皆様こんにちは、理学療法士の松本です。
近年稀にみる暑い夏となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
オリンピックも開幕し、それぞれの競技で次々とメダルを受賞されています。
特に印象に残った試合は何でしたか?
私は柔道女子52キロ級の阿部詩選手の2回戦目の試合です。
ウズベキスタンの選手に1本を取られ号泣している中、フランス会場での「ウタ」コールに私は感銘を受けました。
金メダル2連覇がかかっているという期待を胸に挑み、2回戦敗退の結果であったため、詩選手本人が一番期待を裏切ってしまったという気持ちでいっぱいだったと思います。
そんな中、自国ではない会場での異例のコールは、選手にも柔道というスポーツにも敬意を表しているようで自分も心が暖まりました。
開催国のフランスでは各国の選手が熾烈な闘いを繰り広げ頑張られている中、ケアプラスでも元気に来所され、頑張っておられるご利用者様がおられます。
今回は、その様子をご紹介させていただきます。
ご紹介させていただくご利用者様は、持病の影響にてADL(日常生活動作)の低下、活動性の低下があり、車椅子で来所されています。
リハビリを繰り返していくうち機能も向上してきており、意欲も向上しています。
本人様の希望として車椅子自走をしたいという希望がありますが、現時点では自走が難しい状態です。
そこで、車椅子駆動訓練に着目したリハビリをケアプラスでは実施し、改善を試みています。
現在の問題点として一番に挙げられることが、左上下肢の筋力低下と考えます。
上肢の筋力訓練としては、座位姿勢にてゴムチューブを伸ばしていただく訓練にて改善を図りました。
また下肢の筋力訓練では、膝屈筋群の筋力訓練を主に実施し、前方駆動の促進を図りました。
これらの訓練を行い、現在では少しずつではありますが、自身で車椅子の駆動が可能な状態へ向上しています。
また本人の車椅子を自走したいという目標に近づいているためか、以前よりリハビリに対しても意欲的に取り組まれております。
このようにケアプラスでは、個々の目標に応じたリハビリをご利用者様1人1人に対してご提供させていただいております。
リハビリだけでなく、相談員・看護師・介護職員と共に連携を図り、より良いデイサービスを目指しています。
ケアプラスではこれからもご利用者様の心頭体のリハビリをしっかりとサポートさせていただきます。
この記事を読んで興味を持たれた方は、体験も随時承っております。
まだまだ暑い夏も続きますので、水分補給等しっかり行い元気で一緒に乗り越えていきましょう!