皆様こんにちは。ケアプラス垣生の機能訓練士です。
今回、IVESを用いたリハビリにて、立位姿勢が改善した症例を紹介します。
K様は、脳血管疾患発症後、右半身が動かしにくい状態が続いております。
BRS(脳卒中などで動かしにくくなった身体の運動機能を6段階の回復段階に分けて評価する指標。Ⅰが最も悪く、Ⅵが最も回復している。)は、現在下肢はⅡと僅かに筋緊張がみられる程度であり、また、患側は軽度ではありますが感覚の伝わりにくさがあります。
その影響から、重心位置が左にずれてしまい片足重心となり、立位姿勢を正面からみた時身体が左に大きく傾いてしまっています。


そこで立位姿勢の改善を図るため、右下肢の随意性の獲得や感覚入力などを目的として、IVESを用いてリハビリを行いました。
リハビリの内容です。
IVESを実施する日は、外部アシストモードを使用して足関節背屈動作に働く前脛骨筋に対してアプローチをしました。
外部アシストモードとは、健側の前脛骨筋の運動信号を検知して、患側の前脛骨筋に電気刺激を送り筋の収縮を促すモードになります。
その他にも、IVESを実施しない日はベッド上で体幹・下肢の筋力トレーニング、立位にてバランス能力の向上、荷重訓練として片脚立位の練習などを行いました。

3ヶ月後の評価です。
以前と比べて右下肢に体重をかけることができるようなったため、重心位置が大きく変化しました。重心位置が支持基底面の中心に近づいたことにより片足重心が改善されたため左側に傾いていた姿勢も正中方向に修正することができました。


しかし、まだ左側に傾きがあるため修正・改善が必要だと考えております。
今後も引き続きリハビリを行い、経過を追っていきたいと思います。
このようにケアプラスでは、利用者様一人一人の生活動作や姿勢の問題点に対してリハビリテーションが提供できるように日々取り組んでおります。
随時見学・体験を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。