実績報告
  • ケアプラス三津 リハビリ便り 「できるためのリハビリ」 三津だより 2018年07月23日

    皆さん、こんにちは。 ケアプラス三津、理学療法士の成松です。

     

    水害の後は、猛暑日の連続で気候に左右される毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

     

     ケアプラスデイサービスセンターでは、「できリハ」というコンセプトを元に、利用時間全てが生活動作訓練、くればできる、できれば楽しい、出来るためのリハビリテーションを日々提供しております。

     

     

     今回ご紹介させて頂きますI様は、右半身の機能障害を呈し、昨年夏まで車椅子での入院生活を経て、自宅復帰された利用者様です。退院後もリハビリを頑張られ、自宅玄関外の段差を昇り降りできるようになりました。機能訓練士が居宅訪問を行い、玄関外の段差の高さや形状をアセスメントし、それに即したリハビリメニューを立案し、デイサービスで日々努力した結果できるようになりました。

     

    また、右手でお箸を持って食事をしたいという目標に向かって、デイサービスでの空き時間を利用し、ご自宅リハビリパックを活用し日々トレーニングを行い、食べられるようになっております。最初は食べこぼしが多く、断念しかけた時もありましたが、継続することにより、できるようになりました。

     

     このように明確なできるための目的を持ったリハビリは、本人の心身機能面の向上に繋がり、笑顔のあふれる快適な生活の第一歩だと考えております

    リハビリテーションの目的とは、ただ、「歩けるようになる」や「手が動きやすくなる」といった単純な身体機能面の向上だけでは、意味をなしません。歩いて何が行えるようになったか、手が動きやすくなって何ができるようになったかが、本当に大切なことです。それが生活能力面の向上となり、真のリハビリテーションの目的と言えると思います。

     

     ケアプラスデイサービスセンターでは、すべての利用者様の居宅を機能訓練士が訪問させて頂き、ご家庭でのお困り事や、課題や目標に向かってチーム一丸となって克服のお手伝いをさせていただいております。随時、見学や体験利用も募集しておりますので、お問い合わせを職員一同心よりお待ちしております。

     

     ~今日よりプラスの明日へ~