実績報告
  • ケアプラスリハビリNEWS 5月号 「できるADLを増やす」 リハビリNEWS 2018年05月01日

    ケアプラスデイサービスセンターでは、「できリハ」というコンセプトを元に、利用時間全てが生活動作訓練、くればできる、できれば楽しい、出来るためのリハビリテーションを日々提供しております。
    リハビリテーションとは、機能訓練士が行う機能訓練のみならず、日々の生活の中で、身近にある物を用いてちょっとした工夫で行えるものでもあります。

     今回は全国誌月刊デイに搭載されたマルチビジョントレーニングとストローまたぎ訓練について報告いたします。

    マルチビジョントレーニングとは、視覚機能改善に着目した運動プログラムで、転倒予防に有効なトレーニングです。身近にあるボール、紐、紙、テープを使用し、前から飛んでくるボールに書かれた文字や数字を読み取ったり、振り子原理で左右に動くボールに書かれた文字や数字を読み取る
    トレーニングです。眼運動神経を活性化するためにも頭を動かすことなく、目だけでボール追っていく事に注意して取り組めば、視覚機能改善に効果的で、気軽に転倒予防訓練が行えます。

    ストローまたぎ訓練とは、すくみ足・小刻み歩行に対するアプローチ手段で視覚刺激に注目した歩行訓練です。 ストローとビニールテープのみ使用し、利用者様の左右の靴先端上部に、長めのストローをビニールテープで接着させ、「ストローをまたいで下さい」と声かけを行い歩行訓練を行う、とてもシンプルかつ効果的なアプローチです。靴に着目し、靴に目印をつけることで、どの場所にも有用で、自宅内で靴を履かない場合は靴下にも装着ができる利点もあります。 「 足を出す 」といった意識から「 またぐ 」という意識に変換することで、結果足が出やすくなります。

     以上月刊デイ掲載の2例を紹介させて頂きました。その他、リハビリに対する疑問などありましたらお気軽にご連絡ください。