皆様こんにちは、ケアプラス今治の看護師です。
ケアプラス今治も4月19日のオープンから約3か月が経ち、ご利用者様もデイサービスに慣れてきてご利用者様同士で楽しく談笑される光景が多くみられ、スタッフ一同嬉しく思います。
7月ですが、遅い梅雨の影響ですっきりとしない天気が続いており、湿度も高くケアプラス今治でも湿気と戦っております。梅雨時期の湿気にお悩みの方も多いのでは?
今回はそのジメジメの原因である湿気についてお話をさせて頂きたいと思います。
日本はもともと年間を通じて湿度が高い日が多い国で、湿気が多いと様々な事が起こります。
カビに注意
6月は湿度も高いけれど、気温も5月より平均して4度以上高くなります(気象庁データより)。7月ともなれば、さらに3度以上高くなります。その結果、何が起こるかといえば、カビの発生です。夕食で残ったおかずをうっかり冷蔵庫にしまい忘れたり、押入れにものをぎっしり詰め込み、ふすまを閉め切りにしていたりするとその姿を目にすることに。カビは見ための不快さだけではなく、胞子を吸い込むことで、カビが体内に入っては真菌症と言われる病気を発症してしまうこともあります。
害虫に注意
梅雨どきから夏にかけて、害虫が活発に…
梅雨時期にはかたつむりだけではなく、害虫の発生も多くなります。一戸建ての場合はヤスデやムカデに注意です。戸外から徘徊して入ってきてしまうので、家の開口部近くに、落ち葉や廃材などをそのままにしておかないことが大事です。逆に集合住宅などの場合は、気密性の高さから湿度があがりやすくダニ発生する確率が高くなります。ダニは湿度と温度が高くなる時期に発生しやすく、梅雨はその条件にピッタリです。
キッチンの湿気に注意
キッチンは水場もあり、火もあり、室温、湿度ともに変化が激しい場所です。中でも、もっとも湿気がこもるのはシンク下。さらに、お湯を使ったり、流したりした場合、排水パイプを通じて熱も伝わるので、カビが生える条件も揃っています。よくシンク下にお米を収納しているご家庭も見受けられますが、これはNG!お米に限らずシンク下に食料品を貯蔵するのはやめましょう。シンク下の湿気を防ぐには、ときおり扉を開放して換気すること。さらに月に1回ぐらい、収納してあるものを全部出してチェック。必要ないものがあれば廃棄して、あまりものを詰め込まないようにしましょう。
寝具のもそのまましまわない
湿気がこもりやすい最大の空間は押入れではないでしょうか?特に、毎日寝具として使っている布団をしまっている場合は、夜の間に体から出た汗、つまり水分を含んでいるわけで、これでふすまを閉めてしまっては押入の中は湿気で充満してしまいます。ふとんは定期的に干しましょう。もちろん、梅雨時期は外に干せないことも多いので布団乾燥機を活用するのもおすすめです。抗ダニ効果もあります。
ではどうすればいいのか?
【空気の通り道を作る】
湿気がこもり、カビが生えるのは空気の流れが止まっているから。こまめにとびらを開いても、棚板にそのままお布団をしまっていると、布団と棚板の間に空気が流れ込むことはありません。そこで、押入れにものを収納する前にすのこを敷いておく。押入の中でも空気の流れが確保できるので有効です。ただ、押し入れのある部屋を閉め切っていては、あまり効果を期待できません。天気の良い日なら窓をあけて、風を通す。そうでなければ、扇風機やサーキュレータで風の流れを作って、空気をうまく循環させてあげるのが大切です。
風通しのよい、さわやかな梅雨をめざしましょう。雨が降ってもさわやかな住まいをめざしましょう
除湿器やクーラーのドライモードはもちろん効果がありますが、気温が高いときなら良いですが、湿気対策で身体が冷えてしまったということのないよう気をつけて下さい。風を通し、換気することで室内の湿気を追い出して、さわやかにこの梅雨を乗り切っていきましょう!
1枚目の写真は、スーパーガンバタイムでの一コマですが、皆さん快適にレクリエーションを楽しまれております。ケアプラス今治では、温度、湿度管理を徹底しており、季節の影響を受けることなく快適な環境でデイサービスを楽しむことができます。お試しで一日の体験利用も出来ますので、是非とも皆様のお越しをお待ちしております。
では次回のブログもお楽しみにしてください!どうぞ宜しくお願い致します。