皆様こんにちは。
5月に入り、朝と日中の気温の差が大きく出てきましたね。大洲では日中30度近くまで上がる日が多くなってきました。リハビリ後や入浴後には十分に水分補給をしましょう!・・・ということで、最近になりデイ内にはこのような掲示物を貼らせて頂いております。
さて、今回は暑くなってきたという事で「熱中症」についてお話いたします。
まだ5月…と思っていたらあっという間に気温が上がりました。水分はしっかりと補給できているでしょうか?
毎年の事で皆様ご存知とは思いますが、まず熱中症とは体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい・痙攣・頭痛などの様々な症状を起こす病気の事です。
重症度によって3つの段階に分けられます。
・Ⅰ度 現場での応急処置で対応できる軽症
立ち眩み・筋肉痛・筋肉の硬直。・大量の発汗などの症状あり
・Ⅱ度 病院への搬送を必要とする中等症
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感などの症状あり
・Ⅲ度 入院して集中治療の必要性のある重症
意識障害・痙攣・手足の運動障害・高体温などの症状あり
熱中症が起こりやすい場所は炎天下に長時間いた、真夏の暑い中運動をしていたといったケースが多くあります。
しかし、こういったケース以外にも熱中症に気をつけなければならない環境があります。
・気温、湿度が高いところ
・風が弱く、日差しが強い
・照り返しが強い
・急に暑くなった
また、室内にいても室温や湿度の高さから熱中症にかかる事があります。
予防するには、
・暑さを出来るだけ避ける
・服装を工夫する
・こまめに水分補給
・暑さに備えた体作り
ご利用者の表情や動きの変化、皮膚の状態、口腔内の状態などにも目を配りながら、水分不足から引き起こされる体調変化がないようにと、私たちもしっかりとサポートをさせて頂いております。
是非ご自身でも上記内容を参考になさって頂きながら、出来る対策をとって熱中症にならないように注意して過ごして下さい。
次回も宜しくお願い致します。