さわやかな秋晴れが続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ケアプラス北宇和島、柔道整復師の小方です。
早速ですが、今回は食事における手指の巧緻動作訓練についてお伝えしたいと思います。
今回ご紹介する利用者様は利き手である右手での箸操作が困難であったため、左手でスプーンを使って食事をされていました。利用者様からは、「ごはんもおかずも箸でしっかり掴んで食べたい」との声がありましたので、さっそく右手を使って箸操作の練習を行って頂きました。
練習としてはお箸で豆を掴み移動させるというもので一見簡単そうな作業ですが実際にやってみると難しく、利用者様も苦戦しながらも豆を移動させていきます・・・。
開始当初は豆をつかむのもやっとで時間が掛かっていましたが、継続して行って頂くことで徐々に豆移動が出来るようになりました。
ご家族様も自宅ではボタン掛けなどご本人が出来る事は時間が掛かってもいいからやって頂くようにしているそうで、箸と豆を使った練習も現在は自主的に行って頂いています。次段階では今より小さなものを摘むことに挑戦して頂くなど今後の練習内容についてもお話しています。
その他、洗濯バサミを使ったつまみ動作も練習して頂いており、実際にタオル干しで応用して頂くことで生活リハビリとして取り入れて頂いております。
このように利用者様自身で出来ることが増えていくことは生活意欲向上にも繋がり、新たな目標が生まれてきます。私達もまた、できる限りの支援をさせて頂き、様々な要望に応じたリハビリ提供ができればと考えております。
まだまだ続く食欲の秋、楽しくおいしく食事が出来るよう私達は引き続きお手伝いしていきます。皆様におかれましても、何かあればお気軽にケアプラス北宇和島にお声掛けください!!
では、次回のブログもおたのしみに!