皆様こんにちは、ケアプラス三津 柔道整復師の松本です。
送迎時や休憩時のご利用者のお話に耳を澄ましているとマルチタスクのお話しや姿勢測定装置など新しいリハビリの形が進み、毎日がリハビリをすることが楽しくなってきたなどとお話を聞くことが多くなってきました。また座っていて手持ち無沙汰のときや平行棒内での新しい器具があったらなあというご希望もありましたので、最近巷で流行りのリハビリ用具をご紹介したいと思います。
ひとつ目は、バランスボードです。
バランスボードと聞くと皆様バランス能力の向上に目が行きがちですが、下肢・主に足首の柔軟性の向上や筋力強化、なども行える画期的なアイテムなのです。
バランスクッションを使用しているが物足りない方を中心に使用します。
利用可能かどうかはリハビリスタッフが身体状況を考慮し安全に利用できる方に限ります。
体重をやや後方に掛ける事により足関節の背屈、前脛骨筋などの強化
体重をやや前方に掛ける事により足関節の底屈、腓腹筋などの強化
バランスを取り中心をキープする事で体幹・下肢全体の強化
バランスクッション使用時と同様に、始めはスタッフ付き添いのもと行い、すべて慣れるまでは平行棒を把持したままで安全面を重視し行います。また、慣れてきた方は平行棒内で行いバランスを崩せばすぐ平行棒が把持できるようにする事で安全面の確保を行います。
ふたつ目は、ハンドトレーニングボール(柔らかめ)。
把持能力などの向上をメインに行われますがピンチ能力の向上にも持って来いのアイテムです。
ピンチ能力向上目的の使用
小指側の把持能力向上
手全体を使用した把持能力向上
このように握り方を変えるだけで色々な場面に対応した把持能力・ピンチ能力の向上を図る事が可能です。
今回ご紹介したふたつの用具ですが始めは難しいかもしれません、ですが今までのリハビリに慣れてしまった利用者様には良い刺激が入りこの刺激にプラスしてマルチタスクを行えば良い結果を招き、リハビリ意欲の向上にもつながっていくと思われます。
今後も三津のマルチタスクで人気がある「旗上げ」も取り入れ、ますますのマルチタスクの浸透と姿勢測定装置も測定した後の結果、いろんなことが相乗効果を上がられるように新規の利用者様だけでなく既存の利用者様も大切にできるデイサービスでいられるよう利用者様の声に耳を傾け日々精進していきます。
~頭すっきり・心うきうき・体しっかり 今日よりプラスの明日へ~