実績報告
  • ケアプラス道後持田 看護師便り ~緑内障ってどんな病気?~ 道後持田だより 看護師だより 2025年11月12日

    11月に入って、すっかり風が冷たく感じるようになってきましたね。

     

    この季節にアレルギー症状が出やすい私にとってはしばらく辛い日々です・・・症状の一つに目の痒み。痒みだけならまだ良いですが、痛みが出てきたら眼科へ直行です(TT)

     

    ところで、皆さんは「緑内障」という病気をご存じでしょうか?

    名前は聞いたことがあっても、「自分には関係ない」と思われる方も多いかもしれません。

    ですが実は、40歳を過ぎると20人に1人がかかるといわれるほど、身近な病気なのです。

    緑内障は、日本で失明の原因の第1位とされている病気です。

    ただし、すぐに見えなくなるわけではなく、ゆっくりと時間をかけて進行していくのが特徴です。

    目で見たときに「見えにくい部分」が出てきたり、視界が少しずつ狭くなっていくことで気づかれることが多い病気です。

    ところが、この病気のやっかいなところは「初期のうちは自覚症状がほとんどない」ということ。

    多くの方が、視野の一部が欠けたり、見づらさを感じて初めて気づくケースが多いのです。

    そのため、早めに検査を受けておくことがとても大切になります。

     

    ◆次のような症状が思い当たる方は、注意が必要です。

     

    • 見たいものが一部見えにくい
    • 物が欠けて見えるような気がする
    • 片方の目をつぶると、見え方が違う気がする

     

    こうしたサインがある場合、もしかすると緑内障の初期段階かもしれません。

    また、急に目が痛くなったり、頭痛や吐き気を伴うことがある「急性緑内障」と呼ばれるタイプもあります。

    こちらは特に、夕方から夜にかけて症状が出やすいと言われています。

    いずれにしても、少しでも気になることがあれば、早めに眼科を受診することが大切です。

     

    ◆治療は“医師と相談しながら”

    緑内障の治療では、「眼圧」と呼ばれる目の中の圧力を下げることが大切です。

    多くの場合、点眼薬を中心とした治療が行われます。

    お薬を続けることで、病気の進行を遅らせたり、症状を安定させることができます。

     

    また、なかには眼圧がそれほど高くないのに緑内障になる「正常眼圧緑内障」というタイプもあります。

    この場合でも、適切な治療を続けることで進行を抑えることが可能です。

    大切なのは、医師とよく話し合い、自分に合った治療法を続けていくことです。

    「目薬を忘れてしまう日がある・・・」

    「面倒だから、ついサボってしまう・・・」

    そんな時もありますよね^^;

    でも、目薬をきちんと続けることが、これからの視力を守る大事な一歩になります。

    ご家族の方も、声かけやサポートをしてあげると安心ですね。

     

    ◆緑内障は“怖くない病気”です

    緑内障と聞くと、「失明する病気」と思われる方も多いと思います。

    たしかに、放っておくと視野がどんどん狭くなり、最終的に見えなくなってしまうこともあります。

    でも今は、早めに見つけて治療を続けることで、失明まで進むことはほとんどありません。

    そのためには、早期発見と定期的な検査がとても大切です。

    特に40歳を過ぎたら、一度は眼科で「眼圧測定」や「視野検査」を受けてみましょう。

    「まだ見えているから大丈夫」と思っていても、緑内障は気づかないうちに進んでしまうことがあるからです。

     

    ◆おわりに

    目は、私たちが生活するうえでとても大切な感覚です。

    利用者様の中にも、読書や手芸、園芸など、「見えること」を楽しみにされている方も多いと思います。

    その大切な感覚をこれからも長く保っていくために、年に一度の眼科チェックを習慣にされると良いかもしれません・・

    デイサービスでも、職員一同、利用者様が安心して過ごせるよう健康管理のお手伝いをしています。

    無理をせず、気になることがあればいつでもご相談ください。