実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り マルチタスク体操で脳への刺激 垣生だより 2019年10月18日

    お疲れ様です。ケアプラス垣生、作業療法士の神崎です。

    朝と晩が寒くなってきて、日中との寒暖差が出てきて体調が崩れやすい季節になりました。

    インフルエンザが流行していると噂もある為、体調管理には気を付けていきたいですね。

    今回はマルチタスク体操について紹介します。

     

    ケアプラスではマルチタスク体操という取り組みを行っております。

    一度に複数の動作を行うことで脳への刺激を図り、転倒や認知症の進行を防ぐ狙いがあります。

    マルチタスクは意識を分散させるため行う時は安全第一で行っております。

    今月行っているのは発声を伴ったマルチタスク体操になります。

     

     

    これは片手では指折りをしながらあんたがたどこさをうたうマルチタスク体操です。

    なじみがある歌とともにすることで記憶を呼び起こす効果も狙えますね。

    「さ」と歌うところで片方の手で膝を軽くたたくなどして、歌を歌いながら、指を折り、特定の歌詞の所で指折りしていない方でたたく。職員でも中々難しいと評判ですねこれは。

    しかし、上手くできる出来ないが問題ではなく、取り組んで脳に刺激を与えることが重要かなと思います。

     

     

    これはふるさとを歌いながら、「か」「が」行の所で手をたたくマルチタスクです。

    足踏みを行いながらするのですが、難しい場合は歌を歌いながら手をたたくという風に段階を分けて取り組んで頂きます。

    ふるさとは普段歌を歌わない方でも思い出して歌っている場面がみられます。

     

     

    最後はかたつむりを歌いながら手でかたつむりを作る体操です。

    片手でチョキ、片手でグーを作ってかたつむりを交互に作り歌います。

    簡単そうですが歌を歌いながら手の形を交互に変えながらかたつむりを作るのは難しく、たまに岩の上のナメクジさんになる場合がみられます。(職員も油断するとなってます)

     

    ケアプラスでは利用者様の目標ややってみたいことを少しでも実現できるように、お手伝いをさせていただいております。

    気になった方は是非、見学や体験もご利用できますので、いつでも見に来てください。

    心よりお待ちしております。