実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り ~姿勢評価をもとに~ 垣生だより AIチェックリハビリ 2024年06月07日

    皆さん、こんにちは。

    ケアプラス垣生、柔道整復師の越智です。

    あっという間に6月になり、暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

    水分補給をしっかり行い、熱中症対策をしましょう!

     

     

    今回は、姿勢評価に良い変化が見られた事例を紹介します。

    介入当初は腰の痛みによる全身の筋力低下、バランスの低下や歩行の不安定性が見られていました。

    この段階で姿勢評価はE判定、31点でした。

    全身・下半身・頭・肩・腰の位置は右、下半身は左に挙上していました。

    また、重心の位置は右後方にあり、体の前面に負担がかかりやすくなっていました。

    もともと散歩など外出する機会が多かったご利用者様ですが、病気により外出の機会が減ったと言われてました。

    歩行時にふらつきがあり、重心移動が上手く行えず関節の動きの低下や全身の筋力・バランスの低下が考えられました。

    特に腰部周辺の硬さも認めました。

     

     

    姿勢評価をもとに腰部周辺を中心とした全身のリラクゼーションを行いました。

    全身のバランス向上を図る為のスリングリハビリ、下半身をより鍛える為のエアロバイク、ハムストリングスを中心としたストレッチや腹筋・背筋の筋力トレーニングを無理のない範囲で行いました。

    さらに鏡を利用し、腰を起こした姿勢の意識付けの助言を継続しました。

    このような訓練を3ヶ月間行い、再度姿勢測定しました。

     

    その結果、D判定40点となり、介入当初に比べて、9点向上しました。

    3カ月前と比較すると、立位姿勢は改善し、歪みが軽減した姿勢になりました。

    重心の位置は後方傾向は残存するものの、正中に近い位置となりました。

    腰部周辺に硬さも認めていましたが、筋力強化など行い、全身の筋力・バランス向上により柔軟性の向上にも繋がりました。

    さらに歩行時のふらつきも軽減し、散歩の距離が延びたと言われています。

     

     

     

    今後も姿勢評価を活用し、さらに良いリハビリが提供できるようご利用者様と情報共有を行い、経過を追っていきたいと思います。

    このようにケアプラスではご利用者様1人1人の生活課題や姿勢など悩みにあったリハビリが提供できるようにスタッフ一丸となって取り組んでおります!

    是非見学や体験利用をお待ちしております!