皆様、こんにちは。
ケアプラスデイサービスセンター新居浜の柔道整復師の柴垣です。
今回はAIチェックリハビリを機能訓練の評価に活用することで、肩関節可動域が向上した症例をご紹介したいと思います。
まずAIチェックリハビリとは、利用者様の姿勢の写真を撮影することで、姿勢の特徴や可動域等をAIが導き出してくれる評価のシステムです。所要時間は数分で、ケアプラスではAIチェックリハビリを活用し、3カ月に1回利用者様の身体機能の評価、機能訓練のプログラムの作成・見直しに役立てています。
初回のAIチェックリハビリで、肩関節に可動域の制限があることが分かりました。そして、機能訓練指導員が実際に触診してみると、肩関節周囲の筋肉に硬さがあることも判明しました。
そこで、機能訓練のプログラムとして、①徒手での上肢(肩関節)の関節可動域訓練と②スリング体操を立案しました。それぞれ1回15分程度、週2回の頻度で約1か月半実施しました。
再度AIリハビリチェックで評価を行うと、肩関節の可動域が向上していることが分かりました。肩関節の可動域が十分に保たれていることは、洗濯物を干すなど日常生活においても重要な要素です。
これからもAIチェックリハビリを機能訓練の評価の一つとして活用しながら、利用者様の身体機能や日常生活動作の維持向上に繋げていきたいと思います。AIチェックリハビリのメリットとしては、利用者様の負担が少ない点と、結果を印刷して書面で説明するので目で見て変化を感じることができる点です。体験時もAIチェックリハビリを実施していますので、ぜひ体験のお申し込みやお問い合わせをお待ちしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。