皆さんこんにちは。
ケアプラス垣生、柔道整復師の越智です。
まだまだ寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
手洗いうがいをしっかり行い感染対策していきましょう!
今回は姿勢評価を用いた方で姿勢評価の変化があった方をご紹介します。
ご紹介する利用者様のK様ですが、
11月の段階での姿勢評価の写真ではE判定 25点。上半身は右に下半身は左に傾いています。頭・首・胸の位置も右に傾いています。
また、重心の位置は右前方にあり、右半身に負担が掛かりやすくなっています。K様は左半身の痺れ、左肘・肩骨折により左手に力が入りにくいと言われておりました。
また歩行時のふらつきや膝折れも見られ、その原因としましては、重心移動が上手く行えず関節の動きの悪さや全身の筋力・バランスの低下が考えられます。普段は歩行器を使用して移動を行っていますが転倒しないよう腕や肩に力が入っている為、肩甲帯周辺の硬さも認めました。
姿勢評価をもとに肩甲帯周辺や下肢を中心とした全身のリラクゼーションを行いました。
全身のバランス向上を図る為スリングリハビリ、下半身をより鍛える為エアロバイクを15分、腹筋やハムストリングスも硬いと考えられる為ハムストリングスを中心としたストレッチや腹筋・背筋のトレーニングを無理のない範囲で行いました。
左手首の動きをスムーズに行えるようストレッチや握力向上を図る為ハンドグリップを使用するなどご自宅でも行えるよう指導しました。K様は週2回訪問リハビリで歩行練習やベッドからの起き上がり訓練などを行っています。
このような訓練を行い3か月後に再度姿勢測定しました。
D判定 38点。点数が13点伸びています。3か月前と比べると上・下半身の傾きが少し改善された姿勢になっています。また、肩の高さ、首・胸・腰の左右位置ずれが改善されています。重心の位置はやや右前方ではありますが正中に近い位置になっています。
左半身の痺れや膝折れ、肩甲帯周辺硬さも認めた為、筋力強化など行い全身の筋力・バランス向上により柔軟性も見られ姿勢評価の向上に繋がったと思います。
さらに歩行時のふらつきも軽減し安定した歩行が行えています。
今後も、この姿勢評価を用いて、さらに良いリハビリが提供できるよう利用者様と情報共有を行い、経過を追っていきたいと思います。
このようにケアプラスでは利用者一人一人の生活課題や姿勢など悩みにあったリハビリテーションが提供できるようにスタッフ一丸となって取り組んでおります!
気になるという方は是非見学や体験利用をお待ちしております!