実績報告
  • ケアプラス三津 看護師便り~高齢者の貧血~ 三津だより 看護師だより 2022年04月18日

    新年度を迎えて半月ほど経ちましたが・・・皆様、生活リズムは落ち着いてこられましたか?

    まだまだすることが多くて忙しい方もいらっしゃるかと思います。・・が、『休む時は休む!体に栄養を十分補給する!』ことを心掛けてストレス溜め込まないようにしましょうね。

    私も、綺麗な空、水、緑の景観で心身リフレッシュしながら過ごしております^^

    そして、急に初夏を迎えたかのような気候になってきましたので、体調管理も普段より気にかけておきたい時期ですね。

     

     

    今回は、高齢者の貧血についてお話したいと思います。

    まず、高齢者は貧血になりやすいということ。また、貧血になっていることに気づきにくい為に症状が悪化してから気付くケースが多いということ。を、ご家族には知っていて欲しいと思います。

    【貧血による身体への影響】

    貧血とは、血液中の赤血球や赤血球内に含まれるヘモグロビン(Hb)濃度が低下した状態を指します。

    ※赤血球やヘモグロビン→酸素を運ぶ役割。貧血になると身体中の酸素が減少し、疲労感や動悸、息切れなどのほか、頭痛や物忘れ、食欲不振や運動機能の低下などの症状が起こることもあります。

    貧血の種類には、他の病気が原因となって起こる二次性貧血と呼ばれるものもありますが、鉄分不足が原因となって起こる「鉄欠乏性貧血」と呼ばれるものが大半です。

     

     

    高齢になってくると・・・

    赤血球やヘモグロビンを作る能力が自然に衰えてきます。

    腎臓が弱ってくることで赤血球を増やすホルモンが徐々に減っていきます。

    基礎代謝が低下することで食事の量が減ったり、個食になり食事の質が悪くなりやすくなります。

    必要な栄養素が充分に吸収されにくくもなるため、気付かないうちに栄養不足となり自覚症状のないまま貧血の状態が進んでいってしまいます。

    低栄養によるもの以外にも、骨髄に疾患が起こることで赤血球が作る力が衰えます。

    悪性腫瘍や感染症などにより、鉄分を十分に利用できない状態となるケースもあります。

    胃が弱ることでも赤血球を作るために必要なビタミンB12を体内に吸収されなくなることもあります。

    その他にも、痔による微量の出血が続くことでも貧血は起こるといいます。

    そこで、貧血予防の為にバランスよく規則正しい食事を心がけましょう^^

    鉄分やビタミン・葉酸の他にも、赤血球やヘモグロビンの材料となるたんぱく質や、赤血球中のヘモグロビンが作られるときに必要となる銅など、貧血を防ぐにはさまざまな栄養素が関係しています。

    そのため、動物性食品・植物性食品をバランス良く組み合わせた食事を、1日3食規則正しく食べることが大切だと言われています。

    また、鉄の吸収を促進するためには、胃酸の分泌も必要であることから、良く噛んでゆっくり食事を摂るようにしましょう。

     

     

    それでは、これから「脱水症」にも要注意な季節ですので皆様お気を付けて過ごしてくださいね。

    次回もどうぞ宜しくお願い致します。