出す練習をしました。意外と水戸黄門の主題歌のタイトルをご存じない方が多く、タイトルを伝えると、「そんな曲名なん!?」や「よう見とるのに、知らんかった!」など驚きの声が飛び交いました。
次に、季節を感じる歌として、「夏は来ぬ」を歌いました。歌詞中にある、「ホトトギス」の鳴き声を流してリラックスしていただきました。また、みなさんが良く知っている「夕焼け小焼け」の歌詞をバラバラにして歌詞の組み立てを行いました。最初がわかると案外簡単で、歌いながら次の歌詞を伝える方が多くお隣同士で仲良くされとても楽しまれていました。普通の詩を暗記するのは難しく、学生の頃に国語の授業で詩を覚えることに苦戦した方も多いと思います。しかし、音楽の力を使えば、詩を覚えるのなんてあっという間!そんな音楽の力を身をもって感じられる活動になったのではないでしょうか。
言葉だけでは伝わりにくいかもしれませんので、興味のある方は次回の音楽療法に是非ご参加下さいませ。
さあ、そして本日のメイン活動!高校球児たちの青春を私たちも味わおうということで、高校野球でお馴染みの「栄冠は君に輝く」を流しながら、みなさん一人ひとりに楽器を配り、曲に合わせて楽器を奏でて頂きました。。体内にあるリズム感がなくなると歩行をするときに足の運びが不安定になって転倒したり、言葉を発するときに話しにくかったり、リズム感はすごく大切になります。みなさんリズムよく楽器を鳴らし、笑顔が飛び交う活動になりました。
今回の音楽療法も笑顔が飛び交い、大盛り上がりになりました。また次回も季節に合った音楽療法を開催予定です。毎月行う音楽療法にご期待くださいませ。