皆様、こんにちは。ケアプラス北宇和島、柔道整復師の小方です。
12月に入り、インフルエンザの流行の季節になりました。手洗い、うがいはもちろんのこと、食事や睡眠もしっかりと取り、残り少ない今年を元気に過ごしていきましょう。
さて、今回のブログですが、前回のブログでご紹介させて頂いた屋外歩行訓練をされていた利用者様を覚えていますでしょうか?この利用者様、リハビリに対していつも積極的に取り組まれており、雨で外に出られない時や空いた時間に平行棒内の歩行訓練も励んで頂いております。今回はそんな平行棒内での訓練の様子をいくつかご紹介させて頂きます。
はじめに、利用者様の下肢の柔軟性向上や運動前の準備体操としてストレッチをしっかりと念入りに行って頂きます。
もともと少し体の硬い利用者様、はじめはこれだけでも辛そうでした。
さて、しっかり身体がほぐれたところで、次は柔らかいボールを使ってのリハビリです。
手すりをしっかりと持ち、ボールを足で踏み下の写真のようにボールに徐々に体重をかけていきます。
このボール踏みは不安定なものに荷重をかけていくことで足関節の安定性を高める効果があり、利用者様もうまく荷重をかけるのに苦戦していました。
その他にも床からの立ち上がり練習も行っています。
利用者様の中にはご自宅でベッドで過ごされる方も多く、利用者様からも
「この前ベッドから落ちてしまったけど一人ではよう上がれんかったんよ」「もしもの時に床から起き上がる練習をせんとあかんな」などのお声を多く頂いておりました。
この利用者様も自宅ではベッドで過ごされる為、床に座り込むことはありませんが部屋ではお一人で過ごされているので、もしもの時の為の練習をしたいとのことで始めております。
始めは動作手順や片足で支えることが難しくスタッフの説明や介助が必要でしたが、現在ではスタッフの見守りのもと手すりを使ってお一人で立ち上がれるようになっており、自宅にてお一人で過ごされる不安感も解消されているようでした。
今回は平行棒内の訓練についてお伝えしましたが、ケアプラス北宇和島では様々な訓練を提供させて頂いております。皆様も何かありましたらお気軽にご相談ください。お待ちしております。
では次回の北宇和島のブログをお楽しみに!!!