皆様こんにちは、北宇和島の柔道整復師の小方です。
寒さもやわらぎ、もうすぐ待ちに待った春の到来です。春といえばやっぱり桜。桜が咲きますと、お花見に出かける方が多いと思いますが、実はお花見の起源というのは奈良時代の貴族の行事らしいですよ!やはり日本人は昔から桜やお花見が大好きみたいですね。わたしは宇和島に住み始めてはじめての春ということで、どこで桜が観られるのかとてもわくわくしています。
さて、今回の北宇和島リハビリブログは歩行訓練を行っている利用者様のご紹介をしたいと思います。
紹介する利用者様は現在週3回ご利用されており、ご自宅およびデイ利用時は車椅子で移動されています。本人様から「歩く練習がしたい!」という話を聞き、リハビリの中に歩行練習を追加して行うことにしました。
はじめに練習前に立ち上がりと立位姿勢を確認します。
片手摺りで行っていただきましたが、立ち上がりの際介助が必要で右下肢が内転位にあったために安定した立位姿勢を取ることが困難でした。
リハビリ内容は歩行練習に加え、スリングを使用した体幹筋力強化やバランス力向上、マシンを使用した下肢筋力強化といった身体機能向上を目的とした訓練も行っていきます。
まずは立ち上がった際の足の位置修正や指導を行っています。
片手摺りで真っ直ぐ立位保持が行なえるようになっております。
歩行時も平行棒を使用し、片手摺りで行っていきます。膝折れ防止の為、リハビリスタッフが介助につき約2mを休憩を挟みながら2往復します。
現段階では介助が必要であるためご家族様お一人だけの介助では難しいといった課題がありますが、これらの練習を行っていくことでトイレの際の立ち上がりが安定して行なえたり、ズボンの上げ下げの間の立位保持も長い時間行えるようになるなど介助量軽減に繋がっています。
私たちリハビリスタッフは、ご利用者様はもとより、ご家族様の介助量軽減などご利用者様の周りの方々も安心して生活が送れるようリハビリを提供しております。
何か分からないことやお困りのことがございましたら、お気軽にお声掛けください。お待ちしております。
寒さももう少しです。ケアプラスで身体をしっかり動かし、身体を温めて怪我のないよう過ごしましょう。
では、次回の北宇和島のブログもお楽しみに!!!