皆様こんにちは。ケアプラス北宇和島看護師の山本です。
この度の集中豪雨により被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、通行止めや断水等、ライフラインが寸断されているところもあり一日も早い復旧を願っております。
さて、愛媛県でも梅雨明けと同時に連日の猛暑となっておりますが、皆様、体調はいかがですか?熱帯夜で夜もよく休めないという方も、たくさん居られるのではないでしょうか?
ここで快眠について少しお話させていただきたいと思います。
寝る時は頭を冷やすのが、快眠の鉄則!
7月も中旬を過ぎると、日中はもちろんのこと、夜間も気温が下がらず、熱帯夜になることが多くなります。
都市部では、エアコンの室外機や、昼間に熱せられたアスファルトからの放熱の影響もあって、夜遅い時間になっても気温が25度以上の寝苦しい日が続きます。
日頃から快眠が得られないお悩みを抱えている人はもちろんのこと、普段は布団に入ったらすぐに眠れるという人でも寝つきが悪くなり、翌朝起きた時に体がスッキリしない頭がボーっとするといった不快症状を感じるようになるのです。
暑い日でも快活に過ごすには、こうした季節の特徴に合わせた睡眠環境を整えることが重要です。
ポイントは、枕と扇風機です!
人間の体は、寝る時に深部の体温を下げるのですが、高温&多湿の部屋に布団があると、体温が高いままになります。
さらに、枕に汗などが浸み込んで湿気を帯びていると頭の周辺は蒸れて、眠りが浅くなって夜中に目が覚めたり、早朝に覚醒したりといった睡眠障害が発生します。
頭部を冷やすのに有効なのは、保冷材などを枕に置くといった方法ですが、小さいと頭部の温度が下がりませんし、大きすぎると肩まで冷やして、肩こりや頭痛の原因となってしまいますので注意しましょう。
扇風機とエアコンの併用が効果的!
頭部の睡眠環境を整えたら、今度は室内の状況を確認してみましょう!
陽当たりのいい部屋でしたら、日中にこもる熱の影響で、夜も壁や床が熱くなっていることが多いです。
これを解消するには寝る2時間ぐらい前からエアコンをつけておいて、部屋の熱をクールダウンさせるのが効果的です。
また、寝る時はエアコンをつけない人も多いですが、暑くて目が覚めると深い睡眠の妨げとなりますから、高温、多湿の日は27度ぐらいの温度設定にして、朝まで冷房を入れておくのがベターです。
エアコンをつけた状態で、扇風機を上に向けて風を循環させると、室内の温度や湿度が効率的に低下してゆきますし、からだにもやさしい刺激となります。
ちなみに、秒速1メートルの風は、体感温度を1度下げてくれます。!
皆様も一度お試しいただいて、夏の夜も心地良い眠りで暑さに疲れた身体を休めてください。
それでは、また次回も宜しくお願い致します。