実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り ~姿勢改善により歩行の安定性が向上した症例~ 垣生だより AIチェックリハビリ 2025年07月14日

    今回脳梗塞左片麻痺が軽度残存しているS様です。デイを利用したことにより活動量増加し、筋力向上することで姿勢改善することができました。歩行の安定性が向上し、買い物や外出の継続ができている利用者様を紹介します。

     

    初期評価

    機能的移動(TUG:歩行能力、バランス能力を測る評価) 12.61秒

    10mテスト(歩行能力と歩行速度の評価) 通常歩行:6.56秒 最大歩行:5.25秒

    片足立ち(静的バランスと姿勢制御能力を測る評価) 右:2.24秒  左:1.56秒

    問題点として、腰の痛みによる活動性の低下、下肢筋力低下、歩行能力とバランス能力の低下が挙げられます。

     

    問題点に対する訓練内容として、ベッド上での疼痛軽減目的としたリラクゼーション

    エアロバイク訓練、トレッドミルを使用した歩行訓練を実施しました。

    このような訓練を3ヶ月継続し、再度姿勢測定を行いました。

     

    3か月後の評価

    機能的移動(TUG)9.90秒

    10mテスト 通常歩行:5.00秒 最大歩行:4.03秒

    片足立ち 右3.50秒 左:2.91秒

     

    身体機能の低下や腰の痛みのため運動リハビリに対する抵抗はありましたが、本人のペースに合わせてリハビリを行いました。痛みの軽減を図ることで活動性の向上に繋がり、自主訓練とデイでの筋力強化訓練を継続したことで筋力向上を図ることができました。バランス能力の向上と姿勢改善することで歩行の安定性を再獲得でき、S様自身が実感することでモチベーションも上がりリハビリ意欲が向上しました。現在では、安全に買い物や友人との外出を継続できています。

     

    今後も、より多くのご利用者様にも出来るようになる実感して頂き、QOLの向上や生活のサポートを行っていきたいと思います。

ケアプラスでは見学・体験受付を随時行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。