こんにちは 柔道整復師の佃です。
桜が満開を迎え、春の訪れを感じるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
今回のS様は脳梗塞既往あり、自宅での転倒により下腿骨折後リハビリ目的にデイを利用開始。活動性の低下きたし全身の筋力や関節可動域の低下に伴い、バランスの低下、歩行の不安定性認める利用者様に対して1年リハ継続することによって姿勢改善と歩行安定性向上した症例を紹介します。
初期姿勢評価として、骨盤の歪みにより左側の腰や膝の筋肉が硬くなっています。
また膝が曲がっており、太ももの裏側とふくらはぎの筋肉の柔軟性が乏しくなっています。
このような姿勢の状況に対してリハビリの内容として下肢浮腫軽減目的の全身リラクゼーション・ストレッチ、体幹・下肢の筋力強化訓練、エアロバイク訓練、平行棒内での立位動的バランス訓練、レッグエステンション、自宅での自主訓練を1年間実施し、再度姿勢評価を行いました。
一年後の評価として下半身や頭、腰の左右差が改善されており、全身的に前方に傾いていた前回より改善傾向で膝の曲がり度合いも軽減傾向になっています。また重心位置も正中に近い位置に改善が認めました。
利用開始時と比べると下肢浮腫や腰痛の軽減を図ることができ、姿勢改善と全身の筋力・バランス能力の向上により、下肢の振り出しがスムーズになりました。
歩行安定性を再獲得することで活動性の増加し外出頻度が増えました。以前よりも家族や友人と一緒に買い物や遊びに行く機会が増え楽しみのある生活にも繋げることができました。
今後もリハビリ継続することで身体能力の維持向上を図り、QOLの向上に繋げていきたいと思います。
S様にだけに限らず、多くのご利用者様にも出来るようになる実感して頂き、QOLの向上や生活のサポートを行っていきたいと思います。 ケアプラスでは見学・体験受付を随時行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。