皆さんこんにちは。ケアプラス垣生・機能訓練士の渡辺です。
突然ですが、ロコモってご存知ですか?
私の大好きなハワイ料理のロコモコのことではないので、あしからず!
それでは本題に入ります!
皆さんは最近こんな経験はありませんか?
・家の中でつまずいたり滑ったりする
・片脚立ちで靴下が履けない
・階段を上るのに手すりが必要である
・15分くらい続けて歩けない
・横断歩道を青信号で渡りきれない
・2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
・家のやや重たい仕事が困難である(掃除機や布団の上げ下ろし等)
このようなことが当てはまる、そこのあなた!
そんなあなたはロコモティブシンドロームかもしれません!!!!
ロコモティブシンドローム(以下:ロコモ)とは骨・関節・筋肉・神経が衰え、
日常生活が困難となり要介護や寝たきりの危険性が高くなることです。
また、ロコモとその予備軍は全国に4700万人と推測されております。
少しロコモについて気になってきたでしょ??
そこで、私はどうなの?と思われた方にロコモテストを紹介致します。
1.立ち上がりテスト
方法:10cm・20cm・30cm・40cmのそれぞれの高さから片脚または両脚で立ち上がります。(反動をつけないように立ち上がります)
立ち上がって3秒静止します。
測定結果:左右とも片脚で立ち上がれた一番低い高さを測定結果とします。
40cm台において片脚で立ち上がれなかった場合、両脚で立ち上がれた一番低い台を測定結果とします。
年代別の台の高さの目安:60歳代…片脚40cm 70歳代…両脚10cm
2、2ステップテスト
方法:できる限り大股で2歩歩き、両脚を揃えます(バランスを崩したり、ジャンプした場合は失敗とします。)
測定結果:2歩幅(cm)÷身長(cm)を2ステップ値とします。
年代別ステップ値:60歳代 男性…1.53~1.58 女性…1.45~1.52
70歳代 男性…1.42~1.52 女性…1.36~1.48
皆さんはどうですか?ロコモまたは予備軍になっていないですか?
ちなみに、ロコモの予防は運動(特に下肢)と食生活です。
当デイではロコモの予防運動や運動習慣の獲得にも力を入れて取り組んでおります。
これからも健康寿命を延ばし、いつまでも若々しく、いきいきと過ごせるよう一緒に頑張っていきましょう。
(ロコモテストを行う際にはくれぐれも転倒などに注意して行なって下さい。)