皆さまこんにちは。
気温上昇にて体のだるさを感じていませんか?気付かないうちに脱水症は近づいてきます。ご自宅内にいてもご用心!こまめに水分補給を行いながら体調管理に努めましょう♪
さて今回は、『最近飲み込みにくくなって…』というお声が聞かれましたので、高齢者の嚥下障害についてご紹介してまいります。
と…その前に嚥下とは?
口の中で噛み飲み込みやすい大きさに取りまとめる。
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喉の奥へ飲み込む。
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食道から胃に送り込む。
この一連の動作を嚥下(えんげ)と言います。加齢に伴い、この嚥下機能が低下する事でどのような事が起こるのでしょうか?

主な機能低下としては…
・残存歯数、義歯の不具合による咀嚼(噛む)力の低下
・唾液の質や分泌量の変化
・嚥下に関する筋力低下
・注意力や集中力の低下
があげられます。その他にも嚥下反射の遅延や咽頭位置の降下、合併疾患や薬による副作用等がありますが、今回は飲み込みにくさを感じた時に行える訓練方法をお伝えしてまいります。
1 お腹に手をあて、深呼吸を3回しましょう。この時、お腹の膨らみを意識する事が大切です。ゆっくり鼻から息を吸い、口をすぼめながらお腹がへこむのを意識して吐き出します。空気と食べ物は同じ道を通りますので、呼吸が安定するという事は呼吸と飲み込みの切り替えをスムーズに行う為に重要です。
2 舌の運動を5回から10回程度行います。まずはまっすぐ出来るだけ遠くに突き出します。その後は口角に当てるように左右交互に。そして次は唇をなめるように上下に。そして最後に口の中で唇の縁をなぞる様に舌を左右にぐるりと回します。舌が自由に動かせるようになれば、口の中の食べ物を自由にコントロールできますし、咽頭へスムーズに送り込む事も出来ます。
ケアプラス大洲ではお食事前の口腔体操を行っておりますが、ご自宅でもこのような訓練方法で食べる楽しみの維持や機能低下が予防できますので、ぜひ取り組んでみてくださいね。