実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り 自分に出来ることを続けたい。 大洲だより 2016年12月12日

    こんにちは。ケアプラス大洲、作業療法士の神野です。

    日に日に寒さが増してきておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

     

    さっそくですが今回ご紹介させて頂きますA様は、今現在奥様と二人暮らしをされており、少しでも奥様の役に立ちたいとの希望で週に3回のゴミ出しを行うべく、リハビリに取り組まれております。

     

    ゴミ出しのコースとしては100m程度で、足場が補正された道路ではない為、不安定な環境にあります。A様四点杖使用にて移動を行っておりますが、ゴミ出し開始当初は疲労感から途中で休憩を挟むなどして往復で1時間程度かかっていたそうです。

     

    そこでリハビリメニューとして主に左上下肢に痛みとだるさの訴えがある為、ストレッチ中心に徒手療法を行っております。

     

    その後、エアロバイクにて全身の耐久性向上と転倒予防を目的としたマルチタスクトレーニングを行っております。

    最後は平行棒内にて歩行を行って頂いている様子です。毎回恒例なのですが、リハビリスタッフに今日は何回歩かれたか報告をしてくださっています。

    開始当初は20~30回程度の回数でありましたが、現在では多い時で100回を超える回数を歩いて頂いております。歩き終わった後のA様も達成感満ち溢れる表情は本当に素敵です。

     

    リハビリの結果として、デイ来所当初は片脚立位を行うのも難しい状態でしたが、現在では右片脚立位においては1分22秒、左片脚立位においては3秒と両下肢支持性向上から時間延長を認め、通常歩行(5m)においても8秒44から6秒12と短縮認めております。

     

    現在では週3回のゴミ出しを少ない歩数、少ない時間、今では往復、20分程度で帰ってこられるそうです。奥様の少しでも役に立ちたいとのお気持ちからリハビリへのモチベーションが保たれているようです。

     

    ケアプラス大洲では、このように希望や目標を掲げながらリハビリに取り組まれている方が多く、その夢に向かうにあたってのお手伝いをさせて頂きたいと思っております。体験や見学等行っておりますので、お気軽にご連絡下さい。

     

    ケアプラスブログにて今後もリハビリの様子をご紹介させて頂きたいと思います。お楽しみに。