実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り お箸が使えるようになりました 垣生だより 2019年03月08日

    皆さん。こんにちは。

    ケアプラス垣生、理学療法士の岡田です。

    三寒四温で段々と温かくなって春らしい気温になってきていますね。

    同時に花粉症の季節がやってきましたね。

    マスク・眼鏡・・・などで対策していきましょう!

     

    今回は昨年10月からご夫婦でご利用となったA様をご紹介します。

    スプーンを使ってお食事されており、

     

    「食事を箸で上手に食べたい」

     

    と希望がありました。

    箸を掴むことはできますが、指の細かい動作が難しく摘まむ動作ができませんでした。

     

     

    箸に自助具を付けて開く動作を助けています。これで閉じる動作に集中できます。

    これを付けて箸先を合わせて閉じる動作練習から始めました。

    箸先を合わせて閉じられるようになり、いよいよビーズ掴みへと移行しました。

     

     

    始めは20個掴むのに30分間ぐらいかかり、疲労感もみえておりました。

    11月には30分で30個掴んで移動できるようになりました。

    年末には200個のビーズを1時間かかりますが移動できるようになりました。

     

    今年2月からは更に難しい課題へ挑戦しています。

     

     

    豆掴みです。

    ビーズは形が色々で、丸くても穴が有り引っかかりが有ったので比較的掴みやすいです。

    しかし、豆は丸くてつるんとして滑るため摘まみ難いです。

    それでも掴むことが出来るようになっています。

    ビーズよりはまだまだ時間かかりますが頑張られています。

     

    ご自宅でも指の動作訓練をして頂きたく塗り絵セットをお渡ししています。

    塗られたのを持ってきて見せて頂きましたが、上手に塗られておりました。

    また、箸を使って食べることにもチャレンジされています。

     

    この様に生活動作に役立つ機能訓練を行っています。

    また、ご自宅でリハビリが出来るように提案もさせて頂いております。

    見学や体験利用いつでもお待ちしております。

     

    今回もブログを読んで頂きありがとうございました。

    日によって温度差が有りますので風邪などひかぬよう体調管理を行って行きましょう!