実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り 下肢の運動性向上 垣生だより 2015年07月10日

    皆様こんにちは

    ケアプラスデイサービスセンター垣生 理学療法士の岡田です。

    梅雨の最中ですが、体調崩されていませんか。雨に負けまいと垣生のご利用者様とスタッフともに頑張っています。

     

    今回はエアロバイクによる下肢の運動性向上が図れたA様(脳出血、片麻痺)をご紹介します。今年1月よりエアロバイクを開始し、協調性改善による歩行時の振出し向上を目的に取り組んで頂きました。

    写真1 写真2

    当初は5分程度で疲労感の訴えがありましたが、1ヶ月後には15分程度は疲労感なく運動が行えています。

    現在では20~30分程度であれば疲労感の訴えはなく、5m歩行も1月上旬では95秒であったものが6月末で87秒へと歩行スピード改善が図れております。数値的には8秒とわずかではありますが、ご本人にとっては「足が出しやすくなった」とリハビリ効果を実感されていました。

    エアロバイクは歩行時のスイング感覚を模倣できる運動にもなりますので、歩行練習の事前練習としても効果的ですし、下肢(脚)筋力強化や有酸素運動による体力増強、協調運動による動作性向上なども期待できます。

    また座位で行うため関節負担が少なく下肢疾患の方にはお勧めな運動になります。ケアプラス垣生でも自主訓練メニューとして多くのご利用者様にご好評いただいております。

    この夏も熱中症対策のため水分補給コーナーを設置し、皆様をケアプラスでお待ちしております。私達と一緒にこの夏も体を動かしてみませんか。