実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り ~努力の結果~ 大洲だより 2021年02月11日

    皆様こんにちは。

    ケアプラス大洲、機能訓練指導員の中田です。

     

    2021年の1月が早終わり一日一日の時間の早さにただただ驚きます。今年は節分が2月2日となっており、124年ぶりとの事でした。

    地球は太陽の周囲を一年かけ回るのですが、厳密には365日と6時間かかる様です。この小さなズレが重なり124年ぶりの2月2日の節分となったようです。

    今回の報告は小さい事を繰り返し行って頑張った結果、生活に変化をもたらしたSさんについて報告していきたいと思います。

     

     

    Sさんは左半身に軽い麻痺を発症しています。さらに動作時の息切れが著明でした。訴えは主に歩いた時の左足の重さと二階に上がるのが疲れるとの事でした。

    訓練は去年の7月頃からトレッドミル歩行を実施。2分間から始め10秒ずつ延長していきました。

    訓練を行い始めた時は「帰ってから疲れがでて2、3日しんどい」と訴えが聴かれました。

     

    ゆっくり、ゆっくり着実にトレッドミルを行い現在は4分間実施。帰った後の疲れはなく、二階への昇降が楽になったと伝えて頂けました。

    写真はトレッドミル訓練の姿です。

     

     

    さらに姿勢的な変化は、以前の立位姿勢より体の左への傾きや円背の軽減となっています。S様が地道に利用を休まれることなく運動を行った結果だと感じています。

    写真は姿勢の変化を以前と現在で比べたものです。

     

    今回は動作時の息切れの改善・生活の変化・姿勢の変化をお伝えしました。私の経験では急に体が良くなる事は稀だと思っています。今回の節分が124年ぶりに2月2日となったように、小さな努力の積み重ねは人生の充実に繋がっていくと考えています。これからも、皆様の生活にいい変化訪れるよう全力で支援を行って行きたいと思います。今回のブログ作成にあたり協力して頂いたS様やスタッフの方にも感謝していきたいと思います。ありがとうございました。