皆様こんにちは。ケアプラス大洲です。
今回のブログでは学習療法について現在の取り組みをご紹介させていただきます。
『認知機能の低下予防だけではない学習療法への取り組み』
学習療法の目的は様々ですが、開始の目的としては認知機能の低下予防が多いです。
今回ご紹介するM様は認知機能の低下予防を目的として学習療法をスタートされました。
これまでは開始から完了までの時間を気にして、前回より早い時間で終えられる様に。と取り組んでおられましたが、ご病気により感情のコントロールが難しく、課題として見えてきた事からこれまでとは方向性を変え、数カ月前からゆっくりと落ち着いて取り組んでいただく事にしました。
当初は慣れず、徐々にスピードがアップしてしまう事が多かったのですが、繰り返し行う事で少しずつ定着しつつあります。
学習中の集中力は維持できており、ご本人も自覚しておられる部分の課題ですので意欲も維持できています。
数字版を並べ、一呼吸おいてからいざ読み上げです。
一つずつ指差しでゆっくりと数を数えます。
今後も定着と課題クリアに向け、ご一緒に取り組んでいきたいと思います。
ご病気により様々な不安を抱えておられるのはご本人だけではありません。学習療法を通してご家族の不安などもくみ取り、軽減できる様引き続きサポートしてまいります。
そして大切なのはフィードバック。ご本人、ご家族と同じ歩調で進んでいく事が今後の学習療法にも生きてきます。関りを大切にし、楽しみながら取り組める学習療法。
気になる方はお気軽にお問合せ下さいね。
それではまた次回のブログでお会いしましょう♪
ありがとうございました。