実績報告
  • ケアプラス新居浜 看護師だより~気をつけたい、こもり熱 新居浜だより 看護師だより 2022年11月16日

    皆様こんにちは。看護師の細谷です。

    3年ぶりに各地で秋祭りが開催されましたね。皆様は楽しいお祭りを過ごされましたでしょうか。

    例年、お祭りが終わるとだんだん気温が下がり始めますが、まだ日中の最高気温は20度の日もあり、洋服の調整が難しい時期です。しかしながら早朝はとても寒く、洋服をたくさん着こみたくなりますよね。

     

    そこで今回は、そんな時期に気を付けたい高齢者のこもり熱についてお話したいと思います。

    皆様は、こもり熱という言葉を聞いたことがありますか?こもり熱とは、熱をうまく逃すことが出来ない為に体温が上がってしまう状態のことを言います。医学用語では、うつ熱とも呼ばれています。

    ついさっきまで元気だった方が急に熱を出した場合は、周辺環境を観察してみる必要がありそうです。今の時期だと、掛物のかけすぎや、洋服を着込みすぎているような場合にはこもり熱を疑ってみても良さそうですね。

     

    こもり熱の特徴としては微熱で、38度以上を超えることはありません。もし体温が38度以上を超える場合は、何らかの感染症や病気に伴う発熱を考える必要があります。その他の症状としては倦怠感、めまい、吐き気、頭痛などがあります。

     

    では、なぜ高齢者にはこのようなことが起こりやすいのでしょうか。

    それは高齢になると体温調節機能が低下する為に、身体からうまく熱を逃しにくくなるからです。また高齢者はもともと体内の水分量が減少していることや、脱水になりやすいこと、それにより汗をかきにくく熱の放出がうまく出来ないことがあげられます。

     

    そこで以下のことに気を付けてみましょう。

    ■室温を適正に保つ(冬は室温を18度~22度前後に調節してあげましょう)

    ■服や布団を着すぎない(熱がこもる原因になります)

    ■水分補給を行い、脱水予防をする(喉の渇きを感じにくくなるので時間を決めて水分摂取をするといいですね)

     

    また、もしこもり熱が起こってしまった場合には

    ◆外にいる場合は風通しの良い場所へ移動する

    ◆厚着をしている場合は1枚脱ぐ

    ◆水分補給をする(もし脱水がある場合には発汗がしにくく、体温が下がりにくい為)

    などを行ってみてくださいね。

     

    季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。こまめに水分をとり、着るものや室温を調整し、体調管理には十分気を付けてお過ごしください。

     

    皆様にとって今日も素晴らしい1日になりますように♬