皆さんこんにちは。ケアプラス北宇和島、柔道整復師の芳村です。
5月になりました!あっという間に一気に暑くなってきましたね。
それでもまだまだ朝晩は冷えますので体調には気をつけてくださいね!
さて、今回のタイトルは『諦めないリハビリ道!』です。
様々な疾病で運動障害や感覚障害が残存している方もいらっしゃると思います。
そこで今回はリハビリに『ミラーボックス』を利用してみることにしました。
ミラーボックスとは、読んで字のごとく『箱の中に鏡を入れたもの』です。リハビリとしては『ミラーボックスセラピー』というもので
動く側の手指を鏡に映して、映った手指を動きにくい側に見立てて動いているようなイメージをしながら運動するものです。
完全に仕組みが解明されているわけではないですが、少なくとも動かないはずの手よりリアルな運動のイメージを作り出せることが効果に繋がると考えられています。
今回は後遺症で運動障害のある利用者様2名にモデルになっていただきました。
こちらの方は右手に運動障害があり、最近は補助をしても手指を開くことが困難になってきていました。
ところがミラーボックスでリハビリを行うと数分で補助をすれば手が開くようになり、うまく力が入った時には自力で手を開くことができました。
こちらの方は左手に運動障害があり、先ほどの方と同じように手を開くことができませんでした。
補助をしても握る力が強くなかなか開くことができなかったのですが、写真のようにミラーボックスでリハビリを行った後は筋肉の硬さが緩和され
補助をすれば手指を広げることもできるようになりました!
これはダンボールと鏡で簡単に作ることができますので、皆さんも是非是非ご自宅で実践してみて下さい!
分からないことがあればいつでもリハビリスタッフに聞いて下さいね!
ケアプラスではこれからもご利用者様のお気持ちに寄り添い
心、頭、体が清々しい状態を提供できるようしっかりサポートさせて頂きますので、いつでもご相談下さい!