こんにちは!ケアプラス理学療法士の宮中です。
先日の台風11号は久々の四国上陸でしたが、皆様におかれましては大丈夫だったでしょうか。運よく愛媛は公共機関を除けば影響も少なく、被害も少なかったのではないでしょうか。これも利用者様がよく口にする「石鎚山のおかげ」なんでしょうかね。
あ~ありがたや、石鎚山♪ という事で、
本日は利用当初は起き上がり動作が自立されていなかったY様のリハビリについてご紹介したいと思います。
Y様は以前は褥瘡(床ずれ)を頻発させ、何度も処置を繰り返していたため体位交換を自力で行えるよう寝返り練習から始めた経緯がありました。現在は座位保持能力も高まり、体力も戻りつつあったため徐々に起き上がり動作をスタッフ介助の下、練習を行っていきました。
アプローチした内容としては、
1.柵の使い方
2.寝返り→起き上がり動作における動作手順
3.ベッド柵とのスペースの設け方
など、複数の注意点を確認しながらY様と共に動作手順を繰り返し行っていきました。その結果、非麻痺側である右側からの起き上がり動作においては、ほぼ80%程度の確率で動作獲得に至っております。
ただ在宅環境はというと、麻痺側(左側)から寝起きするようなベッド配置がなされており、現状のレベルでは麻痺側からの起き上がり動作には常時介助が必要であります。住環境においてもケアプラスではご本人様やご家族の要望を伺いながらご提案させて頂いております。
一方、利用者様の中には住環境を変更できない事例も多く、ケアプラスでは在宅環境と同じ条件下で起き上がり動作ができるよう右側、左側から起き上がり練習ができる環境も整備してリハビリ充実に努めております。
このようにケアプラスでは、基本動作のリハビリにも対応できるリハビリスタッフ・リハビリ環境を全店舗に充実させており、今後もご利用者様の住環境に配慮した生活改善に向けリハビリ提供に取り組んで参ります。
是非、リハビリと言えば「ケアプラス」を合言葉に、デイサービス利用を悩まれている方は一度体験してみてはいかがでしょうか。スタッフ一度、お待ちしております!