先月まで暖かい初冬で過ごしやすかったのですが、急に寒くなり、ひとしお身にしみる頃となって参りました。皆様、お風邪など召されてはおられませんでしょうか。
こんにちは、ケアプラス道後持田の学習療法マスターの中村です。
師走に入り、今年も後2週間を残すのみとなりました。スーパーなどではクリスマスソング「真っ赤なお鼻の~♪」「ジングルべ~ル、ジングルべ~ル♪」が流れて、店頭にはクリスマスグッズがたくさん並んでおり、クリスマス一色になっておりますね。ケアプラス道後持田でも利用者様にお手伝いを頂き、クリスマスツリーが豪華に飾られました。綺麗でしょう?
今年の夏からご利用開始をされたN様をご紹介させていただきます。
N様は、学習療法を希望されてのご利用でした。体験ご利用時に学習療法の様子を見ていただき、その後、楽習診断(読み書きの検査)、MMSE検査とFAB検査(認知症の程度)を実施させていただきました。
ご利用開始されてから半年がたち、教材内容や進行過程にも慣れてこられ、教材の読みの声も大きく速さもご本人のペースでしっかりと発語が出来ており、筆圧も強く整った字の記入が出来ております。計算も落ち着いたスピードで丁寧に発語もされながら難なく取り組まれており、数字盤50も集中力を持たれてすごくスムーズです。
そして、スタッフが読み教材の題材等からのお声掛けをさせていただくと、同席の利用者様ともお話もされて笑顔も多く見られてコミュニケーションも図られております。
そして、学習療法の前後にはケアプラス道後持田の将棋仲間と一戦一戦真剣に取り組まれております。
以前は、将棋をされる利用者様も少なかったのですが、今年の夏ぐらいからお仲間も増えて今では朝デイに到着をされるとすぐに将棋盤と駒を出されて楽しまれております。将棋対戦を終わられたN様に「学習療法をしましょう。」とお声掛けさせていただくと「今さっき頭の体操をしたとこなんやけどなあ。」と言われながらも学習の席に移動を下さり、本日も学習療法を積極的に取り組んでいただきました。
これからも学習療法を取り組まれることによって笑顔がもっともっと多く見られて充実した時間が送れますようにスタッフ一同精進して参ります。
今年もあと残り僅か・・・年の瀬を迎えてこれから気ぜわしい毎日を過ごされるでしょうが、お体に気を付けてお過ごしくださいませ。