皆様こんにちは。ケアプラス大洲、看護師の坪田です。
突然ですが、皆様はどんな秋を過ごすご予定ですか?
今回のブログでは食欲の秋についてスポットを当てお話していきたいと思います。
食欲の秋とは、四季の中で秋が最も食欲が増進する季節であることを意味する言葉です。夏に比べて、秋は日照時間が短くなるため、セロトニンの分泌が減少します。その影響からも、秋になると食欲が増すとも言われています。その理由には次のようなことが考えられます。
・夏の暑さで落ちた体力も回復する
・食材の収穫期である
・気候が良くなる
・基礎代謝が上がってエネルギーを必要とするため
秋に旬を迎える野菜は、夏の太陽を浴びて光合成を行い、でんぷんや炭水化物などのエネルギーを作っています。日照時間が短くなり光合成ができにくくなる冬に備えて栄養分をより蓄えようとするため美味しくなるのだそうです。
また、秋は「収穫の秋」「実りの秋」とも呼ばれ、昔は四季の中で秋が一番、お米をはじめとした農作物の収穫が豊富だったことが由来とされています。
普段からバランスの良い食事を心がけているかと思いますが、これからの季節食欲の秋に食べたい旬の味覚が出回りますね。それではジャンル別に紹介していきます。
*秋の果物
【梨、柿、栗、みかん、ぶどう、イチジク、リンゴ、銀杏】
とれたての味覚をその場で味わえるフルーツ狩りを楽しむこともできます。そのまま食べるのはもちろん、料理やスイーツの美味しさをより一層堪能できますね。
*秋の野菜
【かぼちゃ、さつまいも、れんこん、さといも、じゃがいも、ごぼう、カブ、なす、チンゲン菜、にんじん、玉ねぎ】
根菜類を中心に旬を迎え、ハリやツヤがあるもの、ふっくらと丸みのあるものが美味しいと言われています。また、野菜ではありませんが秋と言えば「きのこ」も旬を迎えます。
【松茸、しいたけ、しめじ、なめこ、まいたけ、きくらげ】
旬を迎えるきのこはお吸い物や炊き込みご飯などの和食にピッタリです。
*秋の魚介類
【秋刀魚(さんま)、秋鯖(あきさば)、秋鮭(あきさけ)、鯵(あじ)、鮪(まぐろ)、
鰹(戻りがつお)、牡蠣(かき)】
旬を迎える魚は、名前の漢字にも「秋」の文字が使われていることが多いです。産卵や海水温が下がる冬に備えて栄養分を蓄えるため、脂がのった状態で美味しく食べられます。
このように、「食欲の秋」は、たくさんの美味しい食材と出会うことができる季節です。
旬を迎える秋の味覚を楽しんで元気に過ごしましょう。