実績報告
  • ケアプラス三津 看護師便り ~入れ歯での食事の注意点~ 三津だより 看護師だより 2019年04月08日

    皆様、こんにちは。

    やっと桜が咲きましたね^^ 綺麗に咲いた春桜を見ると、色々な事が思い出されて懐しくなったり、元気が出たり・・

    この間、以前から見てみたいと思っていた内子町の『石畳東のシダレザクラ』を見に行って参りました。

    このシダレザクラが大好きで、しょっちゅう大洲から訪れてるという見知らぬおじいちゃん(元タクシードライバーだそう)が、近場での見どころスポットをたくさん教えてくれました(熟練のガイドっぷりでした)。

    心の洗濯が出来る、素敵な場所でした♪ 後ほど、撮ってきた写真を少し貼らせてもらいますね^^

     

    ところで、先日ご利用者が「ガムを噛んだら入れ歯にベッタリとくっ付いてしまった」と持ってこられまして(それは、そうなるでしょ・・;)、お湯でふやかしながら取り除くのにちょっと苦労したんですよね^^;・・・そこで今回は、

    義歯と上手に付き合っていただく為のお話を少しさせて頂きます。

     

     

    ◆まず、義歯はいつ外すのが良いでしょう・・?

    義歯は朝に装着し,食事を終えるたびに毎回外して,歯を磨くのと同時に義歯も洗います。就寝前(寝ている間は粘膜や歯を休ませる良い機会)には外して保管するのが基本です。

    日中も、外せる時間があれば外して歯肉マッサージなどを行うのが良いそうです。

     

    ◆好きな物を何でも食べられますか?

    歯が全部あった時と同じように食事をするまでには時間がかかります。

    今までとは違う新しい噛み方に慣れることが必要で、最初は硬すぎず、歯切れの良い物から慣らしていきましょう。食品はなるべく細かくしてから、お口に入れるようにしましょう。

     

    ◆入れ歯で食べにくいもの

    ・粘度が強いもの・・・餅やガム・グミなど粘度が高いものは入れ歯では食べにくいです。

    ・硬いもの・・・せんべいを始めとする硬いものも食べにくいです。これは粘膜や支えている歯に負担をかけることで痛みが出ることがあるからです。

    ・噛み切らなければいけなしもの・・・噛み切るものとして有名なのは焼肉です。大きめのお肉だと嚙み切りますが入れ歯は噛む力は強いですが横からの力(噛み切る力)は弱いことが多いです。

    ・つぶつぶのもの・・・ゴマやピーナッツ、イチゴのつぶつぶは入れ歯の下に入り込みやすく、痛みの原因になりやすいので、気をつけましょう

     

    入れ歯使用でのお食事には、自分の歯で食べていた時とは違う注意がありますので、以上のようなことに気を付けていただいて、快適にお食事をしていただきたいと思います。

     

    では、最後に桜の写真展を・・・

    ( 良いお天気だったので綺麗に撮れました^^ )

     

    それではまた次回もどうぞ宜しくお願い致します。