皆さま こんにちは。ケアプラス垣生 看護師です。
早くも3月になりましたね。利用者さまからも よく耳にするのですが「早いなぁーもぅ3月…やっぱり1月・2月・3月はスグやわぃ…歳とるはずよ…」と笑って話されています。そんな3月の雑学を今回はお話したいと思います。
まずは【ひなまつり】
もともとは中国から伝わった節句が起源。平安時代にワラや紙で作った人形を海や川に流して厄払いとする行事で、ある頃からその行事を3月3日に行うようになり、人形を飾るように変化したそうです。江戸時代ころには【ひなまつり】として定着したそうです。ケアプラス垣生にも可愛い手作りの おひなさま飾ってますよ!
ひなまつりに必ずある【ひなあられ】
ひなあられは《一年を通して幸せに過ごせますように》という願いがこもっていることをご存知でしたか⁉桃色•緑色•黄色•白色の4色は四季を。白色•緑色•赤色の3色の場合は雪や木々の芽吹き、命を表しているとされているそうです。
そして春は【お花見】
お花見=桜となったのは平安時代ころ。当時の嵯峨(さが)天皇が、京都の有名なお寺神泉苑(しんせんえん)で初めて催した「花苑(かえん)の節」がきっかけとされています。江戸時代には庶民の間でもお花見が広がりました。桜が咲く時期は苗を育てる準備期間にあたることから、豊作祈願のお祝いとして食事やお酒を楽しんでいたそうです。
最後にちょっと健康面の?!お話です。
先週のことになりますが、3月3日は【耳の日】でしたよね。単に語呂合わせや、3の数字が耳の形に似ているからですが、電話の発明者のグラハム・ベルという人の誕生日です。電話の発明者として有名な方ですが、実は医学的に重度の聴覚障害を持つ子を対象とした教育の第一人者でもあったようです。
耳は ある日突然に原因不明で片耳が聞こえなくなる「突発性難聴」や耳の奥に炎症を起こす「中耳炎」「内耳炎」など早めに治療しないと(聞こえ)のレベルが下がったままになるものもあります。また、疲労や過度のストレスにより内リンパ水腫でメニエール病の原因にもなります。
■耳が塞がった感じがする。
■音が響いて聞こえる。
■めまいがする。
■耳鳴りがする。
■普段と違う耳垢が取れる。
こんな時は耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。
『耳の健康』を考えた食生活としては、ビタミンやミネラルが多く含まれる 黒ゴマ•ほうれん草•海藻類などを摂りましょう。耳の複雑な骨の構造を維持するためには、鶏肉・えんどう豆・しらす干しなどの食材から十分なカルシウム補給も必要です。加齢だから…と諦めてしまわないで日常の心掛けも大事ですね。
それでは また次回に。よろしくお願いします。