実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り 姿勢を見つめてみえてくるのも 垣生だより リハビリNEWS 2016年07月23日

    こんにちは。ケアプラス垣生 柔道整復師の長野です。

    甲子園も始まり、いよいよ夏本番になりましたね。

    暑い中でもキラキラ輝いている球児達を見ていると元気がもらえます。

     

    さて、今回は以前からケアプラスでひっぱりだことなっている姿勢測定装置を用いて姿勢分析させて頂いたK様をご紹介致します。

    写真1

     姿勢をみつめて。その1

    現在のK様のバランス把握。

    K様の姿勢は骨盤が後傾し、重心が左側に偏っております。

    歩行動作は股関節と膝関節が伸びきらない状態のまま二本杖にて歩行移動されております。

     

    立位時に体重を踵にのせようとしたり、股関節と膝関節を伸ばそうとすると

    バランスを崩して後方に倒れそうになってしまいます。

    そのため、体幹を前方に移動させ、股関節と膝関節が軽度に屈曲した状態となっております。

    姿勢が崩れているため支持性は不安定となり、歩行時もふらつきが観察されます。

    そこでK様本人に写真を見て頂き、現在の自分の姿勢や歩行状態を確認してなにが必要で、そのためにはどのようなトレーニングが必要かを把握して頂きます。

      

    姿勢をみつめて。その2

    K様が現時点で日常生活に与える影響。

    先ほども述べたように、姿勢が正しくないと歩行バランスが安定されません。

    歩行状態が不安定だと転倒の危険性があります。

    また、姿勢の乱れにより片脚立ちでの安定性が低下し、浴槽への跨ぎ動作も不安定となるため転倒の可能性が高くなります。

    そこでK様は臀部や下肢の筋力と重心位置バランスが正しくなるような運動やトレーニングが必要と考え、デイでは臀部、下肢の筋力訓練やバランス訓練を実施し、転倒予防に繋がるよう機能訓練に取り組んでおります。

    写真2

    姿勢をみつめて。その3

    K様と家族の幸せ時間。

     

    ケアプラス垣生では姿勢測定装置の資料を作成しております。

    立位姿勢・歩行時の写真、デイでのリハビリメニュー等を家族様にも見て頂きます。

    写真3 写真4

     ここで大切な一番の目的は・・・

    ご自宅でできるリハビリです!!

    資料にはご自宅で簡単にできる運動の写真、頻度、回数を記載しております。

     

    姿勢や歩行を正すことだけが目的ではなく、家族様と一緒に身体作りを行って頂く中で交流時間に繋がり、日常生活が楽しく、尚且つ健康に送って頂くことを願っております。

     

    今後もみんなが支え合って幸せな生活が送られるようにお手伝いさせて頂きたいと思います。