実績報告
  • ケアプラス道後持田 リハビリ便り 歩き改善で安全生活 道後持田だより 2020年04月15日

    皆さんこんにちは!ケアプラス道後持田 理学療法士の神崎です。

     

    4月に入って半分が過ぎましたね。コロナウイルスが原因でなかなか外での運動ができていないのではないでしょうか?

    ケアプラスでは以前からご紹介している「ご自宅リハビリパック」という家の中でも安全にリハビリができるグッズがあります。

    このリハビリグッズは、立ち上がり、歩行、食事、などのADLを自主訓練で改善するための補助具として使っていただいております。

     

    今回は「車輪付き花台で離殿動作獲得グッズ」を用いたことにより立ち座りや歩行時の安定性が向上した利用者様をご紹介したいと思います。

     

    この車輪付き花台をどの様に使用してリハビリしていくかといいますと、難しいことは一つもありません花台に足または手を乗せて動かすだけです。

     

    この写真の様に足を乗せて動かすことで立ち上がりや歩行では大腿四頭筋や前脛骨筋の動きが大切になってきます。この花台を使った運動をすることでそれらの筋の

    柔軟性を高めることができます。また、大きく動かすことにより、花台に乗せていない足で前方に転倒しないように踏ん張ることで下肢筋力の向上にも繋がります。

    そして、足底部の重心移動の感覚も鍛えることができるので、立位でのバランス感覚の向上にも繋がったりします。

     

    このリハビリグッズを用いた訓練に取り組んでいただいたことで「足が軽くなった!」との嬉しい声がありました。

     

    今では自主訓練でより負荷のある訓練に取り組んでおられております。

    体を元気にするには毎日のトレーニングが欠かせません。今まで通りの生活がしたい、また、できることを増やして家族様の負担を軽減していきたいと

    思っている方が多くいるかと思います。そのように思っている方は、思っているだけでなく行動に移してみましょう!

    では、4月後半も自主訓練を頑張っていきましょう!