こんにちは!
ケアプラス大洲より理学療法士の三瀬がリハビリ風景をお届けします。
本日はストレッチを中心としたリハビリ事例をご紹介します。
この御利用者様は身体が硬く自力で立てないという状態であったため、身体を柔らかく動きやすい状態にし、自力にて立ち上がり動作が行える」を目標にリハビリをしていきました。
実施したリハビリメニューは以下の通りです。
<股関節周囲の筋肉をストレッチ>
横になって頂き、太もも前面の筋肉を伸ばしていきました。
仰向けになって頂き、太もも後面の筋肉を伸ばしていきました。
身体を捻りながら腰背部の筋肉を伸ばしていきました。
<スリング体操で立ち上がり動作の準備姿勢を作る>
まずはスリング体操をして頂きましたが自力での運動は困難な様子で、背もたれにドッシリともたれてしまっていました。
そこで後ろからサポートしながら上半身を前方に傾けて頂き、立ち上がり動作に繋げていくような重心移動を促していきました。
その結果、初日は難しかった前方への重心移動が3回目以降は若干の介助で行えるまでになり、立ち上がり動作における予備動作を獲得するまでに至りました。
このようにご自身で身体が動かしにくい方は自主的なトレーニングや集団体操よりもリハビリスタッフによる個別リハビリや体操補助を通して身体機能改善に向けたリハビリを行ったほうがいい場合もあるんですね。
ケアプラス大洲では今後もご自身では「運動意欲がわかないな」、「身体を動かすことが難しいな」という方をお待ちしております。
是非、私達と一緒にご自身の生活改善を図って有益なシルバーライフを送ってみませんか。