皆さん、こんにちは。ケアプラス大洲の看護師坪田です。
毎日暑い日が続いていますが体調管理は大丈夫ですか?!
今回は熱中症についての話をさせて頂きます。
まずは、予防・対策についてです。
高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症にかかりやすいといわれています。
通常、脳が暑いと判断すると、体は自律的に皮膚の血流量や汗の量を増やして、体内の熱を周囲に逃がそうとします。しかし、老化が進むとこれらの増加の開始が遅れ、体温上昇に伴う増加の割合も小さくなります。そのため、高齢者は若者に比べて体の熱を周囲に逃がす熱放散能力が低く、深部体温が上昇しやすくなります。
それ以外にも、高齢者は温度に対する感覚が弱くなって「熱い」と感じにくくなったり、体内の水分量が減少していたり、のどの渇きを感じにくくなったりすることで、熱中症にかかりやすくなっています。
高齢者は自分自身も、周囲にいる人も、熱中症に注意してください。
対策として、
1 「気温や温度を」計って知ろう
2 「室内を」涼しくしよう
3 「水分を」計画的にとろう
4 「お風呂や寝るときも」注意しよう
5 「お出かけは」体に十分配慮しよう
6 「周りの人が」気にかけよう
以上の事を意識しながら生活をしてみてください。
もし熱中症かなと思ったときは…?
・すぐに医療機関へ相談、または救急車を」呼びましょう
・涼しい場所へ移動しましょう
・衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう
・塩分や水分を補給しましょう(嘔吐の症状が出ていたり
・意識がない場合は、無理やり水分を飲ませることはやめましょう)
元気にこの暑い夏を乗り切りましょうね。